お祈りしたら美少女になった話
第7話 怒られた
俺と流歌で学校に行き、採寸してもらうことになった。
そう言えば俺は今病院で貰った服を着ているのだが、実は顔から火がでそうなくらい恥ずかしい。
「瑠夏、女の子になって随分可愛くなったね!
その服装も似合ってるよ!」
「こんな格好初めてで恥ずかしすぎるよ。
学校で誰かに見られたらどうしよう。」
「大丈夫。誰もわからないよ!」
「確かに」
言われてみればそうである。
今の俺を見て篠生瑠夏とわかる人は誰一人としていないだろう。
学校に着くとまず最初に校長室に行く。
ノックをすると校長先生がドアを開けてくれた。
「篠生瑠夏です。母から連絡が来ていると思いますが、採寸のことで伺いました。」
「おぉ、君が篠生くんか。担任の先生と保健の先生を呼んでくるから少し待っていてね。」
担任の先生とは俺が病気で性転換してしまったことを次の登校日に話すことにした。
次は保健室で採寸してもらう。
「瑠夏、スタイル良さそうだから負けたらどうしよう!」
「そ、そんなことないと思うよ!」
流歌はかなり可愛くてスタイルもいいが、なんか胸は俺の方がありそうだった。
ごめん流歌。
悪気はないんだ。
採寸してもらい、1番合うものがあったのでそれを受け取り家に帰った。
「・・・。」
「あの、流歌さん・・・。」
「・・・。」
「怒ってますか?」
「そんなことない。」
「いや、でも・・・。」
「だってあなた、身長はほとんど変わらないのに、私より胸は大きくてウエストは細くて、体重は軽いのよ。」
「す、すみません。」
「自分のスタイルが特別いいとは思ってなかったけど、瑠夏に負けたのはさすがに悔しい!」
充分スタイルはいいとは思っていたのだが。
「ごめん。」
「別に謝らなくていもいいけど、ただ悔しかっただけ。」
「そっか。」
「でも、ちゃんと測って貰ったことだし、服とか買いに行こう!私が選んであげるから!」
「でも恥ずかしくてそんなに色々な服着れないよ。」
「私が選ぶ服は絶対に似合うから!
保証する。だから着てね!」
「はぁ〜い」
ということで近くのショッピングモールで女子のお買い物初体験である。
少し短めですが、その代わりに少し頻度を上げられたらと思っています!!
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