選択権〜3つの選択肢から選ぶチートは!?〜
魔王②
翌日、俺は聖女を送るために王城に来た
二人きりになるチャンスがあったので少しだけ話をすることにした
昨日の従魔達の話をしていいのか迷っていたが、まだ確証が無い内に話すのは良くないと思い今は話さないことにした
ただ、魔王に関する情報は聞けたと伝えておいた
「ありがとうございます、ですが無茶はしないで下さいね、アキに何かあったらと思うといてもたってもいられなくなるので」
「分かりました、アウラの方こそ無茶はしないでね、もし自分が危なくなったら絶対に逃げること、そしてアウラが出来ないことなら俺が何とかしてみるから」
「約束します!」
何だかとっても嬉しそうだな、この様子なら多分大丈夫だろう
その後、ローズさんや他の近衛騎士の人達と話して配置等を決めた
俺が一番前でローズさんが一番後ろで護衛することになった、だが道中ほとんど危険がなく国境まではすんなりたどり着いた
「ここまでの護衛感謝します」
「いえ、特に何も起こらずによかったです、俺はここまでですが道中気をつけて下さい」
「もちろんだ、と言っても最初会った時の事から信用ないかもしれないがな」
「あの盗賊は既にいません、それに多分ですが手出しはされないかと、理由としては盗賊を仕掛けたのは王国との会談をさせないためのようですが、既にしてしまった以上ここで聖女様を殺してしまえば教皇は完全に王国の敵になってしまいます、それが教皇の意思かどうかは別として」
まぁ、つまり教皇は王国に聖女がついた時点で疑われていることは承知しているだろう、そのため帰りにもう一度手を出すというのは考えられないのだ
「…そうですね、その可能性は高そうですが他にも敵がいるので注意だけは怠らないようにする、本当にありがとう」
そういって別れた、最後にアウラが近衛騎士達に見えないように手を振って来たので近衛騎士達が前を向いた瞬間に手を振り返しておいた、何だこのリア充的なやり取りは…
その後、翌日にしばらく外出する旨をギルドとスレッド家に伝えにいくことにした
ギルドにつくと、ルミアさんを発見したので声をかけると少し驚いた顔をしたがすぐに気を取り直していつも通りの顔に戻った
「ギルド長は奥にいますが、そちらでよろしかったでしょうか?」
「うん、お願いするよ」
その後、奥に通してもらいギルド長のいる部屋に通してもらった
中に入ると書類の山に埋もれたミーニャさんがいた
俺の顔を見ると、慌てた様子で書類を片付けていき数分後にはキレイにまとめてあった
「アキか久しぶりだな、人気者になりすぎてこれなかったとはいえ流石に来なさすぎではないか?」
「すみません、この機会に少し休暇を取っていました、それなのにこんなこと言うのは良くないとは思うんですが、しばらく王都を出ることになりました」
「なっ、それは戻ってこないということなのか?何故だ?この国は王は善政をしているし貴族もそこまで悪いやつはいない、それなのに何故出ていくんだ?」
「いえ、用件が済んだら戻ってきますよいなくなると言っても数ヶ月程度だと思います、もしもそれより長くなるなら一度戻って来るつもりなので」
「そ、そうか早とちりしてしまってすまないな、気を付けて行ってくるんだぞ」
そう言ってもらった後、ギルドから出る際にルミアさんにも少し外出することを伝えておいた
その後、スレッド家にいくと知り合いの門番がいたので顔パスで入れてもらった
中に通されて、バルトさんの部屋にとりあえず通された
バルトさんは俺の顔を見ると、急いで部屋を出て走り回った後戻ってきて、いつもの部屋に行っていてくれと言われた
その後、五分ぐらいすると皆集まり早速用件を伝えた
すると、リオナとローナは少し残念そうな顔をしたがすぐに気を取り直して行ってらっしゃいと言ってくれた
ヴィオナさんは聖女と俺の称号から何となく察してそうだが、やはり空気を読んで何も言わないでくれた
とりあえず、これで一旦挨拶は終わったので家に戻ることにした
家に戻った後は、メイド達に集合してもらいこれから外出するため、シフトを減らして構わないと言っておいた
その際の給金は変わらないため先に一年分程皆に渡しておいた
ラミリィだけは戻ってきた時でいいと受け取ってくれなかったが
今日やることも既になくなったのでご飯を食べて風呂に入った後はすぐに寝ることにした
流石に歩き回ったこともあり、昨日魔王について考えていてあまり寝れなくて少し疲れていたのですんなりと寝ることが出来た
翌日、朝起きると既に従魔達は起きていた
あれ?こんな珍しいことあるんだなぁと思いながら準備を進めて、家を出ることにした
その際行ってらっしゃいませと言われて、行ってきますと振り替えって言おうとすると、見習い含めたメイド全員が揃って挨拶をしていた、今日シフトでは無い人もいるのに挨拶のために来てくれている人もいて正直嬉しかったな
今回はここまでです
応援コメントありがとうございます!、とっても嬉しいです
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二人きりになるチャンスがあったので少しだけ話をすることにした
昨日の従魔達の話をしていいのか迷っていたが、まだ確証が無い内に話すのは良くないと思い今は話さないことにした
ただ、魔王に関する情報は聞けたと伝えておいた
「ありがとうございます、ですが無茶はしないで下さいね、アキに何かあったらと思うといてもたってもいられなくなるので」
「分かりました、アウラの方こそ無茶はしないでね、もし自分が危なくなったら絶対に逃げること、そしてアウラが出来ないことなら俺が何とかしてみるから」
「約束します!」
何だかとっても嬉しそうだな、この様子なら多分大丈夫だろう
その後、ローズさんや他の近衛騎士の人達と話して配置等を決めた
俺が一番前でローズさんが一番後ろで護衛することになった、だが道中ほとんど危険がなく国境まではすんなりたどり着いた
「ここまでの護衛感謝します」
「いえ、特に何も起こらずによかったです、俺はここまでですが道中気をつけて下さい」
「もちろんだ、と言っても最初会った時の事から信用ないかもしれないがな」
「あの盗賊は既にいません、それに多分ですが手出しはされないかと、理由としては盗賊を仕掛けたのは王国との会談をさせないためのようですが、既にしてしまった以上ここで聖女様を殺してしまえば教皇は完全に王国の敵になってしまいます、それが教皇の意思かどうかは別として」
まぁ、つまり教皇は王国に聖女がついた時点で疑われていることは承知しているだろう、そのため帰りにもう一度手を出すというのは考えられないのだ
「…そうですね、その可能性は高そうですが他にも敵がいるので注意だけは怠らないようにする、本当にありがとう」
そういって別れた、最後にアウラが近衛騎士達に見えないように手を振って来たので近衛騎士達が前を向いた瞬間に手を振り返しておいた、何だこのリア充的なやり取りは…
その後、翌日にしばらく外出する旨をギルドとスレッド家に伝えにいくことにした
ギルドにつくと、ルミアさんを発見したので声をかけると少し驚いた顔をしたがすぐに気を取り直していつも通りの顔に戻った
「ギルド長は奥にいますが、そちらでよろしかったでしょうか?」
「うん、お願いするよ」
その後、奥に通してもらいギルド長のいる部屋に通してもらった
中に入ると書類の山に埋もれたミーニャさんがいた
俺の顔を見ると、慌てた様子で書類を片付けていき数分後にはキレイにまとめてあった
「アキか久しぶりだな、人気者になりすぎてこれなかったとはいえ流石に来なさすぎではないか?」
「すみません、この機会に少し休暇を取っていました、それなのにこんなこと言うのは良くないとは思うんですが、しばらく王都を出ることになりました」
「なっ、それは戻ってこないということなのか?何故だ?この国は王は善政をしているし貴族もそこまで悪いやつはいない、それなのに何故出ていくんだ?」
「いえ、用件が済んだら戻ってきますよいなくなると言っても数ヶ月程度だと思います、もしもそれより長くなるなら一度戻って来るつもりなので」
「そ、そうか早とちりしてしまってすまないな、気を付けて行ってくるんだぞ」
そう言ってもらった後、ギルドから出る際にルミアさんにも少し外出することを伝えておいた
その後、スレッド家にいくと知り合いの門番がいたので顔パスで入れてもらった
中に通されて、バルトさんの部屋にとりあえず通された
バルトさんは俺の顔を見ると、急いで部屋を出て走り回った後戻ってきて、いつもの部屋に行っていてくれと言われた
その後、五分ぐらいすると皆集まり早速用件を伝えた
すると、リオナとローナは少し残念そうな顔をしたがすぐに気を取り直して行ってらっしゃいと言ってくれた
ヴィオナさんは聖女と俺の称号から何となく察してそうだが、やはり空気を読んで何も言わないでくれた
とりあえず、これで一旦挨拶は終わったので家に戻ることにした
家に戻った後は、メイド達に集合してもらいこれから外出するため、シフトを減らして構わないと言っておいた
その際の給金は変わらないため先に一年分程皆に渡しておいた
ラミリィだけは戻ってきた時でいいと受け取ってくれなかったが
今日やることも既になくなったのでご飯を食べて風呂に入った後はすぐに寝ることにした
流石に歩き回ったこともあり、昨日魔王について考えていてあまり寝れなくて少し疲れていたのですんなりと寝ることが出来た
翌日、朝起きると既に従魔達は起きていた
あれ?こんな珍しいことあるんだなぁと思いながら準備を進めて、家を出ることにした
その際行ってらっしゃいませと言われて、行ってきますと振り替えって言おうとすると、見習い含めたメイド全員が揃って挨拶をしていた、今日シフトでは無い人もいるのに挨拶のために来てくれている人もいて正直嬉しかったな
今回はここまでです
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