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あらすじ
私、神崎 花音は本日17歳になります。
記念すべき今日の日を、もうひとつの記念日にしたいと思います!!
記念することとは…私、初告白します!!
…なーんてかっこつけてるけど、実際は振られるのが分かってて告白するんだけどね。
諦めるためにあたって砕けようとしてるんだ。
私が好きになった人は、この学校で一番のイケメン、告白だって毎日のようにされてる。
いわゆる学園の王子様。
そんな人に告白なんて、可愛そうな私だなぁー…
「…で………けど……な…だよ…」
ん?この声って…
「は?何で??」
「だから…その…お、お前が好きなんだよ!!」
…え?
ちょ…嘘でしょ…先輩……。
「篠原先輩、俺男ですよ?」
「分かってる…けど!……けど…それでも俺は…」
誕生日、好きな人の声が聞こえて駆けつけてみると、そこには、先輩(男)が告白していて学校1の美しさをもつ幼馴染(男)が、告白されていて…
ドンッ…
あっ!!ヤバい!
近づいたひようしにつまずいた私は運の悪いドジでした。
気づかれてない…
「アレ?奏音??」
訳無いですよねー!!
いきなりすぎて何がなんだか…
そんなこんなで、王子様が恋をしたのはお姫様ではなく、下手したらお姫様より可愛い私の幼馴染(男)でした。