第2話〜ステータス〜

部屋でこの世界の説明を見た後ゆっくりしていた。

「はあ、これからどうしたらいいのか...」 

っても何もすることないんだけどなw

はあ暇...


それは突然訪れた.........


あっ、別に悪いことが起きるわけじゃないよ！


ブワッ！

風かふく
「な、なんだ！風が部屋のドアの方から......ここは密閉空間のはず、内側から風でもおこさない限りないはず！」

そして声が聞こえる

[勇者候補の方々！先程の大広間へ集合してください！突然すいません！声が聞こえて不気味かも知れませんが、魔法によって行っております！では30分後に！]


「魔法？あー、あれか風が吹いたのって風に乗せて言葉を発したのか。さすがは異世界やることが違う！いやだからこそそこに痺れるぅぅぅ！憧れるぅぅぅ！......」

「何やってんだろ俺...」

まあさっきの大広間へと行くとしますか。
ていうかこっちも地球と同じで分単位で刻んでるんだな時間は......

そして俺は大広間へ向かった


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「突然すいません！勇者候補の方々！私の名前はエリラ=サイモス=ウィングルール！この国の第1王女でございます！」

「だ、第1王女だって...めちゃくちゃ綺麗じゃん」

「ほんとだな...」

「うん、ほんとにー綺麗」

「お美しい！」

みんなそれぞれの意見のようだ、もちろんこの俺も綺麗だと思う。
だってよ日本にはいない、銀髪に碧眼に華奢な体！最高じゃなイカ！

あっ、ちなみに国王の名前はグラム=サイモス=ウィングルールだそうだ......

まあここで話は終わる
まあそんなくだらいことをしてると

水晶を持ってお爺さんが登場した！

「皆さんには！ステータスというものを確認してもらいます！ステータスというのは職業、スキル、その他......」

王女様は引き続きその後もステータスについて説明をしてくれた。

そしてこの爺さんは宮廷魔術師団長という人らしい

すると突然爺さんが


「皆様、心の中で“ステータス・オープン”と唱えて頂きたい」


爺さんはそう言って、微笑んだ。
俺たちはすぐさま“ステータス・オープン”と心の中で唱えた。
そして俺たちの期待を裏切らず、ファンタジー風味溢れるテレビの映像のようなものが目の前に現れた。


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名前 カナデ=ヒノカゲ(日之影 奏)

職業  暗殺者

体力 2,500

知力 3,500

魔力 ？？？

筋力 5,600

魔力操作 1,050

【スキル】

＜魔法スキル＞

闇魔法 {Lv.1}
風魔法 {Lv.2}
影魔法 {Lv.3}
水魔法 {Lv.2}
空間魔法 {Lv.1}
地魔法 {Lv.2}
生活魔法 {Lv._}
　　


＜特殊スキル＞

隠密             {Lv._}
全言語理解 {Lv._}
超鑑定         {Lv._}
千里系保持 {Lv._}
超隠蔽         {Lv._}


[加護]

【転生神の加護】......身体能力等の能力大幅アップ。ランダムに特殊スキルが1つ追加される、奏の場合{千里系保持}。

【暗黒神の加護】......超隠蔽、隠密がレベル最大となり1度気配を消すと、これと同じ加護を持つものにしか見つけられない


おお……。
改めて見ると、なかなか暗殺者に向いたスキルだ。
やはり職業が暗殺者だからだろうか。
それに、存在感を最初からないかのように見せる『隠密』だけでなく特殊スキル全てがカンストしていた。


「奏、ステータス出た？」


と言うクラスメイトの言葉、いや俺の数少ない友人 常闇  蒼介 (とこやみ そうすけ)の言葉に俺は頷いた。
蒼介は少し……いや、かなり興奮気味しているようだ。
まあ実際俺も、小説のような展開に興奮を隠しきれないのだが.........。
今まで生きてきてよかったとさえも思って来たぐらいだ笑

が、ほとんどこの世界についての“詳しい情報”がないためこの身が危険に晒されているのも事実なんだけどな笑笑
まあこの通り俺の脳内の冷静な部分がツッコむ。
少しはしゃぎすぎたようだ。気を引き締めていこう。


「それで思ったんだがお前は職業、何だったんだ？」

「俺は暗黒騎士。奏は？」

「暗殺者だ」

「流石と言ったところだな笑、教室でも近くにいたのにいつの間にかに消えたと思ってたら案外近くにいたりと神出鬼没だったもんなお前笑笑だから絶対にお前は忍者とかそういう系だと思ってたさ。」

「うるせぇな笑別に好きで消えてる訳では無い！まあほとんどイタズラ心が原因なんだがな。」


そう俺はヴァイオリニストのくせに大勢の観客の前に立つ人物なのに影が薄いのだ！
俺が本気で隠れようとしたら誰も見つけることが出来ない。
まあそのせいで、隠れんぼなどをした場合で見つけてもらったことがないのだ！何とも虚しいことだ......笑

さてとそんなことはいいとしてまだ残ってるやつを見ていくか...