異世界転移は分解で作成チート
第174話 ユウの 初めての 冒険者 登録。
第174話 ユウの 初めての 冒険者 登録。
道中、ユウと色々と──主に冒険者業について──話し合った結果、帰った後すぐにユウが『冒険者ギルドに行きたい!!』と言ったため、俺らは帰ってすぐだったが、冒険者ギルドに向かった。
あ、ちなみに眠気はもうすっかり覚めた。・・・まぁユウの突然の来訪とか学園関連とかその他色々あったし、頭がまた活動し始めたのかもねー。
まぁそんなこんなで歩き始めることはや十数分。
「──さて、到着したな。ここが冒険者ギルドだ。」
「わー、なんか色んな人が出入りしてるねー! って言うか人多いねー!」
ギルド内はユウが言った通り、多くの人おり、カウンターで並んでいたり雑談をしていたり、あとはギルドのバー、というか酒場で飲んだり食ったりしていた。
「あー、多分時間的な問題だな。冒険者って基本的には朝方依頼を受けて夕方辺りに報告しに来るから。それでその報酬で酒やツマミを飲んだり食ったりだな。」
やはり、酒場と一体化してるせいか、酒の臭いがこちらの方まで漂ってきてる。
「んー、やっぱり冒険者ギルドって荒くれ者?が多いの?」
「ああ、一応真面目なやつとか落ち着いてるやつ、正義感に溢れるやつとかもいるが、基本的に乱暴なやつとか戦闘狂とかだな。」
・・・あぁ、そうだよ、俺は後者だよ。
ってかユウ。神様ならそれくらい把握しなさいや。
・・・え? あまり個人的に世界を見たり調べたりしない? あくまで仕事として?あ、そうなの?
「そもそもの話、僕がやるのって大体最終的な判断とか書類に確認済みって打ったり、あとは細々とした物くらいだからねー。」
それでいいのか神の主……。ってかならなんでギルドとか荒くれ者ってのは知ってるの? ・・・え? それは俺らの世界にあるラノベとかで見た?
いや、それなら目の前にあるこの世界見ろよ……。何故わざわざ違う世界の本を……。まぁそこは個人個人の自由か。
・・・さて、せっかくギルドに来たのに話し合ってるだけじゃなんだしな。早速、ギルドにでも登録しようか。
俺はユウに受付まで案内し、冒険者登録をさせる。この時間だと、登録用の窓口は人が少ないため、あまり待たなくていいから良い。
と言っても、全くいないわけではなく、少しの待ち時間がある。まぁそれもほんの数分だけだがな。
そして、待つこと数分。
「はい、いらっしゃいませ。こちら冒険者ギルド、ゼッフェ王国本部です。新規登録ですか? それとも復帰登録ですか?」
「新規登録です!」
ユウは受付嬢の問いに勢いよく答えた。受付嬢は弟や子供を見るような微笑ましい顔つきになり、笑顔でユウの対応をする。
・・・受付嬢さんや、そのひと君の何倍も年上やで。
「はい、ではこちらの紙に名前、年齢、種族、使える武器、使える魔法の記入をお願いします。なにか質問はございますか?」
「えーと、これって絶対書かなきゃダメですか?」
ユウはあざとく首を傾げる。それに対し、受付嬢がさらに微笑ましい顔つきになる。
・・・あ、もしかしてユウ、受付嬢の反応見て遊んでね?
「いえ、任意ですので書かなくても構いません。ただ書いた方がパーティ加入などで楽になるかと。なお、偽名や能力の不詳なども可能です。」
「なるほど! わかりました!」
そしてユウは黙々と書いていく。・・・ふむ。ほぼ俺と同じような感じに書いてるな。
「はい、それでは登録致しますね。」
と、受付嬢が言うと、横に置いてあった見覚えのあるパソコンのような機械で登録を進める。
そして、大きくターンッ、と打つと茶色のカードが出てくる。・・・あれ? 俺ん時は銅色だったような……あぁ、そっか。俺Cから始めたんだっけか。
それでユウはギルドカードを貰って受付嬢の冒険者についての説明を断ってこちらに走ってきた。
「ゼロっ! 僕も冒険者になったよ!」
ユウは嬉しそうにそう言った。
そして、そんなユウを見て俺はこう思った。『・・・あぁ、さっきのあの反応もこの反応も、コイツの素か。』と。
・・・なんて言うか、こいつの素。あざとっ!
・雑談
最近、妹に歯が生えてきましたー。それでたまに噛まれるんだけど地味に痛い☆ どうもテトです。
道中、ユウと色々と──主に冒険者業について──話し合った結果、帰った後すぐにユウが『冒険者ギルドに行きたい!!』と言ったため、俺らは帰ってすぐだったが、冒険者ギルドに向かった。
あ、ちなみに眠気はもうすっかり覚めた。・・・まぁユウの突然の来訪とか学園関連とかその他色々あったし、頭がまた活動し始めたのかもねー。
まぁそんなこんなで歩き始めることはや十数分。
「──さて、到着したな。ここが冒険者ギルドだ。」
「わー、なんか色んな人が出入りしてるねー! って言うか人多いねー!」
ギルド内はユウが言った通り、多くの人おり、カウンターで並んでいたり雑談をしていたり、あとはギルドのバー、というか酒場で飲んだり食ったりしていた。
「あー、多分時間的な問題だな。冒険者って基本的には朝方依頼を受けて夕方辺りに報告しに来るから。それでその報酬で酒やツマミを飲んだり食ったりだな。」
やはり、酒場と一体化してるせいか、酒の臭いがこちらの方まで漂ってきてる。
「んー、やっぱり冒険者ギルドって荒くれ者?が多いの?」
「ああ、一応真面目なやつとか落ち着いてるやつ、正義感に溢れるやつとかもいるが、基本的に乱暴なやつとか戦闘狂とかだな。」
・・・あぁ、そうだよ、俺は後者だよ。
ってかユウ。神様ならそれくらい把握しなさいや。
・・・え? あまり個人的に世界を見たり調べたりしない? あくまで仕事として?あ、そうなの?
「そもそもの話、僕がやるのって大体最終的な判断とか書類に確認済みって打ったり、あとは細々とした物くらいだからねー。」
それでいいのか神の主……。ってかならなんでギルドとか荒くれ者ってのは知ってるの? ・・・え? それは俺らの世界にあるラノベとかで見た?
いや、それなら目の前にあるこの世界見ろよ……。何故わざわざ違う世界の本を……。まぁそこは個人個人の自由か。
・・・さて、せっかくギルドに来たのに話し合ってるだけじゃなんだしな。早速、ギルドにでも登録しようか。
俺はユウに受付まで案内し、冒険者登録をさせる。この時間だと、登録用の窓口は人が少ないため、あまり待たなくていいから良い。
と言っても、全くいないわけではなく、少しの待ち時間がある。まぁそれもほんの数分だけだがな。
そして、待つこと数分。
「はい、いらっしゃいませ。こちら冒険者ギルド、ゼッフェ王国本部です。新規登録ですか? それとも復帰登録ですか?」
「新規登録です!」
ユウは受付嬢の問いに勢いよく答えた。受付嬢は弟や子供を見るような微笑ましい顔つきになり、笑顔でユウの対応をする。
・・・受付嬢さんや、そのひと君の何倍も年上やで。
「はい、ではこちらの紙に名前、年齢、種族、使える武器、使える魔法の記入をお願いします。なにか質問はございますか?」
「えーと、これって絶対書かなきゃダメですか?」
ユウはあざとく首を傾げる。それに対し、受付嬢がさらに微笑ましい顔つきになる。
・・・あ、もしかしてユウ、受付嬢の反応見て遊んでね?
「いえ、任意ですので書かなくても構いません。ただ書いた方がパーティ加入などで楽になるかと。なお、偽名や能力の不詳なども可能です。」
「なるほど! わかりました!」
そしてユウは黙々と書いていく。・・・ふむ。ほぼ俺と同じような感じに書いてるな。
「はい、それでは登録致しますね。」
と、受付嬢が言うと、横に置いてあった見覚えのあるパソコンのような機械で登録を進める。
そして、大きくターンッ、と打つと茶色のカードが出てくる。・・・あれ? 俺ん時は銅色だったような……あぁ、そっか。俺Cから始めたんだっけか。
それでユウはギルドカードを貰って受付嬢の冒険者についての説明を断ってこちらに走ってきた。
「ゼロっ! 僕も冒険者になったよ!」
ユウは嬉しそうにそう言った。
そして、そんなユウを見て俺はこう思った。『・・・あぁ、さっきのあの反応もこの反応も、コイツの素か。』と。
・・・なんて言うか、こいつの素。あざとっ!
・雑談
最近、妹に歯が生えてきましたー。それでたまに噛まれるんだけど地味に痛い☆ どうもテトです。
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