イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜

駅構内の狂っぽー

転職はリク○ート

転職から数時間、俺は馬車で揺られていた。いや急に回想とか入んないよ。はい、回想入りマース。転職が終わってからすぐの事だ。
「人間側の協力者に通知しておいた。その位置まで飛ばすぞ。」
飛ばすってなんだ?都営バス、略して都バスか?あ、違うか。
「時空魔法第3階位空間転移テレポート発動!!」
魔王の手から出てきた魔法陣は俺を飲み込み、光は強くなりすぐ消えた。すると、茂みの近くにしゃがみ込んだ状態で転移したらしい、うん。何が起こってるんだ?理解出来ません。頭の出来が悪い訳では無いと思う。ただちょっとここ何日かで常識が音を立てて崩れていき、例えるならデモなどで焼かれる肖像画のようになっている。
あー今ですね、常識がデモ隊によってあちこちで焼かれています!!奥の方では常識を刃物で切り刻んでいますね。私達、取材班の周りではデモ隊が常識を踏み潰して周りで歓声が上がっています!!以上中継でした。スタジオにお返しします。
あー脳内中継が終わった。とりあえず周りを見ようか。
茂みの向こうは石畳が敷いてある。ある程度の人の行き来があって所々に出店があるな。向こうの肉の屋台が1番美味しそうだ。目のスキルと眼のスキルの合わせ技が強いな。いわゆる8倍スコープの視界にする事がスキルの組み合わせで出来る。模倣様様だな。というか茂みのすぐ側に馬車が止めてあるのが気になる。かなり豪華、豪華絢爛極まりない。車輪から車体の隅々に炎を彷彿とさせるデザインが金細工であしらってある。なるほど、この馬車の持ち主はいいセンスだ。業火絢爛という訳か。おもしろーい。御者がこちらに手招きをしている。恐らくこの馬車が魔王の言う協力者なのだろう。ひとまず植え込みを跨ぎ、石畳に踏み出す。御者が降りてきた。こちらに歩いてくる。太った50歳ほどの男か。とても人が良さそうd
痛いこいつ何をしやがる!急に殴るとか頭大丈夫か?しばらくやらせとくか。なんか最初以外は痛くないし。13だったか、14だったか。それぐらい殴られた時ガチャ、と重厚感のある音を立てて馬車の扉が開いた。そこから出てきたのは口ひげが明らかに重力に逆らっている金髪のオッサンだった。
「チミ、うちの御者が失礼をした。まぁ乗りたまえ。」
「ですが、いいのですか?サワールディール伯爵、奥様がお帰りになられていますぞ!」
「妻をなだめることが出来ない人間が馬をコントロール出来るか?人間とは学習しなければジェットラビット以下だぞ?」
「では仰せの通りに。ほらさっさと乗れ!」
そう言って踏み台を出してくると扉の位置にセットし、こちらを睨んでくる。俺何もやってないやん、無罪やん、いや、初対面の人にボコボコにされるって忌み子感今更出すな、って感じはするよね。そんな事で冒頭へ

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コメント

  • Runa

    更新ありがとうございます!!
    頑張ってくださいね!!
    応援してます(´-`)

    3
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