女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

188話 中学のみんなと




まずはこの2人のことを軽く紹介しよう。

1人目は、一色大雅いっしきたいが

小学校は違うが、サッカーのスポーツ少年団に入っていて、そこから仲良くなった。

中学では、1、3年が同じクラス。何を勘違かんちがいしたのか、理子と加奈の2人と一緒にいると、
「この2股野郎め!」
とからかってきた。2人とも何故か否定しなくて、すごくパニクったのを覚えている。

2人目は、菅原月兎すがはらつきと

顔にお面を付けている。本人曰く、コミュ症だから。だが、そのお面が目立っていることを、こいつは知らなかった。

中学の2、3年が同じクラスで、最初の方は底まで喋っていなかったのだが、たまたま立ち寄った〝颯★改商会〟というお店で、店主をやっていて、そこからちょくちょく話すようになった。

大雅とも知り合いだったらしく、3年になった時には、3人組でバカやっていた。

俺と大雅、あと仲良くなった数人の前では、お面を外すようになった。

そんなわけで、この2人は、俺の数少ない男友達なのだ。



全員が集まったあと、俺らはバイキングに移動した。

団体特典だんたいとくてんで、時間無制限じかんむせいげんらしい。

俺ら3人は、女子達とは少し離れた席に座り、軽く何品か取ってだべっていた。

大和「にしても、変わってねぇなお前ら。」

月兎「当たり前でしょ?3年かそこらでは変わらないよ。」

大雅「お前のそのお面もその1つだな。」

月兎「うっさいな、仕方ないでしょ?」

大和「はは、お前らしいよ。」

大雅「まぁ、俺は変わったことあるんだけどな?」

月兎「そうなの?」

大雅「あぁ。大和、俺はお前にはもう嫉妬しっとせんよ。」

大和「はぁ?どういうことだよ?」

俺がそう言うと、大雅は待ってましたと言わんばかりに仰け反って言った。


大雅「俺、彼女できた。」

大和「ぶっ!?か、かの・・・!?」

月兎「え・・・ほんとに?勘違かんちがいとかじゃなくて?」

大雅「本当だ。」

大和「・・・相手は?」

大雅「花村陽菜はなむらひな。大和は1、2年が一緒だったから、知ってるだろ?」

その子は、クラスでは比較的ひかくてき物静ものしずかな子だった。

大和「あいつ、ノリの強いやつがあんまり得意じゃないとか言ってなかったか?」

大雅「高校ってすげぇよな。人が180度変わりやがった。今ではイケイケJKだぜ、あいつ。」

大和「マジかよ・・・。」

月兎「高校って、恐ろしいね・・・。」

大雅「だな・・・。」

そんなことを話していると

理子「おうおう、何話してんのっ?」

月兎「あ、沢松さん。」 

大雅「久しぶりだな、理子さんよ。」

理子「ふっふっふ、お2人も変わってないね?」

大和「理子、お前なんか、ノリがオッサンくさいぞ。」

理子「オッサンとはなによ!?」ツネッ

大和「いっ!?」ビクッ

月兎「自業自得じごうじとくだね。」 

大雅「だな。」

大和「お前ら・・・。」

理子「っと、そんなことよりぃ~・・・大和くん?君はいつになったら私を選んでくれるのかな?ん?」ムギュ

大和「お前なぁ・・・俺がどうしようか迷ってること知ってて言ってるだろ。」

理子「もちろん。そっか~なかなか難しいよねぇ?だって、〝7人〟から告白されてるもんねぇ?」ギュー

理子は7人を強調して言った。案の定、

大雅「な、7っ!?」

月兎「大和くん、そのうちの1人を僕に分けてくれない?」イライラ

こうなった。普段温厚な月兎が、めっさイラついとる・・・。

大和「あー・・・理子、とりあえず離れろ、暑苦しい。ただでさえ夏なんだから・・・。」

理子「むっ!なにおぅ!」

大和「それに、色々と当たってるから・・・。」ヒソヒソ

理子「っ!?・・・変態!」ドゴッ

大和「ヴッ!?」

お前が押し付けてきたんだろ、と言いたかったのだが、言えなかった。

理子「あ、えっと・・・ワタシ、モドル!」サササ…

あいつ・・・ほんと、自分勝手だな。

その後、俺らは競走なんかしながら、バイキングを楽しんだ。

・・・が、終始、月兎の笑顔が怖かったことは、言うまでもない。


コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆


・澪燈さん
「大雅の内心
(さて、あのタラシはどこまで女の子を落としたんだろうか?
さてさて、その辺はあとで理子に聞くとして
大和のメンタルがやられるまで月兎といじりまくったろ)
だ、そうなので大和頑張ってね~
大雅君、友達に対するいじりは容赦ないの(*´˘`*)」

→大和「いじりは程々に・・・。」

大雅「ダメです。(ヤーマン)」

大和「ちきしょーめぇ!」

あ、彼女さんの名前を適当に考えてしまいましたが、よろしかったでしょうか。あくまで、大雅くんの彼女さんなので、いいかなと思いまして・・・。嫌だったら言ってください。


・颯★改さん
「月兎の内心
(調べたけど1文字目から出てこなかった・・・ごめんなさい)のり塩ЗO∑;●´ゞ(???):☆☆⊂(ごめんなさい、これ以上はきついです・・・許してください)うま塩」

→本当に申し訳ありません。途中で断念させていただきました・・・。調べたのですが、なかなか出てこなくて・・・。自分の力不足で、本当に申し訳ございませんでした。

大和「月兎ェ・・・。」


・アニメ好き不登校さん
「おんハレって〇oogle検索すると一番に出てくる!」

→嘘だと思っていたのですが、本当でした。うれしい限りですね。まぁ、#おんハレでツイートしてるので、当たり前といえば、それまでなのでしょうが・・・。



重ね重ね、申し訳ございません。返信を楽しみにしてくれているのに、ちゃんと打つことすら出来ないなんて・・・本当に、申し訳ございませんでした。m(_ _)m

コメント

  • 澪燈

    一応僕も4話?程度で更新止まってますが小説書いてて、その主人公で一応彼女…というかヒロインもいて名前あるんですが、なんか気に入っちゃったのでこーすけさんが考えた名前を採用しようかなと(・ω・)
    大雅「適当だな」
    うっさいやい!

    1
  • アニメ好き不登校

    高校って怖いよね〜






    理子のおπいいなぁ〜

    1
  • 颯★改

    前回は意地悪でした。
    すいません。
    それにしても7人かぁ。
    羨ましい。

    1
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