死殺少女

TOKA

1章『君を連れ去るけどいいかい?』3

レイ「じゃあとりあえずトレーニングルームに行こう。」

キラは首を傾げ
キラ「トレーニングルーム?」
といった。

この部屋にはとてもそんなスペースがあるとは思えなかった。

レイ「こっちだ。」

レイについて行くと階段があった。階段を降りるとそこは地下通路になっていた。
筒状のトンネルのようなものだった。

レイ「ここで殺し屋になるための特訓をする。12歳から入学できる暗殺者養成学校に行くための準備だ。」
と言った。

キラ「ここにも学校があるの?」
と尋ねた。

レイ「ああ。12歳から15歳までの3年間の育成だ。まぁキラの世界でいうところの中学校みたいなものだな。」
と言った。

この殺し屋の世界ではいくつかの暗殺者養成学校がある。
そこでの3年間をすごし、最後の卒業試験で優秀な成績を出したものだけ殺し屋になれるというものだ。

噂だが50年に1回卒業試験で生徒同士の殺し合いがある。

キラ「じゃあここで強くなって殺し屋になる。」
といった。

レイは
レイ「俺の指導は厳しいから覚悟しとけよ。」
と少し企んだような笑顔を見せた。






────それから2年後────






キラはすっかり身長も伸び、大人っぽくなっていた。あと1ヶ月で暗殺者養成学校に入学になろうとしていた。

今日のトレーニングを初めて7時間が経過していた。
レイはキラを見て言った。
レイ「お前も随分成長したな」

キラは一旦手を止めレイの方に向くと
キラ「そうかしら。レイは相変わらず10代とは思えない老け顔ね」
といった。

レイ「成長したのは背だけじゃなく憎まれ口も成長したな」
と少し口の口角をあげて言った。

キラが練習を再開しようと思ったその時

ドゴオオオオオオン

上のバーでものすごい音がした。
レイ「上からだ。何かあったのか。行くぞキラ。」

キラ「うん。」

キラは練習を再開しようとしてた手をとめ、レイについて行った。

バーにつくと、白い煙幕が上がっており、店の屋根が突き破られ、椅子や机がほとんど壊れていたり倒れていたりしていた。
アロナさんは驚いた表情でカウンターの後ろに隠れていた。

白い煙幕が消えたと思うと、人の影が見えた。
じっと目を凝らしてみると、そこにはキラと同い年くらいの男の子がいた。

?「あててて…」
煙幕がはれ、ようやくしっかりと見えた。

歳はキラと同じくらいで金髪でもみ上げあたりで結んでいる。顔は整っていた。

と言うより、まずなぜ空から降ってきたのかがなぞだった。


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