魔法学園の最強最弱者
18話~猛特訓3~
「デバイスで人を殺す方法?」
ユイが驚きを隠せない表情でアンネに聞いてきた。サヤカの方も頭に?を思い浮かべてるご様子だ。まぁ、さすがの俺も驚いてるがな。
なぜならデバイスが攻撃できる部位は人の体ではない。デバイスが攻撃できるところは魔法粒子の源、魔法核だ。ここしかデバイスは攻撃できない。ここを攻撃されると魔法粒子が出せなくなり魔法オーラの形を維持できなくなる。そうすると、当然デバイスが無くなりやがて、立つとことのできない負荷が体に襲いかかる。だから、デバイスで人を殺すなんて出来ないハズなんだが.....
「ま、正確に言えば人の体に傷を負わせるっていう行為だけど。」
「それが、今回の特訓の目標ですか?」
「ま、そんなとこだね。言っておくけど白の騎士団の団員は全員覚えてるからこれを、マスター出来なかったら君たちはクビ!後、このやり方は絶対秘密の命令が上から出てるからこの事も話したらそれもクビ!」
うわーマジかよ...絶対秘密って知ったら絶対ヤバい奴やん。この事を平気な顔で話せてるアンネさんが怖いわ。
「それじゃ、コーチはチヅルに任せるから分からないところがあったら何でも聞きなさい!」
「はーい、それではここから私がコーチだよー!」
チヅルは何だか張り切ってるように見えた。
それで、疑問に思ったけど俺、誰に教わるの?
「それじゃ、守君のコーチはあたしね。手取り足取り教えてあげるから何でも聞いてね?」
あ.....やっぱりそうなりますか。
てか、最初からこれが狙いだったんじゃ?
「な?!アンネさん抜け駆けはずるいですよ!」
チヅルが顔を真っ赤にして怒ってる。
一方二人は.....鬼のような顔をしてますね。怖い怖い.....
「ふふ、あたしがそんな汚いことをすると思う?この特訓が終わったらご褒美として、守君を好きにイチャつける権利をあげるわ。私の魔法で逃げられないようにしてあげるわよ?」
(おい、あんた俺の身の安全はないのかよ?
(ここであの子達のやる気を損ねたらどうするのよ?あの子達の為にもあなたも歯食い縛りなさい。
(嫌だね、あいにく俺は女が好きじゃないんだ。お断りする。
(それじゃ、あなたの過去教えないわよ
グッ!!それはひどい!それを使ってくるとは卑怯だな。性格が悪すぎる。てか、あいつらもそれで、納得してくれるのか?ちらりとユイ達の方向を見る。
「それならば今は特訓に集中しましょ。」
まぁ、サヤカは納得するか.....(本心としては否定して欲しかったが)流石にユイは納得しないだろ。
「べべべ、別に守とイチャつきたい訳じゃないけど今は、特訓優先ね!だって、覚えないと大変だしね!」
まさかのユイまで撃沈か...てか、絶対それ建て前だろ!と突っ込みたくなったがここでそれを言うとあいつ怒りそうだから辞めといた。
「それじゃ、二人とも賛成ってことで、チヅルは勿論賛成でしょ?」
「はい!お兄さんとイチャつけるなら今回は許します!」
チヅルは清々しく純粋な笑顔で笑ったがこっちは笑える気分ではなかった。女嫌いな俺にとっては辛いな.....
「守君特訓場所はこっちよ付いてきなさい。チヅル、そっちは任せたわよ。」
「はい、任せてください!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの、まだですか?」
部屋を出て歩いてから15分ぐらいはたってる。学園の中は広いが、こんなに長く歩くのは初めてだった。
「まだよ、我慢しなさい」なんか、さっきのアンネさんと雰囲気が違うのは気のせいだろうか?
すると、一つの部屋の前で止まり中に入った。中は机がたくさん並んであり、少し日に当たってないせいか何だか暗い。そして、一つのイスに座るとアンネさんが口を開いた。
「特訓をする前に話さなきゃならないことがあるの。その事で約束を二つ守って。」
「分かりました。」
アンネさんの顔が真顔になった。結構大事な話なのかな?
「一つめは、この話しは絶対誰にも話さないこと。二つめは、心を落ち着けて聞くこと。いいわね?」
「分かりましたよ、早く話して下さい。」
「それじゃ、話すわよ」
俺はその話を聞いた瞬間目の前が真っ暗になり、なにも考えられなくなった。その中で微かに見えた夕日がやけに暗く見えた。
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投稿が遅くなりすみません!テストが多くて、忙しかったですが一段落ついたので更新スピードをあげたいと思います!それでは次回にご期待下さい!
ユイが驚きを隠せない表情でアンネに聞いてきた。サヤカの方も頭に?を思い浮かべてるご様子だ。まぁ、さすがの俺も驚いてるがな。
なぜならデバイスが攻撃できる部位は人の体ではない。デバイスが攻撃できるところは魔法粒子の源、魔法核だ。ここしかデバイスは攻撃できない。ここを攻撃されると魔法粒子が出せなくなり魔法オーラの形を維持できなくなる。そうすると、当然デバイスが無くなりやがて、立つとことのできない負荷が体に襲いかかる。だから、デバイスで人を殺すなんて出来ないハズなんだが.....
「ま、正確に言えば人の体に傷を負わせるっていう行為だけど。」
「それが、今回の特訓の目標ですか?」
「ま、そんなとこだね。言っておくけど白の騎士団の団員は全員覚えてるからこれを、マスター出来なかったら君たちはクビ!後、このやり方は絶対秘密の命令が上から出てるからこの事も話したらそれもクビ!」
うわーマジかよ...絶対秘密って知ったら絶対ヤバい奴やん。この事を平気な顔で話せてるアンネさんが怖いわ。
「それじゃ、コーチはチヅルに任せるから分からないところがあったら何でも聞きなさい!」
「はーい、それではここから私がコーチだよー!」
チヅルは何だか張り切ってるように見えた。
それで、疑問に思ったけど俺、誰に教わるの?
「それじゃ、守君のコーチはあたしね。手取り足取り教えてあげるから何でも聞いてね?」
あ.....やっぱりそうなりますか。
てか、最初からこれが狙いだったんじゃ?
「な?!アンネさん抜け駆けはずるいですよ!」
チヅルが顔を真っ赤にして怒ってる。
一方二人は.....鬼のような顔をしてますね。怖い怖い.....
「ふふ、あたしがそんな汚いことをすると思う?この特訓が終わったらご褒美として、守君を好きにイチャつける権利をあげるわ。私の魔法で逃げられないようにしてあげるわよ?」
(おい、あんた俺の身の安全はないのかよ?
(ここであの子達のやる気を損ねたらどうするのよ?あの子達の為にもあなたも歯食い縛りなさい。
(嫌だね、あいにく俺は女が好きじゃないんだ。お断りする。
(それじゃ、あなたの過去教えないわよ
グッ!!それはひどい!それを使ってくるとは卑怯だな。性格が悪すぎる。てか、あいつらもそれで、納得してくれるのか?ちらりとユイ達の方向を見る。
「それならば今は特訓に集中しましょ。」
まぁ、サヤカは納得するか.....(本心としては否定して欲しかったが)流石にユイは納得しないだろ。
「べべべ、別に守とイチャつきたい訳じゃないけど今は、特訓優先ね!だって、覚えないと大変だしね!」
まさかのユイまで撃沈か...てか、絶対それ建て前だろ!と突っ込みたくなったがここでそれを言うとあいつ怒りそうだから辞めといた。
「それじゃ、二人とも賛成ってことで、チヅルは勿論賛成でしょ?」
「はい!お兄さんとイチャつけるなら今回は許します!」
チヅルは清々しく純粋な笑顔で笑ったがこっちは笑える気分ではなかった。女嫌いな俺にとっては辛いな.....
「守君特訓場所はこっちよ付いてきなさい。チヅル、そっちは任せたわよ。」
「はい、任せてください!!」
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「あの、まだですか?」
部屋を出て歩いてから15分ぐらいはたってる。学園の中は広いが、こんなに長く歩くのは初めてだった。
「まだよ、我慢しなさい」なんか、さっきのアンネさんと雰囲気が違うのは気のせいだろうか?
すると、一つの部屋の前で止まり中に入った。中は机がたくさん並んであり、少し日に当たってないせいか何だか暗い。そして、一つのイスに座るとアンネさんが口を開いた。
「特訓をする前に話さなきゃならないことがあるの。その事で約束を二つ守って。」
「分かりました。」
アンネさんの顔が真顔になった。結構大事な話なのかな?
「一つめは、この話しは絶対誰にも話さないこと。二つめは、心を落ち着けて聞くこと。いいわね?」
「分かりましたよ、早く話して下さい。」
「それじゃ、話すわよ」
俺はその話を聞いた瞬間目の前が真っ暗になり、なにも考えられなくなった。その中で微かに見えた夕日がやけに暗く見えた。
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投稿が遅くなりすみません!テストが多くて、忙しかったですが一段落ついたので更新スピードをあげたいと思います!それでは次回にご期待下さい!
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