203話 ギャップがすごすぎる親友

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雫の家に行ってから2日後。

まだ精神的せいしんてきな疲れが残っている中、今日は加奈の番だった。

加奈･･･ねぇ。どこ行きたいとか、あんまり想像がつかないんだが。

スポーツとか、そういうのができる場所か？なんて思ったりしながら、俺は集合場所･･･まぁ、いつも通りの駅に向かった。

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俺が着くと、加奈は既に着いていた･･･のだが。

加奈を見つけたのはいいのだが、なかなか話しかけづらい。

というのも、今日の加奈はいつもと違って、その･･･なんていうか、めちゃくちゃ可愛かった。

いつもは可愛くないのかと言われると、決してそういう訳では無いのだが、いつもの加奈は男っぽくて、サバサバしている。

だが今日の加奈は、とても女の子で、ソワソワとしていた。素直に可愛かった。

少し驚きつつも、平常心を取り戻し、俺は加奈に近づいた。

大和「よ、加奈。送れちまったか？」

加奈「あ、大和！大丈夫だ、あたいが早く来ただけだから。」

大和「そうか。･･･にしても、すごい気合い入れてきたのな。」

加奈「当たり前だろ？そんなの。初めてのデートだぞ？久しぶりの2人きりだぞ？当然、いつもの数十倍、おめかししてくるさ。」

大和「そ、そうか。似合ってるぞ、めちゃくちゃ可愛いし。」

加奈「か、かわ･･･！？･･･あ、ありがと。」

おぉう、なんだこれは。いつもとのギャップが凄いぞ。

大和「お･･･おう。」

俺はとても驚き、素そっ気けない返事しかできなかった。

大和「あ、それで？いったい何処に行くんだ？」

加奈「あ、うん。大和、あたい─」

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ガタンゴトン 　ガタンゴトン

俺たちは今、電車にゆられている。

･･･にしても。

大和「お前が都会に行きたいなんてな。」

加奈「う、うっさい。あたいだって･･･その、都会に憧あこがれることはある。」

大和「･･･やっぱり女の子だな。」

加奈「そりゃあな。」

大和「･･･そういえば、都会の何処に行きたいんだ？」

加奈「あぁ、ここなんだけど。」

加奈は俺に、スマホの画面を見せた。･･･そこに写っていたのは。

大和「･･･え。」

簡単に言うと、〝女子中高生がこぞって行くような、可愛いお店がたくさん並んだ商店街〟だった。

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大和「･･･本当に行くのか･･･。」ﾎﾞｿｯ

加奈「ん？なんか言ったか？」

大和「や、何も。」

俺たちは都会に着き、商店街の目の前まで来ていた。

夏休みとあってか、すごい数の女子がいた。

なかなかに入りずらい状況だった。

加奈「最初は･･･こっちか。行くぞ大和。」

大和「あ･･･あぁ。」

･･･腹を括るしかないか･･･。俺たちは、商店街の中へと入っていった。

どこもかしこも、可愛いものだらけ。俺にしてみれば、魔王城のような、そんな場所に。

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コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆

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・颯★改さん
「百合良いよね！尊い！」

→雫「ですよね！百合最高ですよね！尊すぎますよね！！」

大和「元気だなぁ･･･。」

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・ミラル　ムカデさん
「雫さんや……
大和の風呂上がりの写真いる？？」

→雫「欲しいですっ！！いくらですか！？それがあれば、十、百、いや、軽く千回は○○れます！！」

大和「自重しろ！そして、なんでミラルさんが俺の写真持ってんの！？その写真を渡せ！ビリビリにするから！」

雫「そんな勿体ないこと、絶対にさせませんよ！」

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・アニメ好き不登校さん
「雫「お、女の子だって狼なんですよ！大和くんを襲っちゃいます！えーいっ！」ｶﾞﾊﾞｯ

大和「よっと。」ｶﾞｼｯ 　ｶﾞﾊﾞｯ

雫「あ･･･」

大和「覚悟はいいな？」ﾜﾅﾜﾅ

雫「や、優しく･･･」

コチョ コチョ コチョ

雫「や、あ、あははははっ！やめやめ、くるし、やはははっ！ひーっ！ひーっ！あははははっ！も、もうやめ、にゃはははっ！」

大和「参ったかコノヤロウ」
これ最高w」

→ならよかったです。(´˘`＊)
にしても、大変だったんじゃないですか？これ打ち込むの。僕はコピペで1発ですが･･･そちらはそうもいかないでしょう。お疲れ様です。

雫「や、大和くん･･･今度は脇じゃなくて○○○○を･･･。」ﾊｧﾊｧ

大和「だから自重しろっつってんだよ！！」ｹﾞｼｯ

雫「あぁもっと！」

大和「変態だー！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

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・ノベルバユーザー253562さん
「なにこれ(白目)」

→少しカオスな学園モノです(白目)

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