邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第八十八話 覚醒
5章 蹂躙
「さあ、反撃開始だ。頑張って生きろよ?クソ悪魔」
体が震える。脳が沸騰する。そして、怒りが爆発する。
ー激怒を取得しましたー
不意に彼の中に鳴り響いた世界の声に彼は嗤う。
やはり、自分は運が良い、これまでの人生も、悪魔となったことも、いや、全ては必然なのだろう。
自分こそが上位者であるべきなのだから。
自分こそが全ての王であるべきなのだから。
自分以外の人間は全て自分が成り上がるための養分に過ぎないと。
ー傲慢を取得しましたー
ー《傲慢の堕天使の依代》を取得しましたー
そして、彼は眼前の人間たちを嘲笑う。
「一撃入れたくらいでいい気になってんじゃねぇよ!」
そして、彼は本当の悪魔になった。
体は黒い毛で覆われ、山羊の頭に鷹の翼や馬の蹄、獅子の尻尾を持つ悪魔に変貌した彼は、自信を貫かんとしていた槍を肉体の硬度のみで叩き折る。
それにより呆けた槍兵を一瞬で拘束し、自身の口へ放り込む。
ブチブチ、ゴキュゴキュ、グチャグチャ
骨が噛み砕かれ、肉が裂ける音とともに槍兵が飲み込まれる。
唐突に出現した悪魔とそれによって引き起こされた仲間の壮絶な死に様に、第一サーバーの面々は凍りつく。
目の前の現実と恐怖で硬直した彼らにもたらされたのは、救いの手でも、逃げる勇気でもなく、圧倒的な絶望であった。
それはもはや戦いではない。
一方的な虐殺。
勝利者の食事であった。
「来ないで!ウォーターランス!来るなぁ!オーシャンランス!来r」
水魔法使いは必死の抵抗も虚しく口の中に飲み込まれ、そのHPを散らし光となって爆散する。
その後も剣士は炎に巻かれ、弓兵は水に囚われ、魔法使いは狂ったように魔法を乱射する。
そこは地獄であった。
誰もが絶対的な勝者に食われるのを待つだけの地獄、確実な死が待っているのに、何も抵抗できない。
やがて、そこに立つのは悪魔ともう1人となる。
「う、…うわぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!」
そうなるまでの全てを見ていた斧戦士は泣きじゃくりながらも突進する。
戦友の血に濡れる悪魔に、せめて一撃を与えるために。
「『唐竹…ッ割り』!」
そして、世界はそれを許さない。
彼が自分の全て、全身全霊をもって仕掛けた攻撃は、悪魔の黒い体毛一本すら切ることできなかった。
「お前は苦しませて殺すからなぁ」
「よくもあんなこと言ってくれたなァおい!?な〜にが『頑張って生きろよ?クソ悪魔』だこのクソ野郎。結局てめーらは俺様達よりよえーんだよ!」
愕然とするハルバートを捕獲し、蹄で背中を踏みつける。
それを何回も繰り返し、反応がなくなったところでその体を持ち上げ、
その四肢を引き裂いた。
「ハハハハハハハハハハ!俺様こそが最強だァ!」
そこに何かが舞い降りる
「あぁん?誰だお前?俺様のこと邪魔すんじゃねーよ」
「いえ、後を頼まれたもので」
悪魔の首が地に落ちる。
舞い降りたのは死神
「こんなん俺様にゃあきかねーよ!」
対するは傲慢の悪魔。
その能力は『掌握』
車裂きDA☆
もう今回からどんどこグロ描写入れてくぜよ。
なのでタグにR15追加します。
というかハルバートさん報われねぇなぁ
次から悪神の子側かな?
誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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「さあ、反撃開始だ。頑張って生きろよ?クソ悪魔」
体が震える。脳が沸騰する。そして、怒りが爆発する。
ー激怒を取得しましたー
不意に彼の中に鳴り響いた世界の声に彼は嗤う。
やはり、自分は運が良い、これまでの人生も、悪魔となったことも、いや、全ては必然なのだろう。
自分こそが上位者であるべきなのだから。
自分こそが全ての王であるべきなのだから。
自分以外の人間は全て自分が成り上がるための養分に過ぎないと。
ー傲慢を取得しましたー
ー《傲慢の堕天使の依代》を取得しましたー
そして、彼は眼前の人間たちを嘲笑う。
「一撃入れたくらいでいい気になってんじゃねぇよ!」
そして、彼は本当の悪魔になった。
体は黒い毛で覆われ、山羊の頭に鷹の翼や馬の蹄、獅子の尻尾を持つ悪魔に変貌した彼は、自信を貫かんとしていた槍を肉体の硬度のみで叩き折る。
それにより呆けた槍兵を一瞬で拘束し、自身の口へ放り込む。
ブチブチ、ゴキュゴキュ、グチャグチャ
骨が噛み砕かれ、肉が裂ける音とともに槍兵が飲み込まれる。
唐突に出現した悪魔とそれによって引き起こされた仲間の壮絶な死に様に、第一サーバーの面々は凍りつく。
目の前の現実と恐怖で硬直した彼らにもたらされたのは、救いの手でも、逃げる勇気でもなく、圧倒的な絶望であった。
それはもはや戦いではない。
一方的な虐殺。
勝利者の食事であった。
「来ないで!ウォーターランス!来るなぁ!オーシャンランス!来r」
水魔法使いは必死の抵抗も虚しく口の中に飲み込まれ、そのHPを散らし光となって爆散する。
その後も剣士は炎に巻かれ、弓兵は水に囚われ、魔法使いは狂ったように魔法を乱射する。
そこは地獄であった。
誰もが絶対的な勝者に食われるのを待つだけの地獄、確実な死が待っているのに、何も抵抗できない。
やがて、そこに立つのは悪魔ともう1人となる。
「う、…うわぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!」
そうなるまでの全てを見ていた斧戦士は泣きじゃくりながらも突進する。
戦友の血に濡れる悪魔に、せめて一撃を与えるために。
「『唐竹…ッ割り』!」
そして、世界はそれを許さない。
彼が自分の全て、全身全霊をもって仕掛けた攻撃は、悪魔の黒い体毛一本すら切ることできなかった。
「お前は苦しませて殺すからなぁ」
「よくもあんなこと言ってくれたなァおい!?な〜にが『頑張って生きろよ?クソ悪魔』だこのクソ野郎。結局てめーらは俺様達よりよえーんだよ!」
愕然とするハルバートを捕獲し、蹄で背中を踏みつける。
それを何回も繰り返し、反応がなくなったところでその体を持ち上げ、
その四肢を引き裂いた。
「ハハハハハハハハハハ!俺様こそが最強だァ!」
そこに何かが舞い降りる
「あぁん?誰だお前?俺様のこと邪魔すんじゃねーよ」
「いえ、後を頼まれたもので」
悪魔の首が地に落ちる。
舞い降りたのは死神
「こんなん俺様にゃあきかねーよ!」
対するは傲慢の悪魔。
その能力は『掌握』
車裂きDA☆
もう今回からどんどこグロ描写入れてくぜよ。
なのでタグにR15追加します。
というかハルバートさん報われねぇなぁ
次から悪神の子側かな?
誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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