イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜

駅構内の狂っぽー

大陸についての伝聞

涼達と宿(涼の家)に戻ると凶星が使った刀についての講習も兼ねて食卓を3人で囲んでいた。
「お前にやった刀は俺がこっちに来た時に持ってた刀を打ち直したやつだ。黒竜の鱗と混ぜてあるから硬さなら他の剣に負けないと思うぜ」
「涼、そこの肉取って欲しいノ」
「黒竜の鱗って硬いだけなんですか?」
ペリュトンに大皿の上の肉を取り分けながら涼は答える。
「黒竜ってのは、大陸の1番奥に住んでるんだよ。そこでひたすらに魔力が自然な形で結晶になった魔晶石って石を食って生きてんだよ。だから武器や防具にした時に持ち主の魔力に馴染みやすい素材になってるんだよ。」
「へぇ、そうなんですね。ていうか大陸ってなんですか?」
「んな、お前大陸も知らないでよく生きてこれたな。奇跡だわ。大陸ってのはここ。俺らが今立っているこの場所の事」
「そうなノ。で、北にいれば行くほど奥になるノ」
2人は息を合わせて言う。
「「そして人類の限界到達点に行ったのが」」
そして満を持して俺も加わる。
「お2人ですか?」
「「…」」
「あ、違いますか。すみません」
ぺこりと頭を下げるとば声が飛んできた。
「ンな訳あるかー!」
「見せ場取るんじゃないヨ!!」
思ったよりも今のやり取りに関しては数をこなして来たようだ。
「その時って2人だけで行ったんですか?」
食卓を彩っていた肉や野菜があらかた3人の腹に収まった頃に話を切り出した。
「いや、7人で行ったぞ。バックには国も付いてたしたな。」
「国!?やっぱり狙いは大陸の資源とかですか?」
「まぁ帝国以外はな。帝国はその頃は食糧難が深刻だったから農耕地の拡大に汗水垂らしてたぜ。ハッ、笑っちまうよ」
あ、ペリュトンいつの間に寝てるんだよ、とぼやいて涼は天井近くを見つめる。
「そのメンバーってやっぱり強かったんですか?」
「あ?遠征のか?まぁそこそこだな。」
椅子からふらっと立ち上がり、紙をクシャッと掴んでテーブルの上に置き、指で広げる。
「まず俺らは七人衆セブンフェイスと呼ばれてた。あらゆる事態に対応できるようにあらゆる魔法の使い手、武術の達人に研究家って具合だ。」
紙にペンを滑らせていく。
仏頂面No Emotion』アレクセイ
絶笑Smiley Pierrot』カルナ
無関心Curiosity』ヒルエ
大泣explosion』エレム
憤怒double side』リョウ アカギ
苦悶sympathy』セタン
驚嘆betrayal』ペリュトン

「あの時のメンバーだ、イカれた野郎共も死んでくたばったかな。ハッハッハ」
誰がイカれた人だろうか

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