-
エピソード一覧
全1話
-
あらすじ
私は雪影冬華、高校2年生。17歳。
今日から夏休みです。ただ家が神社なので周りの木々から蝉たちの合唱が元気よく聞こえて、今年も暑い日が続きそうです。
私は茶道部に入っていますが、夏休みは部活が無いので皆んなに会えないのが少し寂しいです。
毎年、宿題に追われる夏休みだから、今年こそは何か楽しい夏休みになって欲しいと思いながら、家に向かっています。
でも、そんな事を考えていたからなのか、それとも運命だったのか、これからの人生を大きく変えてしまう事がこの後、起きるとも気づいていませんでした。
私は父と母と3人で暮らしています。
私の家の神社は昔からあるので凄く古いです。ですが、地元の人から人気があり良くおみくじや、お賽銭などをしてくれます。
なぜか夏にはここで祭りが行われるので、出店などで凄く盛り上がります。
私も、たまには手伝っています。
お守りを売ったりなどの簡単な事ですが、私にとっては大切な仕事だと思っています。
そんなある日
父から、家の近くのご神木の様子を見に行くように言われたので行く事にしました。
「いつも思うけど、どうして毎日帰ってくるたびにご神木を見ないといけないの?」
でも何か今日はいつもと違うような気がする・・・
一瞬だけど、そう思った
「まぁー気のせいよね!いつもと違うって思ったのは、きっと何か楽しいことが起こって欲しいって思ったからよね!」
そうして家に戻ろうとした、その時!急に強い風が吹き抜けたのです!
目も開けられず、そのまま地面にしゃがみ込んだら風はピタリと止んでしまいました。
「一体さっきの風は何だったんだろう?」
とりあえず家に戻っていると、ふと周りの景色がいつもと違うことに気づきました。
「何か変。家がいつもより、いやすっごく古い‼︎なんで⁈」キーワード
「その他」の人気作品
書籍化作品
-
-
337
-
-
1978
-
-
1
-
-
4112
-
-
3395
-
-
15254
-
-
22803
-
-
440
-
-
516