捨てる人、拾う神
ファンタジー

連載中:2話

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捨てる人、拾う神

  • あらすじ

     とある大財閥の家系『氷室』。
     その家に仕える「加賀 針哉」はある時、その家の最も深い闇の部分に触れてしまう。
     
     『何時如何なる時も氷室の為に』
     
     これが加賀の絶対の掟。
     
     その掟を守る為彼は、己の口を永遠に開かぬようにするため、二つの家の者しか知らない飛び込み自決の場にやって来た。
     しかし、そこには見知らぬ男が待っていた。
     「お前の記憶の『糸』、俺が断ち切ってやる。代わりに、俺の頼みを一つ聞いてもらえるか?」
     
     これは、「仕える」ということしか知らなかった彼の「自由」の話

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