異世界転移は分解で作成チート

神無木雷兎

第70話 昇格。

第70話 昇格。


 一一時は遡り勇者召喚の少し前。

『マスター。邪神に目をつけられました。』

 ……Why?なぜに?

『理由としては、邪龍を討伐したのが原因です。どうやら、邪龍は邪神のペットだったようです。』

 ……邪神のペットがなんで、こんなとこにいたの?

『どうやら、放し飼いをしていたら、邪龍がこちらに来ていたみたいです。』

 え、えぇー。なんでこっちきたんや。

『暇つぶしとして、人族を滅ぼそうとしていたみたいです。
 寝ていたのは、ここまで来たのと、冒険者達を相手して疲れたので休憩していたみたいです。
 ちなみに、相手した冒険者達は、Sランクの冒険者がリーダーをしているパーティーだったみたいです。
 ちなみに、そのパーティーの1人が逃げのび、その逃げのびた1人が冒険者ギルドに邪龍の報告をして、冒険者ギルドが討伐依頼をだしたようです。』

 あー。んで、その休憩中に俺が見つけて倒しちゃったと。理解したわ。
 つーか、邪龍。なんで敵地で寝た。もしかして、Sランク冒険者潰して、こんな弱い奴らの敵地なら寝ても平気とでも思ったのか?
 ……まぁ、いいや。


 ………あ、そうだ。邪龍で思い出したけど、冒険者ギルドに邪龍討伐依頼の完了報告行かねぇと。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

〜冒険者ギルド前〜
時刻14:26

 んじゃ、突n……そうだ、気配遮断をしながら行ってみるか。(理由:暇つぶし)

 んじゃ、改めまして…突入ー!

ガチャ。

 ……こんな時間でもギルドの中には結構な人数がいた。だが、誰もこちらに気づかない。

 ふむ。やっぱり誰も気づいてねぇな。さすがスキル!…いや、俺だからか?

 ……まぁいいや。受付行こ。

 俺が受付に並ぶ。…が、人が気づかずに追い越していく……。

 ……あ、気配遮断……。
 俺は気配遮断から、影薄55話の最後のあたりで出たやつに切り替えた。

 そして、並びはじめて数分後。

「次の方ー。どうぞー。」

「…はい。」

 あ、ちゃんと、無口風の少女だよ。あと、影薄は切ってあるよ。

「ん?どうしたの?お嬢ちゃん?依頼しに来たの?」

「……違う。……依頼……完了…報告。」

「!(冒険者だったのね)ごめんね。なんの依頼かな?(多分、薬草採取系よね。)」

「…邪龍討伐。」

「ほえ?……お、お嬢ちゃん?嘘はダメよ?なんの依頼を受けたのか、本当のことを言って?」

 ん?ああ、そうか、普通、か弱そうな少女がこんな依頼クリア出来るわけないか。

「…嘘じゃない。…これ…証拠。」

 と、いいながらSランクのギルドカードの魔物討伐の欄を提示した。

「?これは……ギルドカード?
 …っ!Sランク!?それに邪龍討伐……。
 ってことは、本当に!?ギ、ギルドマスターに報告しなきゃ!貴女は此処で待っててね!」

 受付嬢は急いで上のギルドマスター室に向かった。

 …おーい。俺の対処をしろやー。

〜数分後〜

「……ふむ。あんたが邪龍を討伐したやつかい?これまた随分とか弱そうなやつが倒したねぇ。あんた、Sランクなんだろう?二つ名は?」

 俺はあの後、受付嬢の案内の元、ギルドマスター室に連れてかれた。※受付嬢はそのまま下に帰った。
 そして、ギルドマスターが俺を見た反応がこれだ。ちなみに、すげー賢そうなバーさんだ。

「……奔放者。」

 一応、ちゃんと答えとく。

「……ん?おかしいねぇ。奔放者ってやつはゼロっていう男のはずだが?」
 ちなみに、なんで俺が男だと知ってるかと言うと、あの手紙だ。あのリーフスのギルドマスターからの手紙。

「同一人物。」

「……あたしには、ちと、意味がわかんないねぇ。つまり、あんたは男なのか?」

「惜しい。」
 今は一応女だしね。……性別ないけど。

「……さらに、意味がわかんないねぇ。」

「つまり、こういうこと。」
 俺はそういいながら、男になった。
 ちなみに、服装は男物だ。

「……は?どういうことだい?えーっと?つまり、あんたは男なのか?それとも女なのか?」
 ギルドマスターは呆然としていたが、意識を戻すと俺に質問をしてきた。

「うーん。今は男だけど、さっきのは女。って所かな。」

「……答えになってないねぇ。」

「まぁいいじゃねぇか。それよりも、邪龍の討伐依頼の報酬をくれ。」

「……はぁ。なるほどね。デルクの言ってることがわかったよ。」

 ん?デルクって誰だ?……あ、リーフスのギルドマスターか。……そういや、知らなかったわ。
 あ、ちなみにこのバーさんの名前はルーマだ。

「……はぁ。報酬だね。大白金貨20枚だよ。ったく、なんて額だい!」

 うーん。この前オークションで結構もらったから低く感じるわ。まぁいいけど。

「あと、あんたの冒険者ランク、SSランクにあげられるみたいだよ。
 邪龍討伐以外にもいくつか実績あるから簡単に上げられるよ。やるかい?」

「あー。じゃあお願いするわ。」

「はいよ。……よしっ。この紙を受付にわたしな!」

 バーさんはそういうと、昇格書と書かれた紙を渡した。

「んじゃ、もう行くわ。」

「はいよ。用が済んだらとっとと帰んな!」

 そして、俺は冒険者ランクを昇格した後、家に帰り、飯食って風呂入ってゲームして寝た。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 数日後。
『マスター。勇者が召喚されました。』

 はい?


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 と、なりました!なので、次の作品はゲームチートです!
 わぁい!ネタを考えないと(泣)!

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