女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
104話 二つ名って憧れる
父さんと共に階段を駆け下り、朝ごはんの元へ向かった。
時間的にはなんの遅れもなかったが、「階段を駆け下りないの!」と別で注意された。父さんのせいだぞこんちくしょう。
いつも通り学校の用意をし、俺とジェリーは家を出た。
そう言えば、どこかの民族には〝ハイタッチ〟をするだけで、どんなに凹んでいても元気になるというものがあったな。いやはや、すごい人たちがいたものである。
まぁそれはさておき、家を出て理子と合流し、一緒に学校へと向かった。
時は雪崩のように流れ、放課後。
ハレム同好会に集まった皆は、全員こう口にした。
「暇だ」と。
やることがこれと言ってなく、とても暇だった。ゲームでもすれば良いのだろうが、今はそんな気分ではない。
理子「・・・そうだ!」
理子が立ち上がった。
聖菜「り、理子ちゃん?」
雫「どうしたのですか?」
理子「いやさ、私たちってなんか・・・」
理子は俺たちがあえて言わないでおいたことをバッサリ言い放った。
理子「地味じゃない?」
大和「ソウデスネ。」シラー
奈緒「ハイナノデス~」シラー
ジェリー「じ、じみです、か?」オドオド
理子「そう!なんかインパクトがない気がする!」
大和「インパクト、って言われてもなぁ・・・。」
理子「だから、なんか二つ名でも付けない!?暇だから!」
大和「やっぱ暇つぶしか!」
だろうと思ったよ。
ジェリー「ふたつな、といても、わから、ないです。」
理子「大丈夫。それを決めるのはその人以外だから。」
ジェリー「??」
理子「えっと、つまりね?二つ名を付けるのは、付けられる人以外ってこと。」
大和「俺に付けるときは、俺に選択権はないってことか。」
理子と「そゆこと~。さて、わかった所で大和。早速言ってみようか。」ニコッ
うわぁ、嫌な笑顔だ・・・。
理子「さぁ、大和の二つ名を付けよう!」
聖菜「って言っても理子ちゃん。大和くんに合ってる言葉って、ありすぎる気が・・・。」
理子「・・・確かに。」
雫「何がいいんでしょう・・・。」
理子「あ、大和。決まるまで外に出ててくれない?」
大和「はぁ!?俺に凍え死ねと!?」
今は1月。ストーブとない廊下にいるというのは、もう拷問だった。
理子「いいから出てく!」バンッ
大和「うぉ!?」ドッ
奈緒「ボッシュートになります。」ガチャッ
奈緒により、ドアが開けられた。
理子に押された俺は、そのまま部屋の外へと出た。
ガチャン カチッ
ご丁寧に鍵まで。
ヒュオォォォ・・・。
大和「寒いぃぃぃ!!」
俺と極寒地獄の戦いが、今ここに幕を開けた。
☆コメント返信のコーナー☆
・颯★改さん
「いつも見てます。面白いです!
お体に気をつけて、無理せず、毎秒投稿してください。」
→無理せずって言ってるのに、毎秒投稿とは、これはいかに。てか、それ絶対いたわる気ないですよね。
・ゆきりさん
「このままお父さんルートへ」
・ミラル ムカデさん
「ゆきりさんと同意見!!」
→このお二人のコメントにより、大和の父さん、蒼龍の過去編を執筆しました。どうだったでしょうか。
こんなんでいいですかね?
・ミラル ムカデさん
「これからのクオリティーの高さの向上と更新速度倍でお願いします!!」
→クオリティーの高さの向上ですね。頑張らさせていただきます!
更新速度倍、つまり毎日投稿になる訳ですが、それはご勘弁願いたいです。学校もありますゆえ、テストも近いので、ちょっときついです。
はい、これで今来てるコメは全てにございます。次からは、コメが付き次第やろうと思います。どうぞ、盛大にコメでふざけてください。もちろん俺は抵抗するで。拳で。
コメント
ノベルバユーザー282314
短すぎる
ミラル ムカデ
よーし言ったな~笑笑
覚悟しろー笑笑