異世界転移は分解で作成チート

神無木雷兎

第126話 眷属と書いてペットと読む。

第126話 眷属と書いてペットと読む。


〜翌日〜

 ……ん、朝か。ふあ〜〜ぁ。……ううんーーん……はァっ!……っと。

 ・・・眠ぃ……。っつか今何時だ?

 んー……。……あー、6:30か。

 ・・・どうでもいいけど、最近、俺。早く起きすぎてる気がする。
 せっかくの休みなんだしもうちょっと眠り続けてもいい気がするけどなー。

 ・・・まぁ別にいいか。遅めに起きて昼夜逆転するよりは健康的で。


「にゃーん。」

 ん、あ、ティアか。
 ・・・すっごく今更だけどティアって一応猫だよな? ・・・猫って夜行性じゃなかったっけ? ・・・まぁ気にする程でもないか。可愛けりゃそれでいい。

「ん。ティアおはよう。」

「にゃうんッ!」

 ティアは嬉しそうに返事をした。俺はそれを聞いていつものようにティアの頭を撫でる。

 ・・・癒されるわー。こういう風にただティアを撫でるだけで心洗われるっていうか落ち着くというか。・・・一言で言うなら幸せ☆。

「にゃうー♪」

 あぁ……尊くて塵になりそう。



「……んんぅ。」

 一一少しの間ゼロがティアを撫でたり愛でているとゼロの横でハクが身じろいだ。

「ん、何一一ってハクか。」

 ……ん?ハク?……あっ、そういや、今日ハク達の試験日だっけ。……昨日、自分で言ってたのに忘れてたわ。……HAHAHA。


 って笑ってる場合じゃないな。早いところハク達も起こ……いや、別にまだ起こさなくてもいいか。時間的にも余裕あるしな。

 んー。とりあえず飯とか準備の時間も考えて、7:00くらいに起こすか。

 ・・・となると、30分くらい暇あるなー。
 んー。適当に装飾品でも作って時間潰すかー。

 んーと、形はとりあえず指輪型一一
 宝石部分は適当に零魔結晶で一一
 輪っか部分はオリハルコン一一

 一一ゼロが暇つぶしに道具(もはや神具)を作っているとあっという間に時間が流れ、早くも7:00となった。

 コンコンッ。
「おはようございます、旦那様。朝でございます、起きていらっしゃいますか?」

 ん、セバスか。・・・ってことはもう7:00になったのか。早いな。

「んー、起きてるよ。鍵かかってないから入ってきていいよー。」

「失礼します。」

 俺がそう言うとセバスは部屋に入ってきた。

「朝食の方はどう致しますか?」

「ん、頂く。こいつらを起こしたあと行くから先に食堂で準備しといてくれ。」

「畏まりました。それでは、失礼致します。」

「んー。」

 よし、んじゃさっさと起こそうかね。

「ほら。ハクー、ライムー、起きろー!」

「んんぅ……。んんんーー!ほぉっ!っと、なんなのじゃ?主殿が起こすなど珍しいのぉ。」

「おう。どちらかと言うと掛け声1回で起きるお前の方が珍しいがな。」

「・・・それは言わぬお約束なのじゃ。」

「んうぅ……クゥ……。」

 こっちはいつも通り目覚まし無効か。そーかそーか、ならばこちらにだって考えがある。

『ライムー!!起きろー!!』

 秘技っ!こいつ、直接脳内にッ!?念話

「きゃわあああ!??!?」

 効果は見ての通りだ。

「きゃふんッ。……うぅ……頭がぁ……。……酷いですよぅマスター。」

「1度言って起きないライムが悪い☆」

「……たまに主殿がとてつもなく理不尽になるのじゃ。」

  気にするなっ☆

「……うー……まだジンジンします……。……あ、というか、私たちを起こすなんて珍しいですね。どうしたんですか?マスター。」

「いや、ほら。四日前に話しただろ。今日入学試験。」

「入学……。ああ!すっかり忘れてました!」

「おおっ。そうじゃったそうじゃった。忘れてたのじゃ。」

 いや、おめーらもかい。・・・ペット眷属は飼い主に似るってか?やかましいわ。



・雑談
 すいません。今回はやけに短いです。本当に睡眠不足がやばいんです。正直、雑談ここを書くのも辛いくらいに眠いんです。どうもテトです。

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