☆うさねこ☆

ずんだもち

18.過去と真相④

白藍を寝かしつけると、海霧先生がゆっくり話し始める。

「まだ私と黒蓮がここの生徒だった頃。
同じように人間界に行く実習があったのだけれど、今とは条件が変わっていてね、始めから人間とパートナーになって、協力して助け合いながら成長していくものだったの。

人間は妖精のことを秘密にするかわりに、妖精は願い事を1つ叶える約束をして。

黒蓮はある学者さんのパートナーだったみたいなんだけど、あまりいい人では無かったみたい。研究の為と魔法を利用したり、虐待したりしていたみたい。
心が傷つけば水晶は曇るし、悪いことをすれば黒く汚れてしまい、魔法も上手く使えなくなってしまう。もちろん体調も悪くなって来るわ。

けれど黒蓮は、それでもパートナーの為に信じて、無理まで魔法を使い続けた。
でも、パートナーの方はついに約束も破ってしまった。学会の発表に妖精のことをやったの。黒蓮は裏切られ傷つき、闇落ちしてしまったの。結果、街ひとつ哀しみの闇に変えてしまった。」

「街ひとつ、、。」
「あの時は、闘炎、土竜、聖蓮、雷矢、私と、それぞれのパートナーが戦ってなんとか自分の水晶に閉じ込めて、祠に封印したわ。聖蓮、雷矢は精霊樹の元に還ってしまったけれど。」



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