お祈りしたら美少女になった話
第3話 御利益
本当に性転換しちまったのかよ!!!
いや、うん、確かに願ったよ?
願いましたよ。
馬鹿げた儀式やりましたよ。
こんな美少女なる??
なる??
いや、確かに望んだよ?
本当になると思わないじゃん。
これから味わうことのないくらいの痛みを体験したあとは女としての生活が始まるって、痛みに耐えてよかった!
かなり嬉しいが、かなりの後悔もある。
自分が女になれるなんて思わなかったよ。
そ、そう言えば、親も妹も来ないんだけど、どういうつもりなんだ。
あ、そうだ、流歌に電話してみようかな。
LIMEを開き、流歌にメッセージを送る。
「流歌。ちょっと話聞いて欲しいんだけど、信じてもらえなそうだから電話できないかな。」
返信はすぐにきた。
「え?どうしたの?大丈夫だけど?」
流歌の方から電話がかかってくる。
「もしもし?」
「あ、あのもしもし...」
「ん?瑠夏...だよね?」
「そうだよ...」
「え、何のいたずら?」
「あの信じてもらえなさそうなんですが、簡単に説明いたしますと、僕、女になっちゃいました。」
「え、え、え?本当なの?嘘じゃないの?
で、でも喋り方は瑠夏だし、でも声は可愛いし、よくわかんない!」
「じゃあ後で自撮り送るね」
「う、うん。わかった。今日病院行くね!」
なんとな説明したが、半信半疑な感じだった。
まぁ、昨日までクラスの男子として話してたのにいきなり女になったなんてな。
とりあえず自撮りをしてみた。
あ、やばい、こんな時に限ってトイレに行きたくなった。
女として初めてのトイレだ。
部屋にあるトイレに行く。
トイレ中に緊張の空気が漂う。
って言っても俺だけなんだけど。
本当になくなっちゃったんだな。
我慢して閉めていた股の力を、少しずつ抜いていく。
すると、男の頃では感じられなかった不思議な感覚でおしっこが出ていく。
あー、ついにしてしまった。
チョロチョロチョロという音をたてて出ていった。
あ、拭かなきゃなんだよな。
と、ペーパーで拭き、流す。
用を足すだけでも緊張してしまう。
ベッドに戻ると、ナースコールを押した。
すぐに看護師がきた。
「篠生さんどうなさいましたか?」
と言いながら入って来ると俺の姿をみるなりびっくりした顔をした。
「あ、あの、こんな姿になっちゃいました。
こ、これはどうすればいいんでしょう。」
「とりあえず三鍋先生を呼ぶわね。」
「は、はい。」
少しすると三鍋先生が焦った様子で来た。
「な、な、本当に女体化してしまったのか!」
「そ、そうみたいです」
「とりあえず今の時点で何が異常とかはないかい?」
「まだ慣れてなくて歩いたりとかしづらいくらいで、それ以外はどこも痛くもないので大丈夫そうです。」
「じゃあ、朝食を食べ終わってから1時間後くらいからこの間の検査をもう一回して、以前との結果を比べてみます。そしたらじゃあ君(看護師)は篠生くんの着替えを用意してあげて。」
「わかりました。」
次はいきなりの着替えだ。
看護師さんがサイズのあった服を持ってきてくれた。
「篠生さん。一応女の子になってしまったので、私が担当の看護師としてつきます。松江柚希です。」
若くて綺麗な看護師さんだ。
「お願いします。」
「それでは男の子と少し違うのでこれから一緒に着替えをしていきますね。」
「はい。」
かなり緊張をしている。
「そんなに緊張しなくてもいいのよ?」
「い、いや、でも、」
「ふふ。
慣れるまで少し大変だけど頑張って行こうね!」
まずはパンツを履き替えるところからだ。
今はダボダボなトランクスを履いている。
今履いてるパンツを脱ぎショーツに履き替える。
脱ぐと、なくなってしまったアレを思い出し切なくなる。
ショーツに履き替えるとぴたっとして変な感じだった。
心許ないな。
そしてズボンを履く。
「まだ、サイズの合う下着(ブラジャー)がないからこれを着てね。」
と、スポーツブラのようなものを着る。
その上から病院の服を着る。
するとうまくボタンが閉められずなかなか着られない。
「あ、あれ、こ、こうか」
「気づいたかな?メンズとレディースは逆になるのよ!
慣れるまで大変だけど覚えておいてね!」
はぁ。
なりたいとは願ったものの着替えにこんなに時間がかかるとは。
「とりあえず着替えはこれで終わりです!」
「ありがとうございました。」
松江さんが出ていくと、俺はまた鏡を見た。
やっぱりかなりの美少女だ。
見るたびにドキッとして目を離せなくなる。
こんな美少女をずっと眺めていてもいいんだ、
と不思議な感覚に陥る。
これが自分だと言われても未だに信じられない。
ぱっちり二重で瞳の透き通った目
綺麗で長いまつ毛
綺麗に伸びる鼻筋
薄すぎず厚すぎず、少しふっくらとした柔らかそうな唇
キメの細かい肌
肩と胸のあいだ辺りまで伸びる細く綺麗な髪の毛
すべて合わさった綺麗な顔立ちの美少女が頬を赤らめこちらを見ている。
よく見てみると自分が女の子座りをしてることに気づく。
自分の足元を見ると、今までの骨格ではきつかった女の子座りが容易に出来ている。
これは誰なのだろうか。
本当に俺なのだろうか。
ブーっと言う携帯のバイブで我に返る
あっ、随分と見とれてしまった。
携帯を見ると流歌からの
「早く自撮り送ってよー٩(๑`o´๑)۶!!」
というメッセージだった。
あ、忘れてた。
さっき撮った写真を送る。
「これです。。。」
すぐに既読はつき
「え!?!?すごい可愛い!誰!?」
と返ってくる。
あなたも十分可愛いでしょうがと思いながら返信する。
「だ、だからこれが俺なんだって。。」
「信じられないから私が言ったポーズ写真撮って!」
「えええ」
「いいから!」
と、半ば(ほぼ)強制的にポーズで撮らなければいけなくなってしまった。
言われたポーズはどれもモデルがやりそうなポーズだったり、少し恥ずかしいポーズだったり、10枚弱撮らされた。
「かわいいかわいい!!
これ待ち受けにしてもいい!?」
と言ってきたのは上目遣いのポーズだった。
さすがに恥ずかしい。
 
「え!これ!?恥ずかしい恥ずかしい!」
「しちゃおー!」
「結局するなら聞くな!」
「いいじゃんかわいいんだから~」
こちらの意見も聞かず、待ち受けにしたスクショが送られてきた。
「あ、もうそろそろ検査行くね!」
「検査があるんだ!行ってらっしゃい!」
会話を済ませてまた鏡を見ると、先程の感覚にはならず、容易に自分と言う認識ができてしまう。
かわいいけど俺だって感じてしまった。
でも、昔の俺の記憶も感覚も残っている。
少し大きめに膨らんだ胸に手を当ててみる。
柔らかい不思議な感覚。
こんなに触っても自分だから怒られないという優越感の中に、違和感が残った。
興奮をしているのか緊張をしているのかさえ分からなかった。
コンコンというノック音が聞こえ、手を下ろした。
「はいどうぞ。」
「失礼するよ。三鍋だ。」
「あ、どうも。」
「今回の性転換については、突発性性転換症というものだと思われる。これからこの間した検査をもう1回して、数値の違いを調べるからね。そして、歩きのリハビリみたいなのもやった方が良さそうだ。」
「わかりました。」
「とりあえず、歩くのも大変だろうから車椅子で移動しよう。」
「はい。」
検査に行くと、三鍋先生の他に女の先生がついていてくれた。
女の先生で安心してしまうなんて、ついに心まで女にでもなってしまったのか。
すぐにネタが尽きて訳の分からないことを書き始めると思いますのでお願いします。
いや、うん、確かに願ったよ?
願いましたよ。
馬鹿げた儀式やりましたよ。
こんな美少女なる??
なる??
いや、確かに望んだよ?
本当になると思わないじゃん。
これから味わうことのないくらいの痛みを体験したあとは女としての生活が始まるって、痛みに耐えてよかった!
かなり嬉しいが、かなりの後悔もある。
自分が女になれるなんて思わなかったよ。
そ、そう言えば、親も妹も来ないんだけど、どういうつもりなんだ。
あ、そうだ、流歌に電話してみようかな。
LIMEを開き、流歌にメッセージを送る。
「流歌。ちょっと話聞いて欲しいんだけど、信じてもらえなそうだから電話できないかな。」
返信はすぐにきた。
「え?どうしたの?大丈夫だけど?」
流歌の方から電話がかかってくる。
「もしもし?」
「あ、あのもしもし...」
「ん?瑠夏...だよね?」
「そうだよ...」
「え、何のいたずら?」
「あの信じてもらえなさそうなんですが、簡単に説明いたしますと、僕、女になっちゃいました。」
「え、え、え?本当なの?嘘じゃないの?
で、でも喋り方は瑠夏だし、でも声は可愛いし、よくわかんない!」
「じゃあ後で自撮り送るね」
「う、うん。わかった。今日病院行くね!」
なんとな説明したが、半信半疑な感じだった。
まぁ、昨日までクラスの男子として話してたのにいきなり女になったなんてな。
とりあえず自撮りをしてみた。
あ、やばい、こんな時に限ってトイレに行きたくなった。
女として初めてのトイレだ。
部屋にあるトイレに行く。
トイレ中に緊張の空気が漂う。
って言っても俺だけなんだけど。
本当になくなっちゃったんだな。
我慢して閉めていた股の力を、少しずつ抜いていく。
すると、男の頃では感じられなかった不思議な感覚でおしっこが出ていく。
あー、ついにしてしまった。
チョロチョロチョロという音をたてて出ていった。
あ、拭かなきゃなんだよな。
と、ペーパーで拭き、流す。
用を足すだけでも緊張してしまう。
ベッドに戻ると、ナースコールを押した。
すぐに看護師がきた。
「篠生さんどうなさいましたか?」
と言いながら入って来ると俺の姿をみるなりびっくりした顔をした。
「あ、あの、こんな姿になっちゃいました。
こ、これはどうすればいいんでしょう。」
「とりあえず三鍋先生を呼ぶわね。」
「は、はい。」
少しすると三鍋先生が焦った様子で来た。
「な、な、本当に女体化してしまったのか!」
「そ、そうみたいです」
「とりあえず今の時点で何が異常とかはないかい?」
「まだ慣れてなくて歩いたりとかしづらいくらいで、それ以外はどこも痛くもないので大丈夫そうです。」
「じゃあ、朝食を食べ終わってから1時間後くらいからこの間の検査をもう一回して、以前との結果を比べてみます。そしたらじゃあ君(看護師)は篠生くんの着替えを用意してあげて。」
「わかりました。」
次はいきなりの着替えだ。
看護師さんがサイズのあった服を持ってきてくれた。
「篠生さん。一応女の子になってしまったので、私が担当の看護師としてつきます。松江柚希です。」
若くて綺麗な看護師さんだ。
「お願いします。」
「それでは男の子と少し違うのでこれから一緒に着替えをしていきますね。」
「はい。」
かなり緊張をしている。
「そんなに緊張しなくてもいいのよ?」
「い、いや、でも、」
「ふふ。
慣れるまで少し大変だけど頑張って行こうね!」
まずはパンツを履き替えるところからだ。
今はダボダボなトランクスを履いている。
今履いてるパンツを脱ぎショーツに履き替える。
脱ぐと、なくなってしまったアレを思い出し切なくなる。
ショーツに履き替えるとぴたっとして変な感じだった。
心許ないな。
そしてズボンを履く。
「まだ、サイズの合う下着(ブラジャー)がないからこれを着てね。」
と、スポーツブラのようなものを着る。
その上から病院の服を着る。
するとうまくボタンが閉められずなかなか着られない。
「あ、あれ、こ、こうか」
「気づいたかな?メンズとレディースは逆になるのよ!
慣れるまで大変だけど覚えておいてね!」
はぁ。
なりたいとは願ったものの着替えにこんなに時間がかかるとは。
「とりあえず着替えはこれで終わりです!」
「ありがとうございました。」
松江さんが出ていくと、俺はまた鏡を見た。
やっぱりかなりの美少女だ。
見るたびにドキッとして目を離せなくなる。
こんな美少女をずっと眺めていてもいいんだ、
と不思議な感覚に陥る。
これが自分だと言われても未だに信じられない。
ぱっちり二重で瞳の透き通った目
綺麗で長いまつ毛
綺麗に伸びる鼻筋
薄すぎず厚すぎず、少しふっくらとした柔らかそうな唇
キメの細かい肌
肩と胸のあいだ辺りまで伸びる細く綺麗な髪の毛
すべて合わさった綺麗な顔立ちの美少女が頬を赤らめこちらを見ている。
よく見てみると自分が女の子座りをしてることに気づく。
自分の足元を見ると、今までの骨格ではきつかった女の子座りが容易に出来ている。
これは誰なのだろうか。
本当に俺なのだろうか。
ブーっと言う携帯のバイブで我に返る
あっ、随分と見とれてしまった。
携帯を見ると流歌からの
「早く自撮り送ってよー٩(๑`o´๑)۶!!」
というメッセージだった。
あ、忘れてた。
さっき撮った写真を送る。
「これです。。。」
すぐに既読はつき
「え!?!?すごい可愛い!誰!?」
と返ってくる。
あなたも十分可愛いでしょうがと思いながら返信する。
「だ、だからこれが俺なんだって。。」
「信じられないから私が言ったポーズ写真撮って!」
「えええ」
「いいから!」
と、半ば(ほぼ)強制的にポーズで撮らなければいけなくなってしまった。
言われたポーズはどれもモデルがやりそうなポーズだったり、少し恥ずかしいポーズだったり、10枚弱撮らされた。
「かわいいかわいい!!
これ待ち受けにしてもいい!?」
と言ってきたのは上目遣いのポーズだった。
さすがに恥ずかしい。
 
「え!これ!?恥ずかしい恥ずかしい!」
「しちゃおー!」
「結局するなら聞くな!」
「いいじゃんかわいいんだから~」
こちらの意見も聞かず、待ち受けにしたスクショが送られてきた。
「あ、もうそろそろ検査行くね!」
「検査があるんだ!行ってらっしゃい!」
会話を済ませてまた鏡を見ると、先程の感覚にはならず、容易に自分と言う認識ができてしまう。
かわいいけど俺だって感じてしまった。
でも、昔の俺の記憶も感覚も残っている。
少し大きめに膨らんだ胸に手を当ててみる。
柔らかい不思議な感覚。
こんなに触っても自分だから怒られないという優越感の中に、違和感が残った。
興奮をしているのか緊張をしているのかさえ分からなかった。
コンコンというノック音が聞こえ、手を下ろした。
「はいどうぞ。」
「失礼するよ。三鍋だ。」
「あ、どうも。」
「今回の性転換については、突発性性転換症というものだと思われる。これからこの間した検査をもう1回して、数値の違いを調べるからね。そして、歩きのリハビリみたいなのもやった方が良さそうだ。」
「わかりました。」
「とりあえず、歩くのも大変だろうから車椅子で移動しよう。」
「はい。」
検査に行くと、三鍋先生の他に女の先生がついていてくれた。
女の先生で安心してしまうなんて、ついに心まで女にでもなってしまったのか。
すぐにネタが尽きて訳の分からないことを書き始めると思いますのでお願いします。
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