夢日記

日々谷紺

施設に収容されている

 学校のような施設に年齢職種バラバラの大人が収容されている。時間帯は夜。一日のなんらかの授業が終わり、解散して施設内に振り分けられた各々の個室で寝るという直前に先生の思い付きで、授業の一環としてサッカーの試合かハンターハンターをグループ十人で見てディベートしてレポートにまとめる事になる。

 サッカーを見るかハンターハンターを見るかは、個々の潜在オーラ的なもので分けられるという。私はサッカーも見たくないし、ハンターハンターも放映中の半端な回を見なければならないらしいので「どうせ見るなら一話から見たいよ〜ネタバレやだよ〜」とぼやいていた。

 オーラ分けが順調にされる中、私のオーラを見る番がくると先生は顔をしかめる。先生が黒板に図を描きながら「あなたはサッカーオーラの中にハンターハンターオーラが混じっていてとても特殊」という。

 どちらかといえばハンターハンターという結果になるが、「パン屋さんのいるグループに入って手の洗浄・殺菌消毒法を伝授してもらいな」と提案される。
私が「パン屋さんの人〜」と全体に向かって挙手を求めると四人くらいパン屋さんがいる班があったのでそこに入れてもらった。

 グループで各教室へ向かう途中で友人らしい人と二人で抜けて、一階にあるトイレに向かう。施設のトイレは個室が二つしかなく、なんとなくカラオケ屋のトイレの様な雰囲気の汚さが漂っていた。後から先生がトイレに入ってきて「満員ね」というところで目がさめる。 


20170701

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