女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

54話 勉強を視野にいれてスイッチ




「それで、なんで今日はいつもより早く来たんです?」

雫が問いかける。

「そうだった!!大和、勉強だよ勉強!!」

「そのままずっと忘れてくれてよかったんだがな・・・」

俺はうなだれた。

「勉強・・・なるほど、もうすぐテストですもんね。」

「そ。大和が留年りゅうねんとかになったらいやだからね。」

「流石にそれはないと思うが・・・。」

「あーたはだまっとれぃ!」

「あっはい」

「よかったら、私も教えますよ。」

「うん、頼む。」

俺はゴソゴソとかばんあさり、勉強道具べんきょうどうぐを取り出した。

すると、バーンという音とともに、ドアが開かれた。

「やっほー!みんな!」

「こんにちはなのです。」

聖菜と奈緒だった。

「お前らは静かにドアも開けれんのか。」

「別にいいじゃん。なにも減らないでしょ?」

「いや減る」

主にドアの耐久力たいきゅうりょくが。

「よし!今日は勉強会をしよう!」

理子が身を乗り出して言った。

「べ・・・勉強会なのです・・・か?」

奈緒がガクガクとふるえる。

あぁ、奈緒も頭悪かったな。

「そ!もうすぐテストだからね!」

笑顔でそう言う理子。

「いいね!やろうやろう!」

乗り気の聖菜。

「ふふ、みんなでやれば大丈夫ですよ。」

こちらも若干じゃっかん乗り気の雫。

「「うごご・・・」」

絶望ぜつぼうで変なうめき声をする俺と奈緒。

こうして、ハレム同好会で第1回の勉強会が始まった。








「だ・か・ら!!これはこっちの式に代入して、こう解くの!」

「わ、わかった。」

「この問題はこの文から読み取るんですよ」ニコニコ

「は、はいです・・・」ガクガク

「大和くん、こっちの式も使うんだよ。さっきも使ったでしょ?」

「あ、あぁ。」

「ですから、これからこうなるんです。何度言ったらわかるんですか?」ニコニコ

「ふえぇ・・・」ガクガク

今日はずっと、こんな調子だった。

「頼むから・・・」

「も、もう・・・」

「「勘弁かんべんしてーーっ!!!」」ブワッ







そして、テスト当日。

「じゃ、始めてくださ~い。」

中守先生の合図で、裏になっている問題用紙もんだいようしをひっくり返した。

1日目
数学

(・・・ん?)

問題を解いていると、見たことある問題ばかりだった。

(こ、これは・・・!)

(勉強会でやったとこだっ!わかる、わかるぞ!)

英語

(はっ・・・へぇ!?読める、読めるぞ・・・!)

2日目
国語

(なぁにこれぇ)

物理

(what!?)

3日目
日本史

(・・・いつも通りか。)

保健体育

(目標をセンターに入れてスイッチ・・・目標をセンターに入れてスイッチ・・・)

理子たちに教えて貰った数学と英語、得意な日本史は出来たが、国語と物理は死んでいるのだった。

保健体育?カバディカバディ。


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