異世界転移は分解で作成チート
第158話 今さら新キャラっ!?。
第158話 今さら新キャラっ!?。
〜放課後〜
一一今日も何事もなく平和に時間が過ぎ、早々と下校時間となった。
予定があるものは足早に帰路につき、他の生徒達も談笑しながら帰っていってる。
「ゼロせんせー。さよーならー! ティアちゃんもねー。」
「おーう、気ぃつけて帰りなー。……ふわぁーーあ。」
「にゃーん♪」
あぁー……。やっぱり朝早くに起きたせいで少し寝みぃな。早いとこ帰って眠ろうか。
・・・いっその事ここの保健室のベッドでも借り……いや、もう授業終わったし普通に早く帰って寝た方がいいよな。
よし、早いとこ帰る準備終わらせてさっさと帰ろうか。
俺は再度出そうになった欠伸を噛み殺し、ボーッとした頭で帰る準備を進めていると、ある生徒集団が俺の方に向かってきた。
「ゼロ先生!」
「ん、おぉ。なんかようか? 勇者集団。」
俺に近づいていたのは皆さんおなじみ、雲海拓海+αの勇者集団である。
「はい! これから時間空いてますか? もし良かったら稽古をつけてください!」
・・・うん? なんでそうなった? 俺、昨日、君達をコテンパンにした張本人よ? 普通、そんな人から教わるの怖くない?
いや、でもなんとなく理由は分かる。多分、自分達を負かした人から稽古とかをつけてもらえばさらなる力が入るから〜って感じだろ?
確かに、それが先生なら尚更教えを受けようとするよね。分かるよ。
でも正直めんどいんだわ。俺が個人的に教えるのは俺が興味が出た相手って決めてるんでね。
・・・え? 勇者達に興味がわかないのかって? うん、わかない(即答)。
なので断る。
「あー、今日はこのあと予定があるから無理だ。」
「では明日はどうですか!」
「明日も無理。」
「なら明後「日も無理だ。」」
「なっ!? な、なぜ無理なんですか!?」
「それは予定がある…から……?」
んん? 予定……教え……個人……。
・・・あっ、今日ってリミィの家庭教師の日じゃね? ・・・えーと、取り敢えず『千里眼:リミィ』。
・・・うわぁー。やっぱりというかなんというか。リミィのやつ、校門前で待ってるわ。
ん、なんか言ってるみたいだな。……えーと、なんて言ってるんだ?
『ゼ ロ 見 て る ん で しょ 早 く 来 て』
・・・うん。色々と言いたいことがあるけど、流石リミィだ。俺の事をよく理解していらっしゃる。
「スマン、マジで今日予定あったわ。というか今校門前で待ってるっぽい。少し怒ってるし。」
「え、どういうことですかっ!? ってもういないっ!?」
一一ゼロが急にいなくなったことで雲海がオロオロとし、それを見た勇者御一行は
「・・・。」
「・・・逃げられたわね。」
「逃げられましたわね。」
「逃げちゃったねー。」
みんな、同じ反応をした。
◇◆◇◆◇
〜校門前〜
「どうい一一」
一一シュンっ
ん、雲海がなんか言ってたみたいだが、よく聞こえなかったな。・・・まぁそんなことよりも。
「にゃんっ!」
「っと、急に転移してごめんな。」
「にゃにゃうぅ。」
急に転移したことについてティアに謝ったが、ティアは『別に気にしてないよ!』と、身振り手振りで知らせてくれた。・・・可愛い。
「ゼロー! やっと来たわね!」
っと、こっちの方も対処しなきゃな。・・・でも
「お嬢様。まだ学園でございます。」
「あ、え、えぇ。ごめんなさい、ゼロ先生。」
うん、そりゃあ生徒が先生呼び捨てにしたらそうなるわな。
「・・・でもゼロ先生が遅れたんだし、これでおあいこよね。」
「はーい、つべこべ言わなーい。」
「……はーい。」
リミィが少しいじけ気味に返事をする。
「あ、そうだ。この前言ってた話の続きを聞かせてくれないか?」
「!! うん! えーと、あの時どこまで話してたっけ? ・・・あ! そうだわ! あの後ね一一」
覚えて良かった長話誘発。
・・・正直、こんなにあっさり対処ができるとリミィのチョロさが不安だわ。
〜歩くこと数十分〜
「それでねー。」
「うんうん一一っと。リミィの家に着いたから一旦終わるよー。」
「あ、はーい。じゃあ準備してくるからいつも通りセルスについて行っちゃってー。」
「おう。」
走り去って行ったリミィの背中に一言返事をすると、いつもの如くセルスが登場。
今回はちゃんと出現を確認できた。なんか空間をひん曲げて移動過程をなくして来た感じ。簡単に言うと縮地みたいなもん?
・・・でもスキルに縮地がないんだよなぁ。・・・まぁ気にする程でもないし、別にいいや。
「では、こちらへどうぞ。」
「ん、いつもお疲れ様です。」
・・・うん、返事はなんとか砕けられたけどその後に続く文はやや敬語型になっちゃったな。
屋敷までの道のりで俺はある人物に目がいった。
「ん?」
「・・・? どうかされましたか?」
「ああ、いえ。そちらの方は誰かな? と。」
そこには花の世話をしているリミィ、いや、どちらかと言えばリリィさんかな? まぁ、とにかくリリィさんに似てる女性がいた。
「そちらの? ・・・ああ、あの御方ですか。あの御方は「一一リシィよ。貴方がゼロさんね?」」
執事が説明しようとしたらリリィさん似の女性、リシィさん自身がこちらによってきた。
・雑談
ちなみにリシィの正体についてはリミィのステータスをよく思い出してください。そこに答えが載ってます。どうもテトです。
〜放課後〜
一一今日も何事もなく平和に時間が過ぎ、早々と下校時間となった。
予定があるものは足早に帰路につき、他の生徒達も談笑しながら帰っていってる。
「ゼロせんせー。さよーならー! ティアちゃんもねー。」
「おーう、気ぃつけて帰りなー。……ふわぁーーあ。」
「にゃーん♪」
あぁー……。やっぱり朝早くに起きたせいで少し寝みぃな。早いとこ帰って眠ろうか。
・・・いっその事ここの保健室のベッドでも借り……いや、もう授業終わったし普通に早く帰って寝た方がいいよな。
よし、早いとこ帰る準備終わらせてさっさと帰ろうか。
俺は再度出そうになった欠伸を噛み殺し、ボーッとした頭で帰る準備を進めていると、ある生徒集団が俺の方に向かってきた。
「ゼロ先生!」
「ん、おぉ。なんかようか? 勇者集団。」
俺に近づいていたのは皆さんおなじみ、雲海拓海+αの勇者集団である。
「はい! これから時間空いてますか? もし良かったら稽古をつけてください!」
・・・うん? なんでそうなった? 俺、昨日、君達をコテンパンにした張本人よ? 普通、そんな人から教わるの怖くない?
いや、でもなんとなく理由は分かる。多分、自分達を負かした人から稽古とかをつけてもらえばさらなる力が入るから〜って感じだろ?
確かに、それが先生なら尚更教えを受けようとするよね。分かるよ。
でも正直めんどいんだわ。俺が個人的に教えるのは俺が興味が出た相手って決めてるんでね。
・・・え? 勇者達に興味がわかないのかって? うん、わかない(即答)。
なので断る。
「あー、今日はこのあと予定があるから無理だ。」
「では明日はどうですか!」
「明日も無理。」
「なら明後「日も無理だ。」」
「なっ!? な、なぜ無理なんですか!?」
「それは予定がある…から……?」
んん? 予定……教え……個人……。
・・・あっ、今日ってリミィの家庭教師の日じゃね? ・・・えーと、取り敢えず『千里眼:リミィ』。
・・・うわぁー。やっぱりというかなんというか。リミィのやつ、校門前で待ってるわ。
ん、なんか言ってるみたいだな。……えーと、なんて言ってるんだ?
『ゼ ロ 見 て る ん で しょ 早 く 来 て』
・・・うん。色々と言いたいことがあるけど、流石リミィだ。俺の事をよく理解していらっしゃる。
「スマン、マジで今日予定あったわ。というか今校門前で待ってるっぽい。少し怒ってるし。」
「え、どういうことですかっ!? ってもういないっ!?」
一一ゼロが急にいなくなったことで雲海がオロオロとし、それを見た勇者御一行は
「・・・。」
「・・・逃げられたわね。」
「逃げられましたわね。」
「逃げちゃったねー。」
みんな、同じ反応をした。
◇◆◇◆◇
〜校門前〜
「どうい一一」
一一シュンっ
ん、雲海がなんか言ってたみたいだが、よく聞こえなかったな。・・・まぁそんなことよりも。
「にゃんっ!」
「っと、急に転移してごめんな。」
「にゃにゃうぅ。」
急に転移したことについてティアに謝ったが、ティアは『別に気にしてないよ!』と、身振り手振りで知らせてくれた。・・・可愛い。
「ゼロー! やっと来たわね!」
っと、こっちの方も対処しなきゃな。・・・でも
「お嬢様。まだ学園でございます。」
「あ、え、えぇ。ごめんなさい、ゼロ先生。」
うん、そりゃあ生徒が先生呼び捨てにしたらそうなるわな。
「・・・でもゼロ先生が遅れたんだし、これでおあいこよね。」
「はーい、つべこべ言わなーい。」
「……はーい。」
リミィが少しいじけ気味に返事をする。
「あ、そうだ。この前言ってた話の続きを聞かせてくれないか?」
「!! うん! えーと、あの時どこまで話してたっけ? ・・・あ! そうだわ! あの後ね一一」
覚えて良かった長話誘発。
・・・正直、こんなにあっさり対処ができるとリミィのチョロさが不安だわ。
〜歩くこと数十分〜
「それでねー。」
「うんうん一一っと。リミィの家に着いたから一旦終わるよー。」
「あ、はーい。じゃあ準備してくるからいつも通りセルスについて行っちゃってー。」
「おう。」
走り去って行ったリミィの背中に一言返事をすると、いつもの如くセルスが登場。
今回はちゃんと出現を確認できた。なんか空間をひん曲げて移動過程をなくして来た感じ。簡単に言うと縮地みたいなもん?
・・・でもスキルに縮地がないんだよなぁ。・・・まぁ気にする程でもないし、別にいいや。
「では、こちらへどうぞ。」
「ん、いつもお疲れ様です。」
・・・うん、返事はなんとか砕けられたけどその後に続く文はやや敬語型になっちゃったな。
屋敷までの道のりで俺はある人物に目がいった。
「ん?」
「・・・? どうかされましたか?」
「ああ、いえ。そちらの方は誰かな? と。」
そこには花の世話をしているリミィ、いや、どちらかと言えばリリィさんかな? まぁ、とにかくリリィさんに似てる女性がいた。
「そちらの? ・・・ああ、あの御方ですか。あの御方は「一一リシィよ。貴方がゼロさんね?」」
執事が説明しようとしたらリリィさん似の女性、リシィさん自身がこちらによってきた。
・雑談
ちなみにリシィの正体についてはリミィのステータスをよく思い出してください。そこに答えが載ってます。どうもテトです。
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