邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第四十六話 剣の舞

3章 イベントとその先



「それじゃあ次の魔法を使ってみてくれ」

「対軍魔法じゃないのでここから出れます?」

「ああ、わかった」

そう言うとすぐさまルルイエへと帰還した。

「じゃあ今度はこれに向けて魔法を撃ってくれ」

そう言うとクトゥルフの影から黒子のような真っ黒な人型のものが出てきました

「ちなみにこれは魔法を避けるからちゃんと狙わないと当たらないよ」

「わかりました。ではいきます」

極彩剣舞ブレイドダンス

そういうと私の周りに剣型の炎、風、水などの属性魔力の塊が大量に生成されました

それらを全て黒子に向けて射出すると黒子はなすすべもなく消滅し、僅かな塵すら残さなかった。

「あれは喰らいたくないねぇ」

「目だと何も見えないのに魔力反応があったのはなんで?」

「自然に存在する魔素マナに限りなく近いもので剣を作ったんです」

「なるほど、近接戦で初見殺しもできるのか、恐ろしいな」

「その使い方用の魔法もありますけどね」

「おおこわいこわい」

「黒子お願いします」

「え、ああ、うん、わかった」

呆然としていたのか反応が遅れましたね
黒子が出てきたので撃ち込んでいきましょう

亜空切断ディメンション・スラッシュ

黒子の腹あたりから上半身と下半身が徐々に分かたれていき最後には完全にわかれて死んでしまいました

「次で最後です」

「了解した」

黒子が出てきたので近付いて肌に触り魔法を発動する。

腐食コロージョン

黒子の体はチリになって崩れ落ちた。

「それ、元は熟成アンチエイジングだよね?そんな威力じゃないはずなのだけれど、どうやったんだい?」

ちなみに木魔法に物の熟成を促進する似たような熟成アンチエイジングという魔法はあるにはあるのだが、こんな威力ではないので流石のフェンリルも驚いたようにシグレにタネを問う。

「ちょうどよくするのではなく一気にチリにするイメージでやったらできました」

「なにそれこわい」

「どうでしたか?」

「文句なしの合格だ。私の加護を授けよう」

ーワールドクエスト
『混沌の第二試練 門にして鍵ヨグ=ソトース
をクリアしましたー
EXエクストラクリア報酬としてユニークスキル
『銀の鍵』を取得しましたー
EXエクストラ職業に魔導神が追加されましたー
ー魔術の神髄を取得しましたー
ー魔術の神髄の取得により魔術系スキルは統合されますー
ー《錬金神アルケミカルゴッド》を取得しましたー
ー《魔術神の驚愕》を取得しましたー
ー《魔術神との契約》を取得しましたー
ー《魔導王》が《魔神》にランクアップしましたー
ー《虐殺者ジェノサイダー》が《死神ザ・デス(偽)》にランクアップしましたー
〖プレイヤーの皆様にお知らせします
ワールドクエスト
『混沌の第二試練 門にして鍵ヨグ=ソトース
がクリアされました〗

や っ た ぜ


初の神との本契約です

3章は次回でオワオワリ

掲示板回挟んで4章突入です

ぱるぱるぅ!

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