異世界留学⑥

最近色々と入学等で忙しいので書けませんでした。
どうか許してください…

俺は見落としていた、学園…生徒の通うものにはある関門『テスト』があるということを、この時の俺は忘れていた。

「「「おーい、ユウちゃ〜ん」」」

「ん、なんだ？」

「これあげる」「私はこれ」「じゃあ私もこれで」

最近学園の授業の移動中に色んな人に呼ばれるようになった、女教師に女子生徒。男の場合はお見合いや結婚のケースが大半だ。

遊矢はもらったお菓子を美味しそうに口へ頬張る、口の横に付いたクリームを気づいた様子もなくニコニコと。

「ろうしたんら？んっくん。そんなにニコニコして、嬉しいことでもあったのか？」

自分もにやけているとは見ず知らず、他人に注意を呼びかける。そして最近必ずと言っていいほどに、頭を撫でてくる。いい感じの所に俺の頭があるからだろう、全員に撫でられた。

そして案の定その所を陽に写真を撮られた。なんで？

「いやな、今週末にあるテストの前に元気を貰えたからな。これで今回は合格点になったな」

………

「は!?テスト？そんなの知らねえぞ」

「だろうなめっちゃ気持ち良さそうに寝てたからな」

「な!?」

「ちなみにその時の写真はこれだ」

陽が前に出した手には遊矢の気持ち良さそうにスヤスヤと眠っている姿があった、その背景にはマジマジと遊矢を見つめる男女の生徒が沢山いた。

「な、な、なな」

「な？それよりも今週末にテ…」

「なんてもん撮ってんだ！」

「うお！急に大きい声出すなよ、周りに目立つから」

「あ」

「それよりも今週末にあるテストは魔法の能力と、魔法の模擬戦で学園序列が決まるから頑張るぞっ！」

「あ、ああ？取り敢えず倒せば良いのか？」

「そうだな」

その2人の話を聞いていた他の生徒は皆絶望していた、テストの事をすっかり忘れて遊矢と遊ぶことに専念していたため勉強をしていなかったのだ。話が終わり集まっていた生徒が一目散に家めがけて散っていったのは言うまでもないだろう。

ある暗い一室に2人の男が居た。

「やっとこの時が来ましたぞ」

「そうでしゅね、今回で国の4分の1の勢力が削れるでしゅ。そして現国王が死に私がこの国の王になるでしゅ、デュフフ」

「そうでございますな、それでは計画を進めやすくするために勇者使い捨ての駒の説得に行ってくるでしゅ」

主の命令を受けた従者は部屋を出ていった。残った男は「デュフフフフ」と言う奇妙な笑い方をしていた。

3時間前〜

ある一室では2人の陽気な男…青年が居た。

「な〜あ〜、俺たちはこの後どうなるんだ？」

「しらねーよ、つか隆なんでお前はここにいる？勝手に出ていった挙句こうしてひょっこり現れて」

「思ったより冒険者が楽しく無かったから戻ってきたんだよ！」

此奴の説明では不十分なので俺が詳しく説明しよう。
まず第1に楽しく無かったと言うのは真っ赤な嘘である、街の探索をしている時にこいつを見かけたが仲間らし者達ととても仲良さそうにあるいていたからた…戻って来たとゆうのも魔法が使いたいから、使い方を習うために戻って来た。

結局この家の人に迎えられて、一緒に学園に行く事になった。

そして数時間するとここの家の使用人の1人が入ってきた、そしてとても不思議な事を言われた。

「貴方方に通ってもらう筈だった学園が内政で陰徳な事をしているので、その学園もどきに攻めてもらいます。ちょっと不安だと思うので一様のためこれを付けてもらいます…」

その男は言い終わると腰に付けていたブレスレットの様なものを渡してきた。黒一色に染められた輪っか。

2人は鑑定が使えないがため躊躇なく受け取り懐にしまい込んだ。

その日の夜翔陽と隆二は同じ部屋に居た。

そして2人は何故かしら時間を潰そうと言うことで、ふざけてか知らないが遺書を書いていた。そして書き終わるとそこら辺で捕まえてきた鳥の足に括り付け離した。

2人はその作業が終わると、二人同時にこういうのであった…

「「俺たちは何をしているんだろう」」

最近色々と行事があるので遅れました。今回は日に日にちょっとづつ書いていたので内容がめちゃくちゃですどうかご了承ください。