世界最強の傭兵は異世界でも最強のようです
第二十一話
レオン王子からの依頼の話をして一週間が経った。俺達は早朝から宿を出て町の西門に向かった。
西門に着くとレオン王子とその護衛らしき男が数人と女が1人立っていた。王子はこちらに気がついて声をかけてきた。
「やあ、きたね」
「ああ」
俺が素っ気なく返事すると女がこちらを睨んできた。
その事に気がついたレオン王子は事を荒立てないよう話を終わらせた。
「じゃあ、馬車に乗ってくれ」
その後、馬車の中で今後の事を聞いた。
まず、5日程馬車で移動その後、第三王女と合流し、町(ベルギーア)にあるゲートにて魔術学園に転移、俺とユイはそこに途中入学として入る。
以上が今後の俺達の依頼内容になる。
それから何事もなく目的の町に着いた。
「"シャル"が近くの宿で待ってるはずだから合流しに行こうか」
「ああ」
王子に連れられて近くに合った、3階建てのそれなりに豪華な宿に来た。
「ここで合流だから少し待っていてくれ」
「了解」
王子は受付の方に行き宿主と何か話した後戻って来た。
「もう着いてるみたいだから、少し待ってくれ」
「了解」
暫く出された紅茶を飲んでいると、王女らしき人物が降りてきた。
「ああ、シャルこっちだよ」
王子が呼び掛けると王女はこちらに来た。
「初めまして、フローリア王国第三王女"シャル・ガレット・フローリア"です。宜しくお願いします」
「ユウスケ・ワタベだ宜しく」
「.....ユイ、宜しく」
王女がおしとやかに挨拶をしたが俺達は素っ気なく挨拶をした。
その事に起こったのか女騎士が声をあげた。
「貴様!レオン様の時ならずシャル様にまで不敬な態度を....」
女騎士が俺に注意しようとしたがそれをレオン王子は手をあげて止めた。
「別に気にしてないから大丈夫だ」
「しかし、それでは」
「それに、俺はユウスケの態度が気に入っているからね。身分とか気にしないでいてくれるから気楽だ」
レオン王子言うと女騎士は黙った。
暫く世間話をした後、レオン王子は護衛を引き連れて帰っていった。
俺達はそれを見送った後、学園に通じるゲートを目指した。
ゲートがある場所は町の中央にある教会観たいな所だった。
「ここから魔術学園に行くことができます」
「へぇ」
中に入ると幾つかの部屋に分かれており、ギルド、学園など幾つかの部屋があった。その部屋に入るには証が必要らしい、例えばギルドであればギルドカードだ、学園であれば学生証みたいなのがあるらしい。
王女は学生証らしき物を受け付けに見せ俺達の身元保証人?になり部屋に入った。
中は特に何もなく魔方陣だけがあった。
「ここの上に立ってください、そうすれば転移することが出来ます」
王女の言う通りに魔方陣の立つと光が強くなった。
光が収まったと思うと、俺はこちらに敵意を向けている者が複数いることに気がついた。
「シャル王女、これはどう言うことか説明できるか」
目を開けるとフードを被った奴等が杖を構えていつでも魔法を撃てるように身構えていた。
西門に着くとレオン王子とその護衛らしき男が数人と女が1人立っていた。王子はこちらに気がついて声をかけてきた。
「やあ、きたね」
「ああ」
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その事に気がついたレオン王子は事を荒立てないよう話を終わらせた。
「じゃあ、馬車に乗ってくれ」
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まず、5日程馬車で移動その後、第三王女と合流し、町(ベルギーア)にあるゲートにて魔術学園に転移、俺とユイはそこに途中入学として入る。
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「別に気にしてないから大丈夫だ」
「しかし、それでは」
「それに、俺はユウスケの態度が気に入っているからね。身分とか気にしないでいてくれるから気楽だ」
レオン王子言うと女騎士は黙った。
暫く世間話をした後、レオン王子は護衛を引き連れて帰っていった。
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