夢日記

日々谷紺

漫画「二十一歳仮病のエセ少年」

二十一歳仮病エセ少年が出てくる漫画の夢。
自分は小学生だといいはるムカつく顔つきの男、薄目で見れば若干少年らしく可愛い気がする不細工な顔だった。
登場人物として他に二人、母を探して三千里に出てくるペッピーノ一座のペッピーノさんのような容貌の街頭販売員の男、肩までの髪の長さの地味な女。二人がエセ少年のエセを暴く話だった。
途中、洗剤でモコモコに作った泡を平らにならす作業があったが特に意味はないだろう。
エセ少年はパジャマとシーツに染みた尿漏れ跡の位置によって年齢がバレていた。
なぜそれで歳がわかるのか意味が分からない。
「ぼぼぼく、あまり尿漏れはしないんだ…」と少年(エセ)は動揺している。まるで普通の人は大抵日頃から尿漏れしているかのような口振りだった。

漫画の描かれたページだけがひたすらイメージされる、ある意味登場人物不在の白黒の(漫画雑誌用の粗末な印刷用紙色にちょっとくすんだ)夢だった。 


20160126

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