☆うさねこ☆

ずんだもち

22.想いよ届け③

「凛ちゃん、お願い、もうやめて!」
「ダメだよ、おばさまを守るんだもん!」
「俺たちは黒蓮も助けたいんだ!」
「嘘つき!おばさまを殺そうとしてるくせに!」
「あのままじゃ化け物になっちまうんだぞ!」
「そんなことない!おばさまは風邪が長引いてるだけだもん!」
「あれは風邪じゃねぇんだ!」
「うるさいうるさいうるさーい!」
「くっそぉ、、話にならねぇ、、」
(凛ちゃんに本当のこと、伝えられないかな、、。)
ぎゅっ、、ブレスレットを握る。

「さぁ、屋上の2人追いかけなきゃだから、早くやられちゃってね!クススッ」
すっと手を前に出す
『ポルドナルガ』
『しゃぁぁぁー!!!』
毒液で出来た蛇を出す

『シルドレイス』
『しゃぁぁぁー!』
じゅぅぅぅ、、、

「盾を溶かしやがっただと!?うわぁっ!?」
どごっ、じゅぅぅぅ、、

「凍弥!」
「うぅー、、体が、怠く、、」
「クススッ当たった当たった!あとミサキだけだよー!」
ずぃっ
「うぅ、、逃げろミサキ、、」
「ううん、私だって戦うよ!」

ドゴォォォン、、
ゴロゴロ、、、
屋上から音がし始める。

「魔法使い始めたんだわ。」
「やべぇぞ、本当に化け物なっちまったら、、。」
「クススッ来ないならこっちから行くよ!『ポルドナルガ』」
『しゃぁぁぁー!』

「わっわわっ、、」
(盾は溶けちゃうし、攻撃したら痛いよね、、ど、どうしよ、、、)
「無理するな、、逃げろ!」
「ううん、凛ちゃんに、ちゃんと伝えたいもん!」
ぽぅっ、、カッ!
氷凛を不思議な光が包む。
「なっなにこの光!出られないー!」
『しゃぁぁぁー!』
キィィィンッ
ミサキの雫石がバリアで守り、護りの力が消える。
「ふぅ、雫石が発動したか、、よかった、、うぅー、、」
「凍弥、大丈夫?」
「毒をくらっちまったぁ、、うぅ、、」
ミサキは凍弥を手に乗せる。
「熱いよ!?すごい熱!」
「ふぅ、、ふぅ、、、」


「うぅ、、眠く、、、すぅ、、。」
ぱたっ
光に包まれていた氷凛は眠ってしまった。
「えっ!?凛ちゃん!」
「うぅ、、ん、、おば、、、さま、、」
夢を見ているのかうなされている。

「どうしよ、、。」
(お願い、、、助けたい、、お願い、、、)
ぽぅっ、、ミサキの雫石の光が凍弥を包む。
「うっ、、ん?おぉ!?体が楽になったぞ!」
「凍弥!よかったー!」
ぎゅーっ、、
「うぉぉぉー力入れすぎだー!」
「あっ、ごめんね。」
ぱっと離す。
「ふぅ、、ん?」
すぅっとミサキの雫石から青色の癒しの力が消える。
「なるほど、これが雫石の力なのか。」

「うっ、、うぅーん、、、いやぁぁぁぁー!!!」
がばっと氷凛が跳ね起きる。

「はぁ、、、はぁ、、、。」
「凛ちゃん!大丈夫、、?」

「、、、嘘だよね、おばさま、、」
だだっ
ぽつりと独り言を言うと、氷凛は走って屋上に向かった。

「凛ちゃん?」
「俺たちも行こうぜ!」
後を追いかける。

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