種族ガチャ
ギルド④
ギルドのロビーへ戻ると受付嬢さんが手招きしていたので遊矢はちょこちょこと近寄っていく、その手には純銀のプレートが握られていた。これはここのランク上下S〜Fで決まっていて、Fは木の板で出来た見習いを表すプレートそれから順々に石・銅・鉄・銀・金・黒曜というふうに並べられている。なのでこのプレートはBランクの証なのだ。それを二人分渡された。
勿論何故か分からない遊矢は遠慮する、けど最初に受け付けに来た時と違い可愛らしい少女なので受付嬢はついニヤけてしまう。周りの冒険者も何時もなら待たせられ切れるところだが…とても和んでいた。すると入口から陽とフレアを励ましながらプロムとパティシエが会場から帰ってきた、受付嬢はナイスタイミングと言いたげに陽の元へと駆け寄る。それから陽に説明しプレートを渡す、渡されたプレート見て陽はニヤけると片膝をつく。
「どうかお…僕とこれを絆に末永に一緒にいてください」
要訳(これから一緒に冒険しような)
遊矢の顔はボッと赤く染まり口からは「え、あ…う、で」と言葉にならない言葉を発し、目をグルグルと回らせている。周りの冒険者は「良かったな嬢ちゃん」「なんでこんな場所で…」「なんかロマンチック〜」等と祝福と嫉妬の声が飛ぶ。
(ちょっとふざけ過ぎたかな?まあいいかな)
赤さが顔から全身にまで映ったかのような手でそれをすくい上げた、陽は待ってましたとばかりに優しく音のない動きで遊矢をお姫様抱っこで、抱えギルドの扉を蹴り開け出ていった。残されたフレア達は仲良く話しながら後をつけていった、残された冒険者と受付の人は様々な目で見届けたのだった。
王城に着くと地球人の人達が全員集まっていた、そう言えばいたなって人まで集まっていた。
「ほっほっほ、楽しんでおるようだね」
「それはもちろん!」
元気よく返事する陽だがその腕の中にはパタパタともがく遊矢がいた、全身真っ赤にし少し乱れた服装胸元には銀色に光るプレートが谷間から少し顔を覗かせていた。その場にいた男子は皆揃ってこう頭の中で呟いた…
(俺はプレートとして生まれてくれば人生パラダイスだっただろうな)
もちろんその場にいた女子は男子の思った事が分かってしまうものなので、男子は女子から蔑んだ目を向けていた。
そんな空気感が出だし始めた時、王様が一声で空気を変えたやはり一国の王である。そんなこんなで本題に入った、このまま俺たちをここにいさせても良かったそうだが学校の方がちゃんと卒業させないといけない、と言う親が居るのでやはり返さなくては行けないらしい。
「それ言う親に覚えがあるぞ」
「あっ分かる〜うちもそんな人だよ」
「僕の家はほぼ育児放棄と言っていいかな」
「帰るのか〜楽しかったのに」
やはりみんな楽しかったらしい実は自分も楽しかった、学園なんかでは沢山友達が出来たしまた来たいな。
そう思う程ここでの生活は楽しかったのだ、そんな話をしていると遊矢の父、司が大型バスで来た。およそ20人ほどなのに普通の1.7倍くらいの大きさはあるバスで迎えに来た…窓が隠してあるのに意味はあるのだろうか?そんな疑問を抱えながら乗る順番を決めだした、勿論遊矢の横の席争奪戦次々負けて勝手が決まり、ラストという所で男達は気づいた遊矢本人がいない。
「遊矢ちゃんはどこいった!」
「知らねぇよ」
「まさか…っ」
勘が鋭い男子がバスを覗くと、女子達に囲まれ陽の膝の上に座る遊矢を見つけた…
男達のジャンケンは普通に終わったのだった。
バスに微量な揺れを与えられ、我が家へと向かっていくバスの中女子集団ではちょっとしたハプニングが起きていた、いつも社員の移動用で使われるバスその中に設備されている物はジュースやお茶から…お酒まで揃っていた。遊矢はお酒の知識が無さすぎてアルコール強めのアップルサワーを1本飲み切ったのだった、周りは普通に飲んでいたのでジュースだと思っていたが気付いた時にはふにゃふにゃになっていた。
気の利いた女の子が水を持ってくると遊矢はその女の子に抱きついて「おかぁしゃん〜」と言いっている、止めるべきかと思ったが周りの女の子達も楽しそうなのでそっとしておこう、と背もたれを少し下げて寝る準備をして目を閉じようとした時軽くとても柔らかい物体がのしかかって来た。ゆうやだと直ぐにわかったので抱き着くと、周りの女の子達が騒ぎ始めた。
腕の中の遊はモゾモゾと体の上に擦り寄ってくる、完全に酔ってるしもうそのまま寝よう…そう思った陽は速やかに眠りに入った。
チュッ
陽が眠りに着いた直後そんな音がなり少し騒いだ後皆眠りについた。
ただそれだけの物を見せられた男達はたまったものでは無い、ある男がこっそり近ずき遊矢の胸を揉もうと女子達の間をそろりそろりと通り抜けて行く、あと少しっと言う所で男は死を覚悟した。後ろの女子が起きてしかも立ち上がっていたからだ、次の日の朝男子生徒はゴミ箱に頭からつっこんでみつかったのだった。
m(*_ _)m
本当に申し訳ありません
とっても長く…多分3ヶ月ほど投稿しておりませんでした。何してんだって話ですよね、こっちの作品に飽きた方は「A Lifeオブchange」という方を気が向いたら読んでいただきたいです。
次も長くなりそうで怖い…
勿論何故か分からない遊矢は遠慮する、けど最初に受け付けに来た時と違い可愛らしい少女なので受付嬢はついニヤけてしまう。周りの冒険者も何時もなら待たせられ切れるところだが…とても和んでいた。すると入口から陽とフレアを励ましながらプロムとパティシエが会場から帰ってきた、受付嬢はナイスタイミングと言いたげに陽の元へと駆け寄る。それから陽に説明しプレートを渡す、渡されたプレート見て陽はニヤけると片膝をつく。
「どうかお…僕とこれを絆に末永に一緒にいてください」
要訳(これから一緒に冒険しような)
遊矢の顔はボッと赤く染まり口からは「え、あ…う、で」と言葉にならない言葉を発し、目をグルグルと回らせている。周りの冒険者は「良かったな嬢ちゃん」「なんでこんな場所で…」「なんかロマンチック〜」等と祝福と嫉妬の声が飛ぶ。
(ちょっとふざけ過ぎたかな?まあいいかな)
赤さが顔から全身にまで映ったかのような手でそれをすくい上げた、陽は待ってましたとばかりに優しく音のない動きで遊矢をお姫様抱っこで、抱えギルドの扉を蹴り開け出ていった。残されたフレア達は仲良く話しながら後をつけていった、残された冒険者と受付の人は様々な目で見届けたのだった。
王城に着くと地球人の人達が全員集まっていた、そう言えばいたなって人まで集まっていた。
「ほっほっほ、楽しんでおるようだね」
「それはもちろん!」
元気よく返事する陽だがその腕の中にはパタパタともがく遊矢がいた、全身真っ赤にし少し乱れた服装胸元には銀色に光るプレートが谷間から少し顔を覗かせていた。その場にいた男子は皆揃ってこう頭の中で呟いた…
(俺はプレートとして生まれてくれば人生パラダイスだっただろうな)
もちろんその場にいた女子は男子の思った事が分かってしまうものなので、男子は女子から蔑んだ目を向けていた。
そんな空気感が出だし始めた時、王様が一声で空気を変えたやはり一国の王である。そんなこんなで本題に入った、このまま俺たちをここにいさせても良かったそうだが学校の方がちゃんと卒業させないといけない、と言う親が居るのでやはり返さなくては行けないらしい。
「それ言う親に覚えがあるぞ」
「あっ分かる〜うちもそんな人だよ」
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やはりみんな楽しかったらしい実は自分も楽しかった、学園なんかでは沢山友達が出来たしまた来たいな。
そう思う程ここでの生活は楽しかったのだ、そんな話をしていると遊矢の父、司が大型バスで来た。およそ20人ほどなのに普通の1.7倍くらいの大きさはあるバスで迎えに来た…窓が隠してあるのに意味はあるのだろうか?そんな疑問を抱えながら乗る順番を決めだした、勿論遊矢の横の席争奪戦次々負けて勝手が決まり、ラストという所で男達は気づいた遊矢本人がいない。
「遊矢ちゃんはどこいった!」
「知らねぇよ」
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気の利いた女の子が水を持ってくると遊矢はその女の子に抱きついて「おかぁしゃん〜」と言いっている、止めるべきかと思ったが周りの女の子達も楽しそうなのでそっとしておこう、と背もたれを少し下げて寝る準備をして目を閉じようとした時軽くとても柔らかい物体がのしかかって来た。ゆうやだと直ぐにわかったので抱き着くと、周りの女の子達が騒ぎ始めた。
腕の中の遊はモゾモゾと体の上に擦り寄ってくる、完全に酔ってるしもうそのまま寝よう…そう思った陽は速やかに眠りに入った。
チュッ
陽が眠りに着いた直後そんな音がなり少し騒いだ後皆眠りについた。
ただそれだけの物を見せられた男達はたまったものでは無い、ある男がこっそり近ずき遊矢の胸を揉もうと女子達の間をそろりそろりと通り抜けて行く、あと少しっと言う所で男は死を覚悟した。後ろの女子が起きてしかも立ち上がっていたからだ、次の日の朝男子生徒はゴミ箱に頭からつっこんでみつかったのだった。
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コメント
クロクマ
運業って何?運営じゃなくて?
ミラRISE
ありがとうございます
でも最初以外VRMMOって感じがなくなってしまったのでここから挽回していきたいです୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
ミツキ
異世界+VRMMOって初めてだったから最初は驚きましたけどとても面白いですね(*^ω^*)