Licht・Ritter:リッチ・リッター

∞云エンド∞

6話 <Sturm:嵐>

闇が消え...
辺りは沈黙になる...
周りの人は皆...練の方を向いていた...
そこにいた練は両肩に黒い入れ墨のような模様があり、練の周囲には黒い上昇気流のような気がはっきり見えた、その気はまるで練が強い事を主張するように練の周囲を囲んでいる。
そのような体になっているにも関わらず、練は平気でこう答えた。

「おし、ちょっと周りの目線が気になるが...ウォーミングアップしようか!」
練は片手で拳をつくって親指をゴキッと鳴らした。
それに怯えた男達がこう言った。

「な、なんだよ?ただ肩にタトゥーつけただけじゃねーか…何がウォーミングアップだ!!」
「でも、兄貴!?なんか周りに漫画とかでよくある気みたいなものがはっきり見えますよ!?」
「そ、そんなん知るかっ!!いくぞ、かかれぇぇぇぇぇぇ!!」
男達は再度一斉に襲いかかった。

「はァァァ!!!!」
練は片手で黒い気弾のようなものをつくり、それを使い男達を消しゴムのカスのように弾いた。


その気弾は見事全員のみぞおちに直撃し男達はその衝撃で吐血した、そのまま家具屋の中の本棚に全員衝突した。
ドガッシャァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!
そのような音をたてて本棚の中の本全てが雪崩のように崩れ落ちた、客からしたら悪い人達が倒されているので喜ばしいが、店員からしたら大変迷惑な事だろう。

「あっ...やっちまった…」
練は力の調節ができず家具屋を無茶苦茶にしていたのに気づき、自分がやったのにも関わらず驚いた。

「や、やばぇ!!ウォーミングアップじゃねーよこれ!!ウォーミングブレイクだよ!!そもそもウォーミングにもなってねぇよ!!このままだと俺の財布までブレイクされちゃうよ!」
練がそう言っている間に家具屋の店長がきて、練は怒られた。
その様子を灯里は楽しんでいた...

(練くんの怒られてるところ...初めて見たなぁ...たまにはこういう危険なことも...ありか...今日はありがとう!練くん!!)
今日の出来事は灯里にとって大切な思い出になった...

一方...とある教室での会話...

「大変です!たった今、練と灯里に送った不良生徒5名が姿の変わった練によってまとめて倒されました!」
その教室には女2名男3名の生徒が居た、そしてその中の女の1人が呆れたようにこう言った。

「あいつらが倒されたの?いつも威張ってる割には案外弱いのね…」
「仕方ないんじゃない?そういうやつに限って弱いんだし…私は期待してなかったわよ…」
その女の発言に続けて、もう1人の女はそう言った。
その女の発言に男の中の1人がこう質問した。

「じゃあ...なぜ奴らに賄賂なんか渡したんだ!あらかじめ期待してない奴らに賄賂なんか渡す必要ないだろ!」
その質問に女の1人がこう答える…

「試したかったのよ...輝 練がどれだけの力を秘めているのかをね...」
「試す?そんなことしなくても俺がいるだろ!」
「念には念よ...もし、あなたが知っている以上の力を彼が持っていたら...それであなたが倒される可能性だってあるでしょ?」
「うっ!!」
男はそう言われると何も言い返せなかった。
そして、女はその様子を見て、その男に説明した。

「なんせここは英才高校...才能がある者が集まる高校...そんなとこに来れるって事は私達のような能力があるって事だ...でも、なんとかいけそうね...」
「何が?」
男が再度質問する。

「もう分かるでしょ?」
そう言って彼女は人差し指で円を描くように動かす...そして、その円は別空間へ繋がるゲートのようになる。
そして、彼女はこう言った。

「黙らせるのよ...私の才能で...」

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