女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

80話 そうだ、登校しよう




1月9日。

皆さんご存知ぞんじの通り、始業式しぎょうしきの日だ。

昨日の雪合戦のせいで、いろいろと疲労ひろうまっているが、行かないとおこられるしな・・・。

俺はとても重い足取りで玄関げんかんに向かい、そこで仁王立におうだちしていた鈴と共に外へ出た。




・・・そこには、信じられない光景こうけいがあった。

昨日までめっさもっていた雪は、全く存在そんざいせず、あったのはいい加減かげんどっかに行ってほしい寒さだけだった。

大和「昨日の雪は、何処いずこへ・・・?」

小鈴「さ、さぁ・・・?凄い異常気象いじょうきしょうだね、ほんと・・・。」

俺らは、少しの間ぼーっとしていた。





大和「なんてやってる場合じゃねぇぇぇ!!遅刻ちこくだぁ!!」

そのことを気づいたのは、玄関を出てから3分後だった。




俺は途中とちゅうで理子に追いつき、なんとかなったと安堵あんどした。

大和「よ、理子。」

理子「ん、大和。少し遅かったけどどうしたの?」

大和「妹とこの異常気象について語り合ってた。(心の中で。)」

理子「そ、そう・・・。」

・・・実は、少し目星がついていた。

こんなことをできるのは、あの人たちしかいない。そうだろう?

あの2人なら、なんだってやってのける。

だって




大和「神様、だもんな。」ボソッ




アフロディーテ「クシュっ!」

ヴィーナス「くしゅん!」

アフロディーテ「あら・・・風邪かぜ?」

ヴィーナス「私たちは風邪ひかないわよ?」

アフロディーテ「それもそうよね・・・。」

ヴィーナス「・・・もしかして、バレたんじゃ?」

アフロディーテ「あぁ・・・昨日の。」

ヴィーナス「大和くん、変なところで感がするどいからなぁ・・・。」

アフロディーテ「ね・・・。」




大和「(`Д´)´,·.·`ハックション!!!」

理子「風邪?」

大和「さぁな・・・。」

絶対あの2人神達だと確信かくしんした俺なのだった。




もう少しで学校、という所まで俺らはだべりながら歩いた。

すると

聖菜「おーい!2人ともー!」

聖菜が手を振りながらこっちに走ってきた。

大和「おう、聖菜。おはよ。」

理子「おはよー。」

聖菜「おはよっ!」

こんなクソ寒い日だってのに、聖菜はとても元気いっぱいだった。

ちなみに聖菜いわく、「子供はかずのこだよ!」←アホ とのことだった。

すると、聖菜がふいにこんなことを口にした。

聖菜「というか2人とも。こんな時間にここにいて大丈夫なの?」

大和「え?」

理子「what?」

聖菜「・・・だって」

聖菜が、こう告げた。







聖菜「もう、チャイムなるよ?」

キーン コーン カーン コーン

キーン コーン カーン コーン

大和「・・・。」

理子「・・・。」

聖菜「・・・。」




俺らは3人は、初日に遅刻という最悪のシチュエーションになってしまったのだった。

どうしてこうなってしまったんでしょうかねー。





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