イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜

駅構内の狂っぽー

兄弟ってわからん。

ていうか「にぃ」って何だよ、魔王の両隣の人も気になるし、この際全部聞くか。
「あのーすみません、お2人はどういう関係で?」
恐る恐る聞く。もしダメなやつだったらもう遅い。
「え?兄妹だよ?」
「え?兄妹だけど?」
タイミング良すぎか、これはもう兄妹以外ありえない。
「で、そちらのお2人は?」
両隣の人を指さす。
「あ、この2人については俺から説明する。」
膝に抱えた幼女を床におろし、魔王が玉座から立ち上がる。
「前に俺は転生者だと言った。どちらかと言うと転移の方が何とか当てはまるという風だけど、でその転移した時に巻き込まれたのがそこの2人。2人とも俺の幼馴染だ。」
すると賢者が前に出る。
「私は須藤 翠里すどう みさと。こちらでは賢者マーリンと名乗っている。ほら、静留しずる挨拶くらいしなよ。」
狂戦士が恥ずかしそうに出てくる。
「ぼ、僕が静留、都川 静留みやこがわ しずるっていいます。えっと、こっちでは狂戦士のヘルクレスとして戦ってます。じゃあ次はココちゃんだね。」
ロリが魔王を押しのけて出てくる。1つ1つの自然と洗練されたような動きがとても可愛らしい。
「ココ、紗倉 ココさくら ここっていうの。で、こっちがにぃのりんたろー。」
「凜太朗だ。まだお前の名前を聞いていなかったな。」
「金沢 凶星だ。ジョブも何も無い。1つあるとすれば変なスキルだけだ。あと尻尾が出せる。」
まぁ騎士と戦ったあとに尻尾を出していないのだが…
「何?尻尾か、とすれば既に《獣》は覚醒済みか。そして謎のスキル、気になるな。」
キャラに侵食されたのか?賢者さん。
「とりあえず、ステータス見せてもらおうよ。」そういえばあまりチェックしていなかったな。いい機会じゃないか。指をサッと縦に振り、ステータスを出す。

個体名 金澤 凶星 Lv8
種族 妖精/悪魔/人間
職業 なし
称号 悲運の者 転移者 贈り物を受け取りし者 聖騎士殺し 効果なし 克服者 状態異常無効
パッシブスキル 模倣Ⅴ 
エクストラスキル 五感スキル5分の2 成長促進
スキル 鋼鉄化 Ⅳ 擬態 Ⅳ 超速再生 Ⅲ 悪魔魔法 Ⅱ 妖精魔法 Ⅰ 言語理解 Ⅲ 技能改変 Ⅴ 
魔力操作 Ⅰ 人心掌握 Ⅰ 腕力強化 Ⅱ 剣術 Ⅲ 脚術 Ⅰ 縮地 Ⅲ 結晶操作 Ⅰ
能力値 筋力 25 防御 31 体力 45 俊敏 37 魔力 37

幹部(じゃないのが1人)3人が一斉にステータスをのぞき込む。カッスとか言われるんじゃなかろうか。そう思うと怖い。ただ3人は異様に口を開けている。なんだろう、やっぱりステが低いか、スキルが大したことないのか、やっぱりそうだったか。
「アナタ、いったい何者なの?」
「ええ、そうですよね。スキルありふれてますもんね、珍しくないですよね。ってはい?今なんて言いました?」
「アナタはいったい何者なのかと聞いているの!」
「いや、何者かと言われましても...普通の高校生でしたし、勇者召喚に巻き込まれただけですし、おすし。」
「へぇ、勇者召喚ですか。フーン、ゆ、勇者召喚?!のわりにはステータスが低いわね、まさか基礎値をスキルに全振りしたの?まさかね...そんな事ないわよね?」
落ち着け、賢者。略して落ち着賢者。字面が落ち武者みたい。
「美里、やはりか?」
「ええ、半端なく適合率が高いわ。」
「なら決定だ。キョウセイ、お前は今日から処刑人エクスキューショナーだ。」
エクスキューショナー?なにそれおいしいの?



すみません、お待たせしました。

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