魔法学園の最強最弱者
19話~猛特訓4~
「それじゃ、チヅルが特別講師をしまーす。」
可愛らしい声が部屋の中に響き渡る。恐らく相当気合いが入ってるのだろう。何故か無性に抱きしめたくなったが、我に帰りユイは切り替える。
「それで、どうやればデバイスで人に傷を負わせるの?」
「それはですね、そもそもデバイスは魔法粒子の源である魔法核が存在します。魔法核はその人の意思で魔法粒子を発生させ、魔法オーラとして具現化し武器となったのがデバイスです。当然魔法核がなければ魔法使いでは、ありません。」
細かく丁寧に説明をいれてくれたがこれは、魔法についての基本中の基本だ。そんなことを何故、今説明するのだろうか?デバイスが魔法核にしか攻撃できないのは勿論知ってる。...ホントに何故何だろう。
「ねぇ、私たちが知りたいのはデバイスでの殺傷方法を聞いてるの。こんな常識の話されても分からないんですけど?」
サヤカが少しイラつきながら言ってきた。多分せっかちな性格なのかな?
「まぁ、さすがにお二人もそこまでは理解してますか。」
いや、何かさらっとバカにされた?!
「それじゃ、説明しますね。デバイスは魔法核にしか攻撃できない。てことはデバイスに魔法核を攻撃するのでは無く、人の体をターゲットとすればいいのです。」
「「どうやって?!」」
「簡単に言えば持ち主が強い殺意を持ってればデバイスは言うことを聞いて、人の体にターゲットを変えます。」
「なんだ、それだ...」サヤカが言いかけた途端、チヅルが口を開いた。
「けなんだって、思ったでしょ?確かに口で言えば簡単ですが少しでも殺意が揺らぐとターゲットはまた、魔法核に行ってしまいます。」
「ふーん、要はそんなに簡単じゃないんだね?」
「はい!そうです。後ひとつ...いや、何でもありません!それでは練習しましょう!」
ん?何か言いかけたけど何だろう気になる。
その内後で知るからいいっか!
「それで、どういう練習をするの?」
「そうですね、それではあたしに本気で殺しにかかってきてください。」
それは、無理に決まってるだって、あんな可愛い子を殺すなんて無理に決まってる...
「実を言うと私お兄さんに胸を揉まれたんです!すごーく大胆でしたよー。チヅルチヅルって言いながら.....もうとにかく凄かったですよ?」
ニヤニヤしながら見るその表情を見るとすごい殺意が湧いてきた。サヤカを見るともう、手には短刀と長刀を持っていた。私もすかさず大きな剣を両手二つに出して強く握りしめた。
「二人同時に掛かってきていいですよ?」
「そう?じゃあ、遠慮無く!」
サヤカが、先陣すると私もすぐに襲いかかった。
サヤカの一発目を宙返りで交わし、続く二回目の攻撃も体を折り曲げて交わした。
すぐに私が思い切り剣を降り下ろすと長い槍を出して、攻撃を止めた。そして、反撃に合い、腹部辺りをかすった。
(この子.....強い!)
それと同時にユイはある疑問を抱いた。
可愛らしい声が部屋の中に響き渡る。恐らく相当気合いが入ってるのだろう。何故か無性に抱きしめたくなったが、我に帰りユイは切り替える。
「それで、どうやればデバイスで人に傷を負わせるの?」
「それはですね、そもそもデバイスは魔法粒子の源である魔法核が存在します。魔法核はその人の意思で魔法粒子を発生させ、魔法オーラとして具現化し武器となったのがデバイスです。当然魔法核がなければ魔法使いでは、ありません。」
細かく丁寧に説明をいれてくれたがこれは、魔法についての基本中の基本だ。そんなことを何故、今説明するのだろうか?デバイスが魔法核にしか攻撃できないのは勿論知ってる。...ホントに何故何だろう。
「ねぇ、私たちが知りたいのはデバイスでの殺傷方法を聞いてるの。こんな常識の話されても分からないんですけど?」
サヤカが少しイラつきながら言ってきた。多分せっかちな性格なのかな?
「まぁ、さすがにお二人もそこまでは理解してますか。」
いや、何かさらっとバカにされた?!
「それじゃ、説明しますね。デバイスは魔法核にしか攻撃できない。てことはデバイスに魔法核を攻撃するのでは無く、人の体をターゲットとすればいいのです。」
「「どうやって?!」」
「簡単に言えば持ち主が強い殺意を持ってればデバイスは言うことを聞いて、人の体にターゲットを変えます。」
「なんだ、それだ...」サヤカが言いかけた途端、チヅルが口を開いた。
「けなんだって、思ったでしょ?確かに口で言えば簡単ですが少しでも殺意が揺らぐとターゲットはまた、魔法核に行ってしまいます。」
「ふーん、要はそんなに簡単じゃないんだね?」
「はい!そうです。後ひとつ...いや、何でもありません!それでは練習しましょう!」
ん?何か言いかけたけど何だろう気になる。
その内後で知るからいいっか!
「それで、どういう練習をするの?」
「そうですね、それではあたしに本気で殺しにかかってきてください。」
それは、無理に決まってるだって、あんな可愛い子を殺すなんて無理に決まってる...
「実を言うと私お兄さんに胸を揉まれたんです!すごーく大胆でしたよー。チヅルチヅルって言いながら.....もうとにかく凄かったですよ?」
ニヤニヤしながら見るその表情を見るとすごい殺意が湧いてきた。サヤカを見るともう、手には短刀と長刀を持っていた。私もすかさず大きな剣を両手二つに出して強く握りしめた。
「二人同時に掛かってきていいですよ?」
「そう?じゃあ、遠慮無く!」
サヤカが、先陣すると私もすぐに襲いかかった。
サヤカの一発目を宙返りで交わし、続く二回目の攻撃も体を折り曲げて交わした。
すぐに私が思い切り剣を降り下ろすと長い槍を出して、攻撃を止めた。そして、反撃に合い、腹部辺りをかすった。
(この子.....強い!)
それと同時にユイはある疑問を抱いた。
コメント
ノベルバユーザー232154
反撃に合い→反撃に遭い
です