夢日記

日々谷紺

バック専用高速道路

 知らない40代程の男性と、何かの謎の究明をしている。三人の顔の掘られた石像にまつわる謎だった気がするが覚えていない。お札に印刷された三人だった気もするが、映像として見た顔はそれではなかった。
 男性の運転でバック専用高速道路をバックで爆走する(正直このバック専用高速道路の衝撃が強すぎて、それ以前にもなにか謎の究明行為があったはずだが記憶に残っていない。まず夢の出だしは三人の石像がメインではなかった気さえする)。スピードを限界まで上げると、ある時点からスピードは変えていないのにゆっくり走っているように感じる、それを鈍速という。なんぞと男性は解説している。
 バック専用高速道路からバックのまま小山の小道に上がり、「見てごらん」。別に、君にこの美しい景色を見せたかったわけではなく、といらない前置きをして、三人の石像の説明。この位置から、この角度からみた石像はまた見え方が違って来るという(この時また知らない20~30代の技師的な男性が解説に加わるが何者かはとことん不明)。
 三人の内、二人の目元に何か感じないか、と40代男性。「あ、光ってる…キンキラキンにさり気なく…」と間抜けに答える私。特に反応はいただけない。 

20150703

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