女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

211話 シリアスのようで違うんだな




愛菜「先輩、ほら」ガシッ グッ

大和「えちょ、おま」

俺は愛菜に引っ張られ、占いの館に入っていった。

ガチャッ

??「いらっしゃ~・・・お?」

その中にいたのは、占いなどでよく見るヨボヨボのお婆さんではなく、比較的若めの人だった。

うーん・・・?やっぱり見たことあるような・・・。

すると、その人はこんなことを言ってきた。

??「あら愛菜じゃない。どうしたの?こんなところまで来て。珍しいわね。」

愛菜「ちょっと、見てもらいたい人がいて。」

・・・え?なんか仲良さげだぞ?

大和「愛菜、この人は?愛菜の知り合い?」

愛菜「知り合いというか、なんというか・・・。」

大和「・・・?」

すると、その占い師はクスクスと笑いだし、愛菜に話しかけた。

??「何、なんも言わずに連れてきたの?」

愛菜「うん。その方が、面白いかなって。」

??「そかそか。そしたら、自己紹介しなきゃだ。」

その人はすくっと立ち上がり、こう言ってきた。



??「初めまして。私は、愛菜の母親の田辺亜香里たなべあかりです。一応、AKARIって名前で占い師やってたりします。よろしくね?」



大和「え・・・AKARIさん?も、もしかして、最近テレビでよく見る・・・!?」

AKARI「そそ。なんだ、知ってくれてたのね。」

その方は、朝の占いをはじめ、最近色んなテレビ番組に出演している人だった。どこかで見たことあると思ったらそういう事か!

前に愛菜のお母さんが凄い占い師であることは言われていたが、まさかこの人とは・・・。

AKARI「それで愛菜、なんでこの人を占って欲しいの?あんたも占えるでしょ?」

愛菜「私の占いじゃ完璧じゃないから、数日後のこととかしか見えない。だから」

AKARI「私に見てもらいたいってことね。はぁ、特訓をサボるからそうなるのよ。」

愛菜「ごめんなさい・・・でも、お願いします。」

愛菜は頭を下げた。

大和「えっと、俺からもお願いします。自分のこと、まだまだ知らないので。」

俺も頭を下げた。・・・正直、どちらでもよかったのだが、愛菜がこう言ってくれてるし、断るのもな・・・。

AKARI「・・・分かったわよ。ここ座んなさい。」

大和「は、はい。」

俺は促されるがまま、AKARIさんの前の椅子に座った。

愛菜は、俺の後ろで体育座りをしていた。・・・なんていうか、とてもシュールな絵面だった。

AKARI「・・・あんたの分もイス出すから、隣に座んなさいな。」

愛菜「あ、うん。」

愛菜も隣に座り、AKARIさんは水晶を見だした。

AKARI「名前と生年月日、それとお母さんの名前を教えて。」

俺は言われたことを答え、その後にあった質問も全て答えた。

AKARI「・・・はい、見えたわよ。」

大和「え、早」

愛菜「それで、大和先輩は大丈夫なの?もうこれ以上、苦しまないで済むの?死ぬような思いはしなくていいの?」

AKARI「落ち着きなさい。・・・結果から言うとそれは無理ね。大和くん、ハーレム築いてるのよ?その時点で苦しまないで済むわけないでしょう。」

大和「あの、俺ハーレム築いた覚えはないんですけど・・・。」

愛菜「で、でも、大和先輩は今まで何度も死にかけて」

AKARI「運命としか言えないわね。ただ、多分だけど、もう死にかけることはないんじゃないかしら。・・・あっても1回とか。」

わお、俺の話はガン無視か。

AKARI「それと愛菜、一旦奥に行っててくれない?」

愛菜「え?」

AKARI「大和くんにだけ、話さなきゃいけないことがあるから。ね?」

愛菜「・・・・・・分かった。手を出したら許さないから。」ゴゴゴゴゴ

AKARI「娘の先輩に手を出す親がどこにいるのよ・・・大丈夫だから、早く行きなさい。」

・・・話についていけないんだけど・・・俺はどうなっちゃうの?ねぇ?


コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆


・颯★改さん
「「大和君どうかな?僕もミニスカ履いてみたんだけど・・・













興奮した?」」

→・・・颯さんが男か女か分からないので(何となくわかる気もするけど)なんとも言えないので・・・一応2パターン。

・男の場合
大和「とても気持ち悪いね!(とても似合ってるよ!)」

理子「大和!逆!逆!」

・女の場合
大和「あー・・・いいんじゃない?多分。よくわからんけどよ。」

理子「だね。」


・ミラル ムカデさん
「大和がミニスカ履けよwww
多分……wwwwww……wwwwww
ハレム同好会増えそうwww」

→大和「絶対に嫌だ!」

奈緒「スカートめくりは任せろーバリバリーなのです!」

理子「いくらでもめくってやんよ!」

大和「絶対に履かねぇ!!」


・アニメ好き不登校さん
「ミニスカ+ニーソ=萌え死!」

→わかる。でも○足もいいぞ。

大和「ニーソねぇ・・・まぁ、いいんじゃない?」

ガン無視ですかそうですか。


・紅龍/せきりゅう さん
「大和がミニスカ履いてみ?
可愛いんじゃね?笑

あ、そういえば大和。
お前のベッドの下に怪しい本とスカート落ちてたけど。。
まさかとは思うけどさ、履いた?

あ、いや、、うん。。
別になんとも思わないよ?
そんな大和も、、いいとー、思うよ?」

→大和「履いてねぇしこれからも履くつもりはねぇよ!!」

鈴(やば・・・この前おにぃに仕掛けたトラップそのまんまだったわ・・・。ま、いっか。)


コメント

  • てぃーあ

    占いって半信半疑なトコあるけど内容次第で一喜一憂するよね

    1
コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品