転生したら魔王軍に連れていかれました

ふらふら〜

一騎打ち!!託された願いと大罪悪魔

一騎打ちだァァァ!!






「始めに自己紹介といこうか...」

あら律儀なのね

「わかった」

「我は王国聖騎士団幹部が1人ザリウス·バンガルデ!」

幹部かよ!?かっこいいなおい!

「俺はレスティール·ハロウィン魔王軍の雑用兵レン·ヒストリア!」

なに雑用兵ってクソダサ!少し笑ってしまう。

「ではいくぞ!」

え?いきなり!?でもないのか?

「ちょ!待てよ!?」

「問答無用!!」

「クッ...」

速い......!!一瞬で俺の前にきやがった...
王国聖騎士団幹部が1人その実力はダテじゃない。一瞬でレンとの間を縮め攻撃をしてきたのだ。レンはそれをギリギリのところで受け止める。

「今のを受け止めるのか小僧...」

こいつ余裕な表情しやがって!

「ふん...ならこれはどうかな?」

すると幹部のおじさんは覇気を放つ

「か...からだが......うごかねぇ...」

これはなんだ?

『解:スキル«英雄覇気»です。マスターは不屈の精神を持っていますので気合いで簡単に解けます。』

「ここまでか......」

気合い......ね...やってやるよ!

「うおおおおぉアァァァァ!!!」

「むッ!?」

おじさんは驚く。

「ハァ...解けたぜ」

しかしその表情はニヤケ顔に変わる。

「そう来なくてはな!」

「今度はこっちからだ!」

そう言って身体強化、肉体硬化そして、疾風迅雷を使う。

「うらァァァ!!」

そして一瞬で間を詰めなんども切りつける。だが...

「確かに速い...だが我には通じん」

そう、見えているのだ...その証拠にレンの斬撃はすべて盾によって受け流されていた。
もっとだ!もっと速く!

「うおおぉぉぉ!!」

更に速く切りつける何度も何度もしかしそれもすべて受け流される。

「無駄だとわからんのか!」

そして盾が溝に入る。

「クハッ......!?」

「まだまだ弱いな...」

「ゲホッカハッ......ハァ...ハァ...クソ野郎!!」

そして放つスキル«神指銃弾»を...
しまった!焦る。殺してしまう...そう思ったからだ...しかしそれは寸前でかわされる。しかし頬に当たっていた。
つーっと頬をつたる血。

「不可視の何か?だが一瞬そこの空気が歪んだからかわせたが......貴様、何をした...?」

幹部が睨む。
かわすだと?あれをか?どうやって...

「まぁいいゆくぞ!」

「ッ!?」

悩んでる場合じゃない!

「んぐッ......!」

「どうした、動きが鈍くなって来ているぞ」

幹部の剣が左肩に刺さる...すると

《我を受け入れよ...》

な、なんだこれは

《力を望むものよ、我を受け入れよ...》

嫌だ!

「こぉのやろぉぉ!!」

「むッ!?」

「ハァ...ハァ...けどどうすれば...」

打たないと俺が死ぬ...けど打ったらおっさんが死ぬ。

『称号を獲得:選択者』

俺の神指銃弾は対象を選ぶことしか......いや、待てよ!?対象選ぶ?これにかける!おい!知恵の魂...俺は魔法を使えるか?

『解:マスターは全魔法に適正があります。しかしそれを習得してないので使うのは難しいかと。』

いや、それだけで十分だ!
不敵に笑みを浮かべる。

「俺の左肩はもう使えないなら簡単だ......左腕を代償にスキル作成«魔の才»......」

そう小さく呟く。

『スキル作成に成功しました。』

「な、左腕が消えただと!?

驚愕していた。当たり前のことだろう。突然左腕が消えたのだから。

「«神指銃弾»に魔法スロウを寄付エンチャント...対象敵の幹部......」

そして放つ!これは賭けだ...2つの道のうち全く違う別の道を歩んだのだから。

『称号を獲得:«第三の道»』

「な、急に身体が重く......」

「前人未到·速!」

疾風迅雷により更に速さを増した前人未到しかし寸前で急所を避けられる。

「スロウをかけても脇腹を斬ったぐらいかよ...」

しかし敵の幹部は至極驚いた表情をしていた。しかしそれもすぐに笑いへと変わる。

「我に傷を負わせたのは何年ぶりか......クククッ...クハハッ...ハーハッハッハッハ...面白い!実に面白いぞ小僧!我も本気を出すとしようではないか!」

すると幹部は青いオーラに包まれる。笑いの三段階......しかし、あれはなんだ?

『解:スキル«英雄化»です。称号:«英雄»を獲得したものが取得できます』

あのおっさん英雄なのかよ!?

「これを使わせるとはな...ゆくぞ!」

さっきより断然速い!?

「ぐッ......」

ギリギリで剣でガードする...しかし両手に対して片手の俺は押し負ける。

「はっ!!」

気合いの声と共に吹き飛ぶ。

「ッ......!?」

クソ...これでも......負けるのか?
するとまたあの声がする。

《我を受け入れよ...》

受け入れるのか?けど...

《安心せい......力を託すだけよ...》

お前を信じていいのか?

《お主の好きにせい......》

受け入れたら俺もおっさんも死なずに済むのか?

《少なくとも今よりはな...》

わかった受け入れるよ...
騙されていてもいい少し裏があると感じたが今の俺にはそれしか無かった。

《その言葉を待っていた》

刹那
何かが...入ってくる.........!?

「グオォォォ!?」

その苦しみに声にならない声を出す

『称号を獲得:«七つの大罪»』
『更に獲得:«暴食の悪魔»』

『悪魔の受け入れによりスキルを獲得:«暴食ノ悪魔ベルゼビュート»』

「ハァ...ハァ...力が湧いてくる?」

ふと幹部のおっさんを見ると怖い顔をしていた。

「貴様のその紅い左目...魔眼か?」

紅い?俺の左目が?それに...魔眼?

『解:暴食の悪魔ベルゼビュートを受け入れたことにより魔眼を開眼しました。効果は相手を萎縮そして自身の身体能力や魔力を強化、増加させます。』

こりゃまたチートなものが手に入りましたな〜......

「知らん...けどそうかもな」

「貴様をここで倒す!これで終わりだ!星聖光滅斬スターライトブレイド!!」

その一撃を放った瞬間また声がする。

《あの一撃をしょくせよ》

わかったよ!!やけくそだ!

『スキル«暴食ノ悪魔ベルゼビュート»を発動』

そして次の瞬間... 星聖光滅斬スターライトブレイドは黒い煙の様な物に吸い込まれる。すると...

『スキルを獲得:«聖剣技»』

な、まさかこれは...スキルで喰ったものを手に入れることができるのか!?

「貴様...何をした?」

冷や汗を流している。

「悪いなおっさん...終わりだ」

そして腹に剣を刺す...すると幹部は気絶した。

5分後...
その間に治癒魔法で治していた。

「目覚めたか?おっさん?」

「あぁ、治したのか…無駄なことを」

困った表情をしていた。

「我は勝たなければ自分が死ぬ呪いをかけ、勝つ事に命を捧げていたんだがな...」

そう彼は勝負に勝つ事に意味があると思い負ければ死んだようなものなる故に呪いをかけていたのだ。

「阿呆だな...おっさん。なんでそんなことをしたんだ」

俺には全く意味がわからなかった。

「なんとでも言うがいい......我にも理由があったのだ。」

「そうか...」

俺は深く追求はしない。誰にでも聞かれたくない過去はあるのだから。すると幹部のおっさんが...

「せめてこれだけは教えてくれんか?」

何かを知りたげな顔をしている。

「なんだ?」

何を聞きたいんだ?俺は雑用兵だぞ!

「レン...君はこの先で一体何をみる?」

あ、そっちね...それにしてもこの先で何をみる...か......俺は共存を求めたい。

「笑うかもしれないが俺は人族と魔族の共存を求める」

すると幹部は驚く。そして笑う。

「ハハッ面白いぞレンよ...そこに辿り着いた根拠は?」

だろうなしかしあるぞ...完璧な根拠が......

「根拠は、人間の俺に対して魔王軍の皆や街の魔族達が悪いように扱わないからだな......皆俺を受け入れてくれた。だから...かな」

すると幹部は満足気な顔した。

「貴様になら...貴様になら託せるかもな、我の叶わなかった願いが...」

願い?まさかおっさんも共存を望んだのか?

「これを受け取れ...」

これは...おっさんが使ってた剣......そして白いコート?

「これは?」

「我が愛用している剣だ......そしてこれはまだ我が若かった頃に貰ったコート...いや、作って貰ったコートだ」

剣は刀身は細く持ち手が十字架のようになっており周りが白く中心に紅い十字架がある。コートはフード付きで紅い十字架が何箇所にデザインされており、周りに紅いラインがある所がある。
そんな大切なものなんか...

「受け取れないよ...」

「貴様はそう言うと思ったぞ...なら共存する世界を作るまでそれを託す......そして、作れたら墓に我の眠っているところに返しにこい」

ッ!?.........

「わかった...返しに行くよ」

「ありがとう...」

その一言で彼は眠りについた。俺はただそれを見つめていた。
そして立ち上がる...踝ぐらいまで丈のある白いコートを着て貰った剣を腰に差し。すると裏から声がする。

「終わったようね...」

シルフィさんだった。とても心配していたようだ。

「えぇ...終わりました」

ふと見ると周りは皆既に撤退をしていたようだ。

「戦争は私達が勝ちました。敵の指揮官を討ち取ったのはレン...あなたですよ。さぁ...帰りましょうそれと......似合っていますよ?そのコート...」

微笑みながら言われる。

「ッ!?」

急に言われて顔を熱くしてしまった。
おっさん...強いと思ったら指揮官だったんだな。

「照れるのも可愛いですね」

「いじらないでください」

そんな会話をしながら魔王城に帰るのであった。






戦争が終わりましたね!

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