第八十五話勇者と邪神

5章蹂躙

3時間後

『こちらに敵影は無し、現在は生産職がポーションの生産や装備のメンテナンスをしている。そっちはどうだ？』

『こっちは今斥候1人捕まえて尋問してます』

『了解した。場所がわかり次第殲滅してくれ』

『了解です』

そんな感じの通信をしながら待機しているとフィーが拷問用異空間なかから出て来ました。

「場所判明したよ、真東1kmくらいの城」

「了解」

従魔を全員帰還させて空を飛びます。

「上空に敵発見！弓隊！魔法隊！放て！」

到着したと思ったら見つかりましたね。
とりあえず城を崩しましょうか

「対城魔法アンチキャッスル・戦神の槌ウォーハンマー！」

魔力により戦神の槌が生成され城を消滅させます。

これで三割ほど減ったみたいですね。
予想よりずいぶん少ないですね。
見れば生き残っているほとんどのプレイヤーが青白い結界に包まれています。

『もしもし、こちらハルバート。第3サーバーに攻撃されている』

『了解です。こっちが片付いたら観戦しに行きますね』

「僕たちと勝負をしろ！」

何やら崩れた城の瓦礫の中で叫んでいる人がいますね。
降りてみにいきましょう。

「僕たちと勝負をしろ！」

降りたら同じ言葉をさっきと同じ人が言って来ました。
この人もしかして勇者ですかね？

聖剣ジャッジメント ☆10　ATK ？

審判の聖霊から勇者に託された聖剣。
「悪」特攻を持つ。
MPをつぎ込むことで威力と刃の長さを変更できる
罪を裁く聖なる剣

付与効果
不壊
悪特攻
断罪
魔力吸収

聖霊の鎧 ☆10　DEF？

光の聖霊から勇者に託された聖鎧
「悪」特防を持つ
MPをつぎ込むことで鎧の形状と防御力を変更できる
勇者を守る聖なる鎧

付与効果
不壊
悪特防
断罪
魔力吸収

でもスキルがひどいですねこれ

名前:ブレイブ
職業:勇者Lv.18
種族:上位人族ハイヒューマンLv.16

スキル
勇者悪殺救援の光聖剣術聖魔法Lv.4 鉄壁Lv.4

勇者
窮地に陥れば陥るほど強化される

悪殺
悪特攻

救援の光
仲間を一度だけ蘇生

スキル少なくないですかねぇ

「なぜあなたと勝負しなければならないのですか？」

「いいから勝負をしろ！僕にはお前のような邪神どもを倒す使命があるんだ！」

「嫌ですよめんどくさい。それではさようなら」

そういうと勇者パーティーの4人はそれぞれの足元に開いた次元の穴ワームホールに呑み込まれました

さて、残ったそれ以外の人たちは…怪我のせいで全員その場から動けないようです。
掃除をしておきましょう

「終焉の奈落タルタロス」

〖プレイヤーの皆様にお知らせします。
第三サーバーのプレイヤー全員が死亡したため、
第三サーバーは敗退となりました〗

ー種族レベルがアップしましたー
ージョブレベルがアップしましたー
ーEXジョブレベルがアップしましたー
ー《勇者殺し》を取得しましたー

さて、それでは行きましょうか。

ξ( ・∀・ )ξｼﾞｬｯｼﾞﾒﾝﾄですの!!

そんなこんなで不憫な勇者

ちなみにシグレは割と禁術を使っています
禁術ってなんで禁じられてたんだろうね

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

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