邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第百四十八話 ヘッドハンティング

7章 あゝ神よ


「ハッハッハ!そうか!まあそうじゃろうなぁ!」
「貴様ァ!またも陛下を愚弄するかぁ!」

呵呵大笑する王と、顔を赤らめるというよりかは最早赤ペンキをかけられたかのように真っ赤になった家臣カルパスの対比に笑いをこらえながら、シグレは無言で王を見据える。

「まあ良い、こちらとしても無理に誘う気はな
「貴様のような旅人風情が陛下の元で働けるという最高の栄誉を与えられたというのにそれを蹴るなど言語道断!貴様ら平民つは陛下を讃え、陛下の言うことに絶対服従すべ

「カルパス!お前はもう退出しろ」

「ですが陛下、本来ならばこの者が兵士にしてくださいと頼み込んでくるのが正しいでしょう!騎士共!この狼藉者をひっとらえろ!」

なんというぶっ飛んだ発言だろうか。
国王など顔が「( 'ω')ふぁっ」の形になって呆然としている。
カルパスがそう言うと騎士は戸惑いながらもシグレを拘束しようと近寄ってくる。

「そのような対応を取られるのでしたら、こちらとしても無抵抗のままではいられませんよ?」

そうシグレが言ったのと時を同じくして、カルパスと騎士達はどこからから現れた巨大な蔓に捕縛され、武装を奪われていた。

「はっ!意識が飛んでいた!済まなかった。どうか許してくれ」

意識を無くしていた王が復活し、シグレに謝罪をする。

「二度目はないですよ」

「恩に着る」

縛られた騎士達やカルパスが解放され、同時に蔓により壊れた床と引き裂かれた絨毯が再生する。

「……」

カルパスや騎士達、王すらそれに驚愕した。

「それでは、失礼致します」

そう言って立ち上がり、もんから出ていったシグレを、皆が無言で見つめていた。


カルパスの名前はおやつカルパスが近くにあったからです

クロノス:国の重鎮の名前がそれでいいんですかねぇ…

クロシヲ:いいのですよ。おやつカルパス美味しいし、おやつカルパス美味しいし(大事なことなので(ry)

クロノス:じゃあ問題ありませんね!だっておやつカルパス美味しいもんね!(すっとぼけ)

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(IDはあらすじにあります)

(お願い)誤字脱字の報告いつもありがとうございます。
それについてなのですが、コメントで指摘して頂けてもクロシヲの方では何話が間違っているのかがわかりません(何話にコメントされたかが分からないのです(分かるかもしれないけど少なくとも私はわかりません))
そんな感じなので、次からは誤字脱字の報告の時に何話か教えていただければ幸いです

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コメント

  • ドラキー

    oh...

    0
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