邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第二百七十一話 転居の誘い

8章 復活儀式


「進化したからなのか、一人一人に必要な食料が増えてな、もちろん狩猟能力が上がったからイノシシしょくりょう確保自体はできるんだが、このままいくともう少しで森の中のイノシシを狩り尽くしてしまうからな、どうしようかと話し合っていたんだ」

中天に位置する太陽の光を浴びながら精霊狼王はそう言った。

「そうなんですか、そういうことは相談して決めているんですか?」

「ああ、族長がいなくなって一時期集落がボロボロになりかけてな、その時からみんなで会議して決めることになったんだ。で、なぜか進化の時に俺しか『狼王』の種族になれなかったから俺が暫定的に集落の代表者をしてるってわけだ」

「なるほどなるほど」

「というわけなんだが、お前」

「「どっか俺達が住める場所知らねぇか?」」

「ッツ!!?」

精霊狼王の発言に一言一句違えることなく被せたシグレの発言に精霊狼王が驚いて飛び退く。

「おいおいマジかよ……心でも読めんのか?」
「心を読めはしますけど、今回はそんなことをしていませんよ」
「いや、読めんのかよ……恐ろしすぎるだろお前」

「まぁそれはそれとして、良い転居先、紹介しますよ」

話の都合の良さに若干の違和感を感じつつも精霊狼王は考える素振りを見せ、「今じゃなくてもいいか?一度の集落の全員での総意を決めたい」と言い放った。

「ええ、構いませんよ」
「ありがとな、じゃあ少し待っててくれ、すぐに結論がでると思う」
「わかりました」

シグレはそう言って再び近くの切り株に座り仔狼たちをもふり始めると同時に精霊狼王は咆哮をあげて集落のはずれ、かつてフェンリルのいた場所へと走っていく。
少し間を置いて精霊狼王の上げた咆哮に共鳴するようにいくつもの鳴き声が集落内に木霊した。
咆哮による意思伝達、普通の狼でも使えるものである。
シグレは精霊狼王が戻ってくる黄昏時まで、膝の上の仔狼たちをもふりながら、肉を貪る狼たちを見ていたのだった。

「すまねぇ、遅くなったな」
「いえいえ、構いませんよ」
「そうか、そうならいいんだが……で、今回の会議の結果、全員が引越し、転居については賛成だったぞ」
「わかりました。それでは行きましょうか」
「ん?どうやって行くんだ?お前のことだから何かやるんだろうが、具体的にどうするんだ?」
「それはまぁ、こうやって……」
そう言うシグレの前に、巨大な門が現れた。


なんだこれは……たまげたなぁ……
いいねが溜まるのが早いじゃないか……
というわけでいいね5100ありがとうございます!
これからも努力していきますのでよろしくお願いします!

こめんとへんしんこーなー

『紹介ありがとうございます!
SF会のビックネームであるクロシヲ先生に紹介されるとか嬉しすぎます!』

ちょいとコメント自体が誤字ってますが気にせずに。

茶碗さん。
あなたの小説は面白い(主観)
もっと読まれていいはずなのです。
だから私は紹介しました。
毎回いいねしたとか言ってるけど、あれほんとだからね?
クロシヲが好きなもん紹介してるだけだもの。

終わり。

皆様へのお願い

クロシヲから皆様にお願いがあります。
誤字報告はたいへん有難いのですが、ノベルバの仕様として、コメントを一覧で見ることは出来てもどの話にコメントされたかが分からないのです
それを知るには、地道にコメントされた所をいちいち確認しなければならない訳でして……
というわけで、次回から誤字脱字の報告がありましたら、必ず何話かを明記・・・・・・してコメントしていただければ幸いです。

誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
(誤字脱字がありましたら、何話かを明記・・・・・・した上で修正点をコメントしていただければ幸いです)

いいね、フォローもお願いします

Twitterのフォローもお願いします
(IDは@87lnRyPJncjxbEpです)

Fictionalizerに参加したいという方は私のTwitterにリンクが載ってますのでそちらからどうぞ

コメント

コメントを書く

「SF」の人気作品

書籍化作品