GRO story

ニュートリノ

プロローグ~ショウマ~

俺は「霧茂 ショウマ」
名字はよく「きりしげ」と間違われるが「きりも」と読む。
この春から高校生だ。
そして、今日は高校合格祝いにスマホを買ってもらった!
さっそくゲームをインストールしたw

1つ目はソードアート・オンラインのゲーム


SAOはめっちゃ好きだからけっこうはまったw


…Zzz 


「やべっ、寝落ちしてた」
あれ、俺、家で寝てたよな。でも、なんで外で寝てんだ?

っていうかここどこ?
感覚もはっきりしてるし、夢じゃない…

これはもしかして、異世界転生ってやつなんだろうか
異世界転生ものの主人公になってしまったんだろうか。
・・・?メニューがある。ということは、ゲームの世界か?
うーん、とりあえず、聞き込みしてみよう。



???「ショウマ?」

?呼ばれた?
「はい、ショウマですけど。っていうかなんで名前知ってるんですか?」

???「僕だよ、僕、粒元アラタだよ」

え、・・・いやいや、この子が粒元なわけがない。
だってあいつ男だし

他にも同じ名前で見た目が似てる人がいるんだろう
「あの~、人違いでは?」

???「え!本名、霧茂ショウマだよね?」

「そうですけど、もしかして、粒元の知り合いで俺を騙してるんですか?」

???「そうか、この見た目じゃ分からんか。実はこれ、僕のアバター」

「粒元、お前ネカマだったんだな」

アラタ「ソレヲコトバニシテハイケナイ」

「そうだ、ログアウトボタンがあれば、終われる」ピッピッピッ
「案の定なかった」

アラタ「こういうのではあるあるだねw」

アラタ「ショウマ、よかったら僕といっしょに来る?」

「お前は、このゲームやったことあるのか?」

アラタ「あるから、アバター持ってるんじゃないか」

「女のなw」

アラタ「心の傷をえぐるな!」

「まあ、ゲーム経験あるなら心強いし、ついていくぞ」

アラタ「あ、エピさーん」

エピソード「あ、ミュリノちゃんもやっぱり来てたんだ。その人は?」

「あ、俺ショウマといいます」

エピソード「彼氏?」コソコソ

アラタ「違います。」コソコソ

「違いますよ。っていうかそいつ、おとフガムガ」

ユウキ「ソレヲコトバニシテハイケナイ!」

エピソード「どうしたん、ミュリノちゃん。」

アラタ「な、なんでもないです~」

「なんでとめた?」

アラタ「言うときは自分で言うから!」

???「やあ、プレイヤー諸君」

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