転生したら魔王軍に連れていかれました

ふらふら〜

快適空の旅?と王都に到着

全然進まない〜





いきなりだが風が気持ちいい。俺は今快適な空の旅をしている。左を見ると森が広がっており、そのずっと奥には海が見える。今度行ってみたい。右を見ると奥に砂漠や火山が見える。強そうな敵がいそうだ。前を見ると俺の目的地である王都が少しずつ顔をだしてきた。

「あと少しだ!」

ふと、下を見ると馬車が襲われていた。

テンプレだな......ん?俺はテンプレなんかしないぞ!このままスルーだ!面倒事には巻き込まれたくないんでね!

そしてそのまま通り過ぎるが、途中で止まり引き返す。

「やっぱり無理だ〜!!俺の心がモヤモヤしちまうよ!」

頭では考えていても心はそれを許さなかったようだ。頭を抱えながら向かう。

「神指銃弾に«裁きの天雷»を寄付エンチャント

「罪ある者に天なる裁きを!」
※こんなセリフを言わなくても発動できます。

なんか変な声が聞こえたけど無視だな!このまま«雷霆神インドラで操る!


side:地上

「うわぁぁぁー!!なんなんだよ!」
「なんでついてくるだ!くるな!くるな〜!」
「いやだ〜!じにだぐないよ〜!」
「あヴェヴェヴェヴェヴェヴェ」

「何なんでしょうか...何故この稲妻は盗賊だけにしか...」

不思議です...スキルでも魔法でもここまで的確に操作はできない筈です。

「姫様!上をご覧になってください!」

「上...ですか?」

そして、上を見る...するとそこには神々しい翼を生やし白と青に黒のコートに身を包んだ黒髪の青年が居た。

「.........綺麗...」

彼を見て第一声がこれだった。

そして彼はそのまま飛び去って行く。

「あれは神様なのでしょうか?」

「それは私達には分かりかねますな......ただ、飛び立って行った方向は王都の様です」

あの人にもう一度会いたい。そう思う姫様だった。


戻ってレン

「いやー!いい仕事した!心がスッキリしたぜ!」

騎士やら何人かがこっち見てたけど大丈夫だよな?あの距離だと顔をまではわからんだろ

「さて、王都に向かうぞ!」

そして10分後

やべーよ、背中つりそう...めっちゃ疲れた...

今は地上を歩いている。

「休んだら神速瞬光で行くか...」

近くの木に背を当て座る。風が気持ちいい...そのまま眠りにつく。

「ふぁ〜...よく寝たー!!」

ぐっと伸びをする。辺りはスッカリ暗くなっていた。

「やべ!一気に行くぞ!」

慌てて神速瞬光を発動させ走る。そして約2分ぐらいで門のすぐ近くまで来る。

やべ...止まんね......

「どいてくれ!!ヤバいヤバい!どけー!!」

そして壁に当たり、地に大の字で倒れる。

「......星が...綺麗だ......」

「おい!貴様!何をしている!」

番兵が怒っている。

やらかしたな...

「急いでたら止まれなくてですね...」

「壁の修理代を貰うぞ」

え〜...やだな〜一か八かやってみっか

「あ〜それなら平気ですよ?」

「何を言っている?」

睨まれる。まぁ見てろって...

「行きますよ〜?」

そしてまた壊れた壁に触れ超即再生を発動する。すると綺麗に元通りになる。

「い、一体何をした!?こんな魔法見たことない!」

「これ魔法じゃありませんよ?」

なに!?という感じで見られる。

「それより中入っていいですか?」

俺は早く中に入ってやりたいことがあるんだ!

「わかった、では着いてこい」

めんどくさいが渋々ついて行く。

「これに触れてくれ」

水晶玉?

「なんすかこれ?」

「これは何か犯罪をしてるか確かめる為いわば魔法道具マジックアイテムだ」

「ほへぇ〜......」


こんなのまであるんだな...てか、俺戦争で人殺してるんですが?大丈夫か?

恐る恐る触れる。すると黄色く光る。

「何もしてないな、では入っていいぞ」

ホッとし、胸を撫で下ろす

「ありがとな〜」

そして中に入るが今は夜、誰もいないのでとりあえず宿に向かう。
歩き始めて5分...

「迷った...」

くそ!こうなったらおまかせルエ先生だ!

『はい!なんでしょう?』

宿どこにあるの?

『そんなのも分からないのですか?』

笑いながら言われる。

悪かったな!

『目の前にありますよ?』

え〜......

予想の斜め上を行きました。

「なんか...恥ずいな〜」

とりあえずドアを開ける。

「いらっしゃ〜い!」

ドアを開けるとそこには12歳ぐらいの茶髪のショートヘアの少女がいた。笑顔で出迎える所はしっかりしてると思う。

「おや?お客さんかい?」

今度は見た目が若い見た感じ親だろうか?

「夜遅くにすみません1泊泊まれるますか?」

仲が良さそうな親子だ。眼福です...

「あ〜大丈夫さ!ご飯どうする?」

「今からと朝に頼めますか?」

「あいよ!席に着いて待ってておくれ...ケリー!案内しておやり!」

少女の名はケリーと言うらしい。とてとてとこちらに来る。

「お兄さん!こっちこっち〜!」

手招きしながら前を歩く。

「はいよ〜」

そして案内された席に着く。

「今、お母さんが夕食持ってくるからね!」

「あぁ」

本当にしっかりしている。この子のことを見てると妹の事を思いだす。いつも俺の背中を追って来るお兄ちゃんっ子だった妹は、俺がいない今はどうしているのか心配だ。

そんなことを考えていると夕食が来た。

「はい、お待ちどうさま!」

笑顔で夕食をテーブルに置かれる。

「ありがとうございます」

俺も微笑身返しそう言う。すると2人共元の定位置に戻る。

「いただきます...」

夕食はチャーハンのようなものだった前に妹が初めて作ってくれたのを思い出しながらも完食する。

「ごちそうさまでした...」

部屋にでも行くか

「部屋に案内してください」

「はい!お兄さんこっちだよ」

「ありがとう」

2階の1番端に案内される。

「おやすみ!お兄さん!」

笑顔で言われる。

「ケリーちゃんもおやすみ」

笑顔で言い返す。
そうして、扉を開け部屋に入りコートをイスにかけ剣をベッドにかけて、俺もベットに寝る。

「なぁルエ」

ここで王都に来た目的のひとつをルエに聞く。

『なんでしょう?』

この王都内にスキルで鍛治ついての最高のスキルを持った人はいるか?

鍛治ノ神ヘファイストスのことですね!国の外れ、壁の近くの小さな村に居るようです!』

よし!明日はそこにむかうか!

そうして眠りに着く。





最近暑くなって来ましたね〜...おかげで頭が動きをませんよ......誤字脱字がありましたらすみませんm(_ _)m

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