女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

74話 目覚めた先の嗚咽




チュン・・・チュン・・・

大和「ん・・・もう朝か・・・。」

俺は布団ふとんから出ようとした。



大和「さっみいぃぃぃぃ!!出れねぇ!」

くっそ寒かった。

そのとき、布団の中に自分以外の何かがいるのに気がついた。

大和「ん?・・・って、ちょ!鈴!?」

それは、妹の鈴だった。

いやいや、なんで?昨日、別々にただろうが!

大和「おいっ!鈴!起きろ!」

俺は鈴を起こそうと思い、さぶろうとした。






・・・けど。

それは、かなわなかった。

俺の手が、鈴をすり抜けた。

大和「・・・っ!?!?」

俺は思わずとびのいた。

え・・・ちょっと待てよ!?なんで!?

そのとき、鈴が起きだした。

小鈴「ん・・・。」

大和「おい鈴!なんでここで寝てんだよ!」

俺はそう聞いた。

なのに

小鈴「ぐすっ・・・おにぃ・・・。」

小鈴は泣き出し、布団の上で嗚咽おえつをするだけだった。

大和「えっえっ、俺そんな強く言ったか!?ご、ごめんな、鈴!」

俺はあやまったが、一向に返事がない。

そんなにおこらせちゃったのか!?なんて思っていたときだった。

鈴が、こんなことを言った。





小鈴「うえぇ・・・なんで死んじゃったの、おにぃ・・・。」




大和「・・・え?」

俺は、鈴の言っている意味が分からなかった。

死んだ?俺が?

ハッ、冗談じょうだんだろ。

現に昨日きのう、俺は寝ただけだせ?何もしてないぜ?

俺は机の上にあった時計を見た。

そこには





1月8日と。そう、書いてあった。

大和「え!?ちょ、俺7日も寝てたのか!?宿題まだ終わってねぇよこんちくしょう!」

俺は、掛けてあったかばんをとり、学校へ向かった。

朝ごはんを食べていないが、仕方ない。

・・・ちなみに、俺の「行ってきます!」の言葉に、返事はなかった。





大和「あ、あぶねぇ・・・ギリセーフ・・・。」

俺はチャイム前になんとかつき、教室のドアを開けた。



いや、正確せいかくには

“開けようとした”だ。それは、叶わなかった。

するりと、すりぬけた。

なんで・・・どうなっちまったんだよ、俺の体!

すると、おくから中守先生が歩いてくるのが見えた。

先生の顔は、いつも見せる笑顔とは程遠ほどとおい、しんみりした顔だった。

そして、いつも挨拶あいさつを欠かさない先生が


俺を、スルーした。

先生がドアを開ける。

俺は閉まる前に教室に入った。




俺が入ったにも関わらず、周りからはなんの反応もない。

それどころか、みんなうつむいている。

そして、俺の席には











花がそなえられていた。





大和「あぁ・・・ぁ・・・」

俺はひざをついた。

俺は、死んだのか。

でも、なんで?

理子と聖菜は、さっきからずっとなみだを流している。

教室は、数人の嗚咽が聞こえるだけで、しんと静まり返っていた。




前回の話をよく見た人なら、なんでこうなったか分かると思います。

テンプレだからね!(適当)


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