奪~クラス殺しで異世界旅行へ~

【九】↔いちじく↔【無花果】

二話=涙+初戦闘



 騎士が突然死んだことに、驚きを隠せない咲良。

 只、俺が原因で、王都追放されたと知って怒りを露にした。

 涙を流しながら、俺の胸を殴る。

 威力はそこまで無いが、心がやるせない気持ちになった。

「ごめんね。俺の能力、超力が原因なんだ。」
 俺がそう言うと、
「ステータスを見せてください!」
 といってきた。彼女の超力は、❬模倣超力コピーゴッドパワー❭と言って、相手の能力をコピーする。

 その為、俺の超力を取ろうとしているのはすぐに解る。
「君の超力を知っている。とだけ言っておくよ。それで分かるでしょ。」

 俺の言葉に、彼女、咲良は涙を流しながら頷いた。

 彼女は結局、城壁のところに寄り掛かり、うずくまっていた。

 俺は彼女の近くに行き、話をした。
「俺はこれからこの世界を見て回ろうと思う。君も、咲良もついてくる?」
 咲良は
「私なんかと一緒に居る意味無いですよ」と言った。
「なら君も皆と一緒に死ぬ?」俺の問いに咲良は僅かに首を横に振った。
「なら付いてきてほしい。君との旅を楽しみしてるよ。さぁ行こう」

 俺はそう言い咲良に手を差し出した。

 咲良はその手を取ってくれた。
「私を見捨てないでくださいね。」そう言いながら彼女はたった。

 俺らの旅は、手ぶらから始まった。

 取り合えず道のりにいくしかない。そこが街なのか町なのかは知らないがそうするしかないだろう。
「あっ!」
 俺は在ることを思い出した。
「どうしたんですか?」
 咲良の問に、
「マップ系の超力があった。多すぎて忘れてた。」

 俺がそんなことを言うと、咲良は物凄く呆れていた。
「❬案内マップ超力ゴッドパワー❭使用。」

 すると、俺の右目に、マップが出てきた。
「次行くところは大きめの街だよ。でも、宿屋等は在るだろうけど、部屋一緒になるかも。」

 俺の言葉に
「それはしょうがないですよ。襲わないでくれるんなら別に一緒の部屋でもいいですし。」
 と言った。
 そんなに襲いそうに見えるのかな?

 そう考えながら歩いていると、前から❬ゴブリン❭が現れた。

 さっさと倒しますか。俺はそう思いながら、
「❬奪貸超力スチールゴッドパワー❭使用。❬ゴブリン❭のステータスを奪う。」
 すると、❬ゴブリン❭は倒れ、一切動かなくなった。
「そう言えば、大翔くんのステータスまだ一切見てないですよね。」
「あぁ、うん、確かに見てないね。見せるよ。」
 そうして、見せたステータスは、

名前=タイガ・ヤマシ
種族=人間
LV=39
EX600/3900
年齢=15
性別=男
攻撃=4100
防御=8200
俊敏=8200
体力=123000
MP=123000
HP=82000
法属=火 水 風 雷 回復 召喚 
術属=妖 呪 忍 幻
スキル=❬料理LV2/30(4/10)❭ ❬裁縫LV2/30(2/10)❭
❬掃除LV3/30(2/15❭ ❬洗濯LV2/30(3/10❭
❬剣術LV3/30(1/15)❭ ❬槍術LV4/30(15/20)❭
❬棒術3LV(3/15)❭ ❬斧術LV2/30(10/10)❭
❬全態勢LV4/30(12/20)❭ ❬火LV2/50(5/10)❭
❬水LV2/50(2/10)❭ ❬風LV1/50(2/5)❭
❬雷LV1/50(3/5)❭ ❬回復LV1/50(5/5)❭
❬召喚1/50(3/5)❭ ❬妖LV1/50(4/5)❭
❬呪LV1/50(1/5)❭ ❬忍LV1/50(1/5)❭
❬幻LV1/50(1/5)❭
超力=❬奪貸スティール超力❭ ❬強化ブースト超力❭ ❬案内マップ超力❭ ❬固定ストップ超力❭その他
武器=
鎧兜=❬学生服❭
称号=❬異世界人❭ ❬異界の勇者❭ ❬神の勇者❭ ❬ステータス泥棒❭
❬追放された者❭

  そのステータスを見た、咲良は少しの間、固まっていた。

 それもそうだろう。このステータスは普通の勇者の何倍もあるのだから。

 そのあと、固まっていた咲良をもとに戻して、街へと向かった。
「そう言えば、大翔くんの奪貸スティール超力ってどんな能力があるんですか?」
「相手の能力を奪ったり、仲間に能力を貸して貸した奴が倒した奴のステータスが手に入るかなぁ」

 その問に更に絶句の咲良。 
今日は驚いてばかりだなぁ。

 と大の張本人は思っているのだった。

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