邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第二百三話 襲撃者

7章 あゝ神よ


東門から街を出たシグレは、当然危なげもなく草原を抜け、森の中にいた。

ちなみに今は挨拶と墓参りのために狼の集落を目指しているところである。
転移で行くことも出来たのだが折角なので徒歩で向かうことにした。

_____のだが……

今現在、シグレは数十人のプレイヤーに包囲されていた。

その殆どが最前線とは程遠い貧弱な装備なのだが、中心の小柄な少女とその横にたつ青年は最前線攻略組に劣らない装備をしている。 

ここまでならレッドプレイヤーかと思われるのだろうが、彼らは皆、胸にある紋章を刻んでいた。
それはいつかのサーバー対抗戦においてシグレ一人に殲滅させられた暫定クラン「青薔薇」の紋章(仮)であった。

もちろんそんなものを見る間もなく彼らを殲滅したシグレにそれを知る由もなく、彼らはただのPKプレイヤーキラーだと思われていた。

「やっと見つけたわ!今日こそ屈辱を果たすのよ!行きなさい!私の下僕たち!」

「「「「「「「「ハッ!!」」」」」」」

『おとこA、B、C、D、E、F、G が あらわれた!』

『唐突なネタはやめろ。というかそれ最近多くないか?』

「まあまあ、とりあえず捕らえましょうか」

「ウィンドフォール、ヴェノムスワンプ」

有無を言わさず襲いかかってきた男達をシグレは魔法で作った毒沼に突風で叩き落としすぐさま無力化した。

ちなみにMP消費は殆どない、というか自動回復の方が消費したMPよりはるかに大きい為、あの程度の魔法なら何度でも行使できるのである。

「クッ……!急いで出るんだ!カグヤ様をお守りしろ!」

「先遣隊がやられたぞ!後続!急げ!」

当然のごとく数人を捕縛した程度では男達は止まらず、数十人が再び突進を敢行してくる。

欺瞞と猜疑の代行者アウフギレッヒ・リィーサストート

さすがに人数が多いためシグレはスキルを起動、発動されたスキルはその効果を間違いなく発動し混乱と魅了、狂化に幻惑を付与する。

数秒後、謎の少女とシグレを隔てた間には、仲間同士で傷つけあう男達の姿があった。


はい、伏線回収?

《報告》
すいませんでした!!!<(_ _*)>

作者の不手際により162話が消滅してしまいました。誠に申し訳ありません。
急いで書き直しましたが正直いって内容覚えてなかったためもはや別物になってると思います。すみません。
今後このようなミスの無いよう気をつけますのでこれからもどうかご愛読のほどよろしくお願いします。

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