苦役甦す莇

マウスウォッシュ

EpisodeEX-3 作者の小話3

夏ですね。

エンジョイしてますか?

因みに私事ではあるのですが、作者マウスウォッシュは花火も見ましたし、山にも海にも行って夏満喫ガチ勢してきました。

まーそんなこんなで作者の小話第3回、いつものように小話を始めていきたいと思います。


今回の内容は『世界観や用語の説明』であります。


書いていってるうちに「これは読者を置いてけぼりにしているのではないか?」と感じている面もあったので、今回このような形で説明の場を設けさせていただきます。


まず物語に大きく関わってくる『黄金の矢』

これは物語の中でかなりの頻度で出てくるので分かる方が多いと思いますが、詳しく説明していきたいと思います。


『黄金の矢』はアギル世界における『神』に刺すことによって効果が発動。
黄金の矢に貫かれた神は『月』になります。

現在アギル世界には2本存在し、内1本は第2の月に飲み込まれてしまったという感じ。

現在残った1本は鏃の方と矢筈の方の2つに分けられ、鏃の方はフランの体内に、矢筈の方はサギの体内に埋め込まれ隠されている。

何故隠されているかは後のお楽しみという事で......







次に地球の作り方。

材料【地球一個分】

:神(7柱) 黄金の矢


まず黄金の矢で7柱の神を射抜いて、月を7個作ってくださーい。


月が7個出来たらあとは待つだけ。


7個の月が衝突して混ざり合います。


完成 〜地球〜

アシスタント「わ〜!」



と、こんな感じで地球一個出来ますよ。








最後にアザムキ達が逃げてきた「奈落」についての説明。



奈落は地球の最下層であり、地球上で最も魔力が濃い場所。


墓石のあるグレイブヤードを中心に、各地にレイラインが伸びている。


そのレイラインからは常に魔力が放出され続け


すぐ上にある海水や地中を通して上に広がり、水性魔獣や植物に取り込まれる。


そして魔獣や植物に取り込まれた魔力は環境を循環する。



奈落に対して地上があまりに広すぎるため、(円の中心より円の外側の方が面積は広い。)拡散によって魔力の濃度は薄まって広がる。



つまり上空に行けば行くほど魔力は薄くなり、地中に行けば行くほど(奈落に近づけば近づくほど)魔力が濃くなる。



空の監視者(有翼獣人)がやけに多いのは、鳥型魔獣になってしまうと薄い魔力の空の中で生かざるを得なくなるから、本能的に魔力が無くても生きていける鳥型獣人(有翼獣人)に進化する事を選択したため。



こんな感じでアギル世界の循環システムは成り立っていて、魔女や魔法使いはその環境を流れる魔力を利用して様々な事に応用しているだけに過ぎない。


ホロウを含めた忍達も、名前こそ忍と言えど、やってる事の本質は魔女や魔法使いとあまり変わらず、特筆して違うのは忍達は自身の所作や動作の中で魔力を利用して忍術に転じている点。


魔女や魔法使いが杖や水晶や召喚紙を利用しているのと同じように、忍達は手裏剣や苦無を利用して魔力を使っているだけ。


だから魔女であるサギでも、抜け忍であるホロウが教えた九字護身法を問題無く使えたというわけです。




このような感じで補足説明は終了です。




ではEpisode31完成するまで、少々お待ちください!

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コメント

  • 北の里の柴犬

    丁寧で分かりやすい補足説明ありがとうございます! 30話までの内容を読んだだけでは理解しきれてなかった部分が補完されました!

    1
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