イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜

駅構内の狂っぽー

帰還

水晶の柱が騎士の体を貫通してから10分ほど、俺はまだ人を殺した感覚がなかった。騎士がまだ生きているのではないか。そう思ってつついてみる。しかし既に人肌の温もりはなく、ぬるい体温の残骸が肌を伝ってくる。そうして10分。あの少女の声はもう聞こえず、体から生えていた水晶の尻尾も跡形もなく、破れた皮膚もすべすべになっており、今や惨状を物語るのは騎士達の死体と血まみれの病人服だけだった。何もすることがなく暇なので魔力操作の練習をする。五感スキルのうちの《目》を使い魔力の流れを掴む。便利なスキルだな、と感心する。そして待ちに待った瞬間。

スキル~魔力操作~を習得しました
スキル~魔力操作~の派生アーツである第1階位 魔力凝縮 を習得しました

この時を待ってたんだ。ひとまず課題はクリアした。というのも、魔法の第1階位までは魔力操作なしで使える、しかし第2階位からは魔力操作なしでは使えないらしい、と旅の魔法使いが言っていた。今の俺にとって魔法は大きな武器だ。だからこそ魔力操作を習得する必要があった。派生アーツも期待できる。魔力凝縮、騎士の体を依り代に使ってみる。
「魔力凝縮‼」
騎士の体が細かい光にかわってゆく。そして光は一か所に集まり宝石になった。どこかで見たことがあるような光沢、食欲をそそるこのフォルム。どう考えても魔石だ。さしずめ”人造魔石”といったところか。一口サイズの魔石を口に放り込む。どこか懐かしいような素朴でサラサラした甘み、その半面、ジューシーさは熟れた柑橘類といったところか。
(注)彼は人間ではありません、あくまで魔石の味は魔物の感想です。魔石を食べるのは危険なのでよいこのみんなはマネしないでね。
いやーおいしいな。人造も中々イケる。そんな魔石の感想を並べていると、いかにもな異次元空間の入り口が開き、そこからまたいかにもそんな感じの露出多めの服装の悪魔が顔を出す。ロリか、タイプじゃない。どちらかというとお姉さんのほうが...ってそういう問題じゃない?そりゃそうだ。ロリ悪魔が手招きをする。
「え?俺?」
コクン、とうなずく幼女。仕方なく俺は異次元へと踏み出した。そしてフラッシュ、あまりの眩しさに目を思わずつぶる。これム○カ大佐だよ。目がぁぁ目がぁぁぁ!ってやつのあのムス〇大佐だよ。まあそんなに光強くないんですけどね。寝てるときに電気付けられるレベル、そんな感じ。やめろ、電気消せよ。って半ギレするレベル。半ギレするレベルの光が弱まり目を開ける。そこには玉座に座る魔王の膝に座るロリっ子、そして玉座の左右に控える賢者キャラと狂戦士バーサーカーがいた。勇者よ、よくぞここまでこれたな。のパターンですか?
「ココ、連れてきちゃた?」
ココと呼ばれたロリっ子はコクリ、とうなずき一言。
「だってにぃが、夜うるさいんだもん。」
夜?うるさい?どういうことだ?
「きのうも、おとといも、にぃが寝る前にね、落としちゃったー、死んでないかな?ってうるさかったの。だから連れてきたの。」
いい子やん、

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コメント

  • 駅構内の狂っぽー

    ロリコンはちょっとアレですけど、可愛いは正義です!

    1
  • レイ・ブラドル・ドラニス

    めっちゃいい子やん
    (全く小学生(ロリ)は最高だぜ!※ロリコンではありません)

    2
  • ノベルバユーザー165619

    次回、楽しみにしてます!

    3
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