☆うさねこ☆

ずんだもち

22.想いよ届け


ついに7日目の朝がやってきた。

「じゃー学校行ってきます。」
「おう、ストラップは持ってるな?」
「もちろん!」
「いつ何が起こるか分からねぇから気をつけていけよ?」
「うんっ行ってきまーす!」
ガチャッ、、、パタンッ

こんこんっ
部屋の窓を炎牙が叩く。
「おう、来たか。」
「当たり前だろ、お前ばかりいい格好させてたまるかっ。」
「おはようございます。」
「お、おっす。」

「あとはアイテムをもらって戦いに備えるだけだな。」
「やっぱり白藍ちゃんはまだ体調が良くないんですか?」
「あいつ薬入りミルクも、普通のミルクも嫌がってあまり飲まねぇんだ、治りが遅いのは仕方ねぇよ。それに海霧先生も反対してるし、俺も巻き込みたくねぇから丁度良かったぜ。」
「それにアイテムもらえば属性も5つになるし、いざとなったら封印して逃げることも出来るさ。」
「おい、そろそろ保健室に受け取りに行く時間だぞ。」
「よし、行くぜ!」
コンコン魔電話から保健室に移動する。

「待ってたんだも。」
「おーっす!」

「時間だから来たぜー。」
「ちゃんとできてるんだも。」
青、赤、茶の三色の雫型の透き通った石。
「これは?」
「僕らの魔法の力を集めたパワーストーン(雫石) だも。」
「癒し、攻撃、護りのパワーがこめられとるぞ!」
「おぉーすげー!」
「それぞれの水晶に入れとけよ!」
「「「はーーーい!」」」

「そういえば海霧先生はどちらに?」
「だも、、凍弥がミサキさんとこ帰ってから白藍が脱走しようとしてるんだも。」
「飯も殆ど食わんのに元気なやつだ!はっはっはっ!」

「なるほど見張っているわけか。」
「海霧とやりあってるからか、魔法も使い出して、てんやわんやなんだも。」
「は、ははっ、、。」苦笑

「みぃー!みっ!やだー!にぃのとこいくー!」
「こらー!まちなさーい!」
どん!ばごんっ!がしゃーん!

「始まっただも、、。」
「手伝うぞー!」
土竜先生と闘炎先生が奥に向かう。

「俺たちはこっそり戻った方が良さそうだな。」

「みぃー!『クリアフルド』」
白い霧で部屋を満たす。
「きゃっ!もうー!」
「大丈夫かだもー?」
「そこね!」
ぐいっ!
「痛い!痛いぞー耳を掴んでるぞ!」
「もー!なんで来るのよ闘炎!」
ぎゃいぎゃいドタバタドタバタ

「みっ!いまでしゅ。『スモウルド』」
ぽふんったたたたたっ
小さくなると奥の部屋から逃げる。

「よし、ミサキのいる学校まで急ぐぞ。」
順番にコンコン魔電話へ入ってく。
(みぃっ雷夢おねぇちゃんだ。)
こそこそっ
白藍は雷夢の耳の裏に隠れる。

3人はそのまま学校へ向かう。

チリリーンチリリーン
「お?ストラップが鳴ってる。おうっどうしたんだ?」

『あっ凍弥!大変なの!みんな急に眠っちゃって起きないの!凛ちゃんも休み時間に教室出てから戻ってこないしどうしよう。』
「何!?今丁度向かってる!すぐ行くからな!」

『『うん、お願いね。あれ?凛ちゃんその頭の上の妖精は?『スリプトミン!』きゃっ!』ガッ!ザザップツッ』

「おい!ミサキ!ちっ、ストラップぶつけて通話が切れちまったみたいだな。急ぐぞ!」
「おう!」
「わっわたたたっ!はいです!」

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