女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

42話 超エキサイティン!(正拳)




「「大和!(おにぃ!)おっきろー!!」」

「ぐえっ!?」

2人の華麗かれいなる正拳突せいけんづきで起きた俺は、1人もだえていた。

「な、なにすんじゃあぁぁ・・・」

「だって大和、普通ふつうにやっても起きないじゃん。」

「だから、こうやって起こしてあげたんだ♪」

ハイタッチをしながらそういう2人に、俺はわなわなとふるえた。

「起きるわ!!てか、もうちょっと女の子っぽい起こし方で起こしてくれよ!」

「たとえば、どんな起こし方よ。」

理子の発言に言葉がまる。その場しのぎで何も考えてなかったな・・・。

「えーっと・・・その、耳もとで『朝だよ、起きて』ってささやくとか?」

「「死ね変態」」

「ひどっ!!」

起きてから3分足らずで、幼馴染おさななじみと妹から変態扱いされた俺氏です、はい。

「そもそも、可愛い女の子が起こしに来てやってんだから、贅沢ぜいたく言わないの。」

「自分で可愛いって言っちゃったよこの人。」

「事実だもん」

「そうか」

「そうだよ」

「そうだな」

「うん」

「「ハッハッハ」」

俺と理子は変なやりとりをした。が、

「「・・・///////」」

俺は理子が可愛いと認めてしまったこと。理子は可愛いと思われたことに赤面せきめんした。

「もう、夫婦漫才ふうふまんざいはよそでやってよ。」

「「夫婦じゃねぇ!(じゃない!)」」

「そうだよね、おにぃの結婚相手けっこんあいては私、小鈴だもんね♪」

「な、なにおう!」

「頼む鈴、話をややこしくしないでくれ・・・。」

『・・・お姉ちゃんも会話に混ぜて欲しいな~』

そんなやり取りをしながら、俺たちは部屋から出た。







「「いってきまーす」」

俺と理子は家を出て、学校へ向かった。

「大和、あれからなんか変わったことあった?」

「あれから?」

「昨日の放課後からってこと。なんか特殊とくしゅ幽霊ゆうれいでも見た?」

「・・・まぁ、な。」

特殊といえば、まぁ特殊なんだろうな、うん。

俺がブレスレットをチラリと見ると、姉ちゃんは

『理子ちゃんさえいなければ大和と2人で・・・』ブツブツ

と、なにかとても怖いことを言ったような気がした。

「どんな幽霊を見たの?猫?犬?人間?」

「まぁ、人間だな。」

神様だけど。

「へぇ、どんな人?」

・・・答えづらいな・・・。

「俺がよく知ってる人の霊だ。」

「よく知ってる?一体誰の幽霊なの?」

「な、なんでいう必要があるんだよ?」

「よいではないか、よいではないか。」

「いやいや、良くはないだろ・・・。」

「とにかく!!教えなさい!」

理子がすごい気迫きはくで、そう言ってきた。・・・仕方ない。

「・・・・・・ちゃん。」ボソッ

「え?なに?」

「姉ちゃん。姉ちゃんの幽霊を見た。」

俺がそういうと、

「え・・・姉ちゃんって・・・佐和子お姉ちゃん・・・?」

「・・・あぁ。」

俺がそううなずくと、心底びっくりした様子で目を見開いていた。

「・・・そう、だったんだ・・・。」

「びっくりしたさ、俺も。」

「うん・・・あれ、じゃあ今は大和の家にいるの?佐和子お姉ちゃん。」

「いや・・・その」

これは言っていいのだろうか?と思いながら、ブレスレットをチラッと見ると、

『you、言っちゃいなよ!』

と、言ってきた。

「・・・わかったよ、教えてやる。」

「うん。」

「・・・姉ちゃんはーー」






















俺が知ってることをすべて教えてやった。

理子が終始しゅうし、(゜д゜)ポカーンという感じの顔をしていたのが印象的だった。


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