女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
91話 わんわんお、喋る、わかる?
「・・・・・・・・・さま」
ん・・・。
「・・・・・・じんさま」
んん・・・?誰か喋って・・・?
「ごしゅ、じんさま!」
その声で、俺は目を覚ました。
大和「ん・・・。」ゴシゴシ
俺は目を覚まし、起き上がった。
さっきの声は・・・夢か?
そう思った。が
ジェリー「おはよ、ございます!ごしゅ、じんさま!」ブンブン
夢じゃなかった。
大和「・・・what!?」
俺は突然のことでびっくりし、5秒ほど止まっていた。
その後我に返り、咄嗟に出たのは英語だった。
てか、え?なんでジェリーが、言葉を?犬でしょ?
そう思っていたら、ふいに首根っこを掴まれた。
大和「!?!?」
俺はびっくりし、後ろを向いた。
・・・そこには。
小鈴「おはようおにぃ。場合によっては永遠に寝てもらうけどね。」
大和「/(^o^)\」
激おこプンプン丸も青ざめるほどの、鬼以上の気迫の鈴がそこにいた。
大和「お、おはよ・・・。」
小鈴「うん。で?誰これ?」
大和「えーっと・・・犬?」
小鈴「なんで疑問形なの、ねぇ?」ギリギリ
大和「ちょ、やめ、痛いから!」
小鈴「断る!!」
大和「ノォーーッ!」
俺は死にそうになった。
そんな俺を助けてくれたのは
ジェリー「だめ、ですよ!いもうと、さん!さき、わたし、はなたでしょ!」
ジェリーだった。おぉ、天使だ・・・。
小鈴「そうは言ってもね、ジェリーちゃんよ。こやつは、女たらしでっせ。」
ジェリー「ごしゅ、じんさまは、やさしだけ!たらし、ない!」
片言の日本語だが、意味は伝わる。本当に、天使や・・・。
小鈴「・・・はぁ、わかったよ。」
そういうと、鈴は俺の首を離した。
大和「ゲホゲホッ!」
小鈴「おにぃが起きる前に、日本語教えて色々聞いたんだ。この子が昨日の犬だってことも、ね。」
じゃあ首根っこ絞める必要ないやんけ。そう思ったが、言わないでおこう。今、余計なことを言ったら、口を縫い合わされる気がする・・・。
大和「で、鈴。どうすればいいと思う?」
小鈴「なにが?」
大和「ジェリーのこと。俺ら学校じゃん?このままここに置いていたら、母さんに見つかっちまうだろうし・・・。」
小鈴「・・・たしかに。」
大和「だろ?どうすっかな・・・。」
俺たちが考えていると、
ジェリー「あ、あの」
ジェリーが声をかけてきた。
大和「ん、なに?」
ジェリー「わたし、ごしゅじんさまの、がこ、いてみたいです・・・。」
大和「俺の学校・・・そうだ!それだ!」
俺はその一言である考えを思いついた。
小鈴「な、何を思いついたの?」
大和「ジェリーだよ!こうすればいいんだ!」
 
俺は腰に手をあて、言った。
大和「ジェリーを、ホームステイってことでうちのクラスに入れりゃいいんだよ!」
☆コメント返信のコーナー☆
・ミラル ムカデさん
「お疲れ様です!」
→はい!(`・ω・´)ゝ
・白川真波さん
「こんにちは!楽しくよませていただいてます!
表現上の誤りを見つけました
『ぱっと出』→『ぽっと出』ですよ」
→ご指摘ありがとうございます!こういうコメントは、本当にありがたいです!まだまだ初心者なので、色々至らない部分があると思いますが、何卒、よろしくお願い致します!
・ミラル ムカデさん
「僕もありません
つーか要りません」
→僕もそう思います。幽霊が見えて、何かいいことでもあるのでしょうか・・・?僕はないと思うので、要らないですね。コメあざっす!
コメント
夜桜 真
これはお父さんを尋問してお母さんを説得して貰うしかないな。
それと俺も小説をこれで出そうと思うのですが、どうやって真ん中ぐらいで線を引いているんですか?