女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

66話 ゲームの中も楽じゃねぇ その1




大和「うぅ・・・ん」

俺が目を覚ますと、そこはとても大きな草原だった。

ビュウッと風がくと、周りの草たちがサワサワサワ・・・と揺れる。

見たことはない場所だが、とても気持ちがよかった。

思わず、もう一眠ひとねむりしようかと思ってしまうほどに。

俺はしばらくの間、ここでひなたぼっこをする・・・






時間などなかった。

なぜなら

俺の周りを、3たいのスライムが囲んでいたから。

大和「うわぁっ!?」

俺は飛び退こうとしたが、その方向にもスライムがいた。

俺はここにきたばかり。

つまるところ、勇者だろうが旅人だろうがレベル1。

それどころか、武器ぶきなしに防具ぼうぐなし。

道具どうぐもなければ、呪文じゅもんもない。

俺が最初に思ったことを、率直そっちょくに言うとすれば

大和「あ、オワタ」

これだった。





俺はじり・・・じり・・・と寄ってくるスライムにおびえていた。

あぁ・・・俺はこんなところで死ぬのか・・・あれ、死んでも教会でよみがえるんだっけ。

あぁいや、無理だ。教会でセーブしてないじゃんけ。終わったわ・・・。

そう、思っていた。







・・・のだが。

俺はあることに気がついた。

スライムたちが、攻めてこない。

それどころか、体をり寄せて、目で何かをうったえている・・・?

俺はスライムたちの目をよく見た。

・・・どこかで見たような感じの目・・・。



大和「・・・あぁ、そういうことか」

俺はスライムたちが伝えようとしていることがわかった。

あの目は・・・懇願こんがん

何かを、願っている。

そして、その目は。

今となっては、あまり思い出したくないが。

大和「・・・あの時の、美由紀と同じ・・・。」

そう、あれは。






助けて、という目だった。




大和「・・・なにかに、追われているのか・・・?」

俺がそういうと、スライムたちはコクコクとうなずいた。

俺の言葉、分かるのね。

そう思った時だった。

メキメキメキ・・・という、木がたおれる音が近くでした。

大和「なんだ?」

そっちの方を見ると、そこには・・・

オークの姿があった。




大和「うわぉ」

俺はポカーンとする。

すると、スライムたちがブルブルとふるええだした。

なるほど、こいつに追いかけられてたのか。

もちろん、俺にこいつに勝てるだけの力はない。

・・・とあることに気づいた。

あのオークはオス。ニヤニヤとしている。

スライムたちをよーく見ると・・・メス、か?

魔物同士の争いで、オスとメス・・・。

オークがやろうとしていることは、明白だった。

大和「・・・おい、スライムたち。よく聞け。」

コクコク

大和「俺が合図したら逃げろ。全力で。」

ソワソワ・・・

大和「俺のことはいいから、な?」

・・・・・・コク

大和「よし。」

俺はオークの方を向いてこういった。

大和「よう変態。いたいけな少女に繁殖行動はんしょくこうどうか?笑えねぇな、おい。」

オークはいかくるった表情になった。

俺はダンッ!!と思いっきり足を地面に打ち付けた。

その瞬間、スライムたちが走り出す。

オークがそっちを見たすきに、りを入れた。

・・・が。まぁ、ヘナチョコ人間の蹴りが効くわけもなく、オークによってはじき飛ばされた。

俺は思いきり地面につく。

・・・かっこつけた末路まつろが、これかよ・・・知ってたけど。

オークが俺に向かっておのを振り下ろそうとする。

はいはい、オワタオワタ。








が、そのまま振り下ろされることはなかった。

目の前で、オークが爆発ばくはつした。

本日2度目のポカーン。

すると

「全く、すぐそうやってかっこつけるんだから・・・」

という声がした。

その方向を見ると、そこには




ローブと、とんがり帽子ぼうしを身につけた

いかにも、「魔法まほう使い」という感じの

理子「大丈夫?大和。」

理子の姿があった。




異世界系が苦手な方、すみません。

出来るだけ、早く終わらせるんで。

(訳:ネタが無いんです察して下さい。)

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