女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

116話 その幽霊、弾かれてもどき




千名美「私が死んだ時にね。あ、死因しいん自殺じさつなんだけどさ。」

千名美さんは パイプ椅子に座って話し始めた。まるで、誰かから聞いた思い出話のように、とても軽く。

千名美「本当は天国てんごくやら地獄じごくやら・・・それ自体、本当はないって言ってる人もいるけど、そういった世界に行くはずでしょ?」

大和「まぁ、そうですね。」

千名美「でも、なんだか知らないけど、はじかれちゃってさ~」

中守「弾かれた?」

千名美「そ。それで、浮遊霊ふゆうれいもどきになっちゃってさ~。最初は、死んだ病院だったり、家の近くの公園だったりにいたんだけど、10年くらい前からここに居るんだ。」

中守「そう・・・なんだ。・・・ん?浮遊霊もどき?」

千名美「YES、もどき。今の格好見てみ?」

そういう千名美さんは、幽霊といってもあまりそんな感じがせず、足はあるし、パッと見は普通の女の子だった。

千名美「そゆこと。違うのは、ほんの少しだけ透けてたり、気配がないくらいかな?」

大和「あなたまで心を読みますか。」

千名美「幽霊なんで。」キリッ

大和「説明になってませんよ・・・。」

幽霊だからなんだと言うのだろうか。

大和「・・・って、10年前からいたってことは・・・まさか、ずっと俺らのことを・・・?」

千名美「うん、見てた。さすがに蒼くんの子供だね。雰囲気ふんいきから匂いまでそっくり。」

大和「いつ嗅いだ!?」

油断ゆだんすきもない人だった。いや、れいか?ま、どっちでもいいや。

・・・あれ、幽霊?

大和「そうだ、そうだよ。なんかおかしいと思ったんだ。」

中守「ん?なにが?」

大和「や、俺12月頃に、幽霊が見えてた時期があって・・・学校にいるいろんな霊が。」

そう、文化祭で倒れたときに1度、幽霊が見えるようになった。

大和「けど、千名美さんは1度も見ませんでしたよ?」

そこが矛盾していた。幽霊が見えたのなら、千名美さんだって見えたはず。そこが引っかかっていた。

千名美「幽霊が見えるようになったのは、何月何日?」

大和「・・・たしか、12月1日です。」

千名美「見えなくなったのは?」

大和「えっと・・・12月10何日か・・・です。」

それを言うと、千名美さんはポンッと手を叩いた。

千名美「そりゃ見えないよ。その辺は幽霊ツアーに行ってたから。」

大和「幽霊ツアー!?」

千名美「あ、聞きたい?」

大和「いえ、結構けっこうです。」

なんの興味もなかった。

千名美「・・・そう。」

千名美さんは、少し残念そうにしていた。



コメが来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・ずっと一緒だよ さん
「1145141919」

→ンアーッ!
コメントしてくれるなんて・・・これって……勲章ですよ。
ありがとナス!

・ずっと一緒だよ さん
「頑張ってください!」

→ありがとうございます!頑張ります!(*⌒▽⌒*)


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コメント

  • ルイ

    頑張って

    1
  • 颯★改

    前回返信してくださった時に東方Projectが好きと言ってましたが、
    どの子を推してますか?
    自分は魔理沙推しデス。
    あ、後好きな原曲、アレンジを教えてください。
    自分は、UNオーエンは彼女なのかが原曲で好きで、
    アレンジは、あの少女の愛がまるで人形のように嘘めいていたとしてもと丁か半か色即是空が好きです。

    1
  • ずっと一緒だよ

    ワンを3回言えよ

    1
  • ずっと一緒だよ

    あくしろよ

    1
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